一つ言い忘れたので付け加えます。

"Junya Suzuki"氏はある箇所で、自由闊達な議論がなされるように議事進
行をするのが議長のあるべき姿勢だと仰いますが、其れ以前のことがあり
ます。まず、衆議院に於ける議事であろうとなかろうと、「議事」の一般原則
は其れ以前に必要な事だという事です。

この考えからすれば、「実質的平等性」を忘れてはいけないでしょう。一つだ
け言及すれば、議論は「考え」あるいは「考え方」をぶっつけあう場でありま
すから、それが確保されるようにと、一部の勢力を制止し、言葉でしかも、議
事進行中に、「慎重に」と要求することだって大いにあって良いのです。これ
は中立性以前の問題です。

中立性は「意見のカタログ」をもれなく呈示させる点にあるのであって、それ
を呈示できないような中立性はここでは不要なのです。この不要な中立性な
らば、中立性を損ねてでも他方を制止して構わない。もちろん、評決とは別
個に考えなければなりません。

以上は今回の高野洋平氏の問題とは別個に一般的な事として申し上げたま
でであります。"Junya Suzuki"氏の誤解を解く一助にでもなればと思った次
第であります。

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Golden Cross


"Golden Cross" <pumpkin-soup@coral.ocn.ne.jp> wrote in message
news:cgbtdt$38d$1@news-est.ocn.ad.jp...
>
> "青龍" <shou77@hotmail.com> wrote in message
> news:cgbpdi$au5$1@news511.nifty.com...
> > 　青龍です。
> >
> > "Junya Suzuki" <PP6J-SZK@asahi-net.or.jp> wrote in message
> news:4128a1c5$0$19845$44c9b20d@news2.asahi-net.or.jp...
>
> 青龍殿、貴方のご意見は尤もです。"Junya Suzuki"氏は何か誤解をされてい
> るのです。裁判官が裁判で裁判官的良心でもって判決する場合と、個人に立
> ち返り個人としての良心から行った言動とが異なった場合であっても何ら問題
> はありません。
>
> 分かりやすく言えば、裁判官は裁判官という立場と、個人という二つの立場を
> 持つわけです。その使う場面を間違わなければ話に祖語が生じても何ら問題
> ではない。却ってそれこそが裁判官的良心の強さを示すものなのです。
>
> 同様に、衆議院議長が議会で取る言動と議会外で放つ言動が異なったとして
> も、それは、却って議長としての職務に忠実である事を意味する。
>
> 以上。
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> Golden Cross
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