Re: 部分と一般化 (Re: 自己棚上げの批判
! "<408ba698$1$19842$44c9b20d@news2.asahi-net.or.jp>" という記事で
! Sun, 25 Apr 2004 20:53:00 +0900 頃に wacky さん は言ったとさ:
> 1.A氏は煙草をポイ捨てする
> 2.B氏は空き缶をポイ捨てする
> 3.B氏は1についてA氏を批判する
> KGK == Keiji KOSAKAさんの<c6dh01$fqq$1@film.rlss.okayama-u.ac.jp>から
>>>> という定義からは、
>>>> ・1と2は対等
>>>> ・2と3は対等
>>>> ・1と3は対等でない
>>>> ということになりそうですが、そういう意味?
>>
>>> 「1と3は対等ではない」はOK。「1と2は対等」は間違いとも言えないと
>>> いった程度かな。「同じポイ捨て」という観点からは同レベルですから「悪さ
>>> の程度として対等」ぐらいは言えるでしょう。が、「2と3は対等」となると
>>> もう根拠が不明ですね。「関係ないじゃん」です。
>>
>> 「対等かどうか」の基準として依存性しか示されてないので、そこから推論し
>> ただけの話ですが。
> #関係性の無い所に如何にして依存性を認めることができるのか、非常に疑問
> #です。
関係性が無いから依存性が無いとしたわけですが、どこが疑問なんでしょう?
>> まあ、wacky氏の主張としては、
>>
>> ・2と3は関係ない
>>
>> ってわけね。
> だ〜か〜ら〜、
> 2を状況として考慮すれば即ち「それは自己棚上げな状況における批判であ
> る」わけです。つまり、
> ・2を関係ないものとすれば即ち小行為たる批判への評価
> ・2を関係あるものとすれば即ち大行為たる批判への評価
> というわけですね。
その二つの差は、
・味噌汁の中に入ってることを考慮しない豆腐の評価
・味噌汁の中に入ってることを考慮した豆腐の評価
の差と何か違うんですか?
>>>> じゃあ、
>>>> A: 大豆
>>>> B: 石ころ
>>>> C: 豆腐
>>>> でどう?
>>
>>> ああ、なるほど。^_^;
>>> 「大豆に石ころが混じっいたので石ころ入り豆腐が出来ちゃった」って話なら
>>
>> いいえ。
>> 「大豆で作った豆腐を石ころの入った味噌汁に入れた」という状況。
> #ここでは味噌汁なんて出てきていませんけど?
もちろん、もともとの比喩の延長ですから、もともとの比喩にでてきた味噌汁
のことです。
> #それは何の喩なんでしょう?wacky言うところの大行為への喩となるのでは?
その「大行為」って概念が分からないので、何とも言えません。
まあ、味噌汁ってのは全体の状況を表わしてるわけで、単一の行為を表わして
るわけじゃないですが。
>> ・AとBは対等
>> ・BとCは関係ない
>> ・AとCは対等でない
>> と、完全に対応が取れてます。
> つまり、それは小行為としての「批判」への評価でしかないってことです。
その「小行為」って概念もよく分からないので、何とも言えません。
> 第一、関係ないものは関係ないんだから、それは「大豆で作った豆腐」の評価
> でしかないよね。それとも「あらゆる無関係なものを考慮している」とでも言
> う?言えないでしょ。
もちろん、味噌汁の中に放り込んだ時点で、そのそれぞれが味噌汁と相互作用
を起こすわけです。
その影響を考慮して評価するのはできるよね?
> で述べているように、大行為として評価するのであれば2(B)と3(C)が切り離
> せてはいけないわけです。
その切り離すとか切り離せないとかいった概念もよく分かりません。
> =====
>> 「自分がポイ捨てをしたという*状況*における批判」は小行為なんですか?
> 大だの小だのは相対的なものに過ぎないのでその質問には意味はありません。
相対的なものであっても、このケースで大行為ってのは、おそらく一つしかで
てきてないので、どちらになるかは決まるんじゃないですか?
> 評価の対象とするべき行為こそが(大)行為であり、
ということは、
> だから、何度も何度も繰り返し繰り返し言っているように「大行為を評価しま
> しょう」です。
ってのは、「評価の対象とするべき行為を評価しましょう」と言ってるだけの
ことですか?
でも、wacky氏は「評価の対象とするべき行為」というのをかなり固定的に捉
えてますね。
例えば、「批判」という行為は「評価の対象とするべき行為」から外してるよ
うです。
> それを構成する要素として
> 小行為(の結果としての状況)があるわけです。
この部分の解釈をするのに、
α) 大行為を構成する要素に小行為がある。
β) 大行為の行なわれた状況を構成する要素に小行為の結果としての状況がある。
というのを使うと、「α+β」と「βのみ」の二種類があるわけですが、どっ
ちでしょう?
# もちろん、状況は行為を構成しない。状況は行為の一部ではなく、外部から
# 行為の足場になるものである。
αは、今までwacky氏が言ってた「大行為/小行為」の関係に合致するわけで、
「行為/手段」の関係と同じです。
βは、今回wacky氏が持ち出した「大行為/小行為」の関係で、「行為/状況」
の関係に似ています。
この二つは行為の評価に当たって、非常に違うものです。
αの場合は、小行為は大行為の一部ですが、βの場合は、小行為は大行為の外
部にあって、大行為に影響を与え得るものになっています。
>> いいえ。
>> 「殺人と正当防衛の違い」というのは「状況が行為の評価に与えた影響の違い」
>> であって、状況を「行為の評価」の対象にしたわけではありません。
> だから、自分で「状況は行為の評価に影響を与える」って言ってんじゃんか。
状況の与えた影響を評価することと、状況自体を評価することは、全然違うこ
とです。
>> 状況と行為は違うってのはwacky氏も分かってるんだから、状況の評価と行為
>> の評価が違うってのも分かるよね。
> 当たり前だ。で、状況が「行為の評価」において考慮される対象の一つである
> ことは間違いないでしょ。影響を与えているんだから。一体全体何を問題にし
> ようとしているんですか?
行為を評価するときに状況を評価の対象に含めることは、例えば、短距離走の
選手を評価するときに地面の状態を評価の対象に含めるのと同じことです。
地面の状態が悪ければ、その選手は遅い選手だと評価されるべきですか?
普通は、地面の状態が選手の走りに与える影響を考慮して評価します。
「この状態でこのタイムなら、速い選手だと評価できる」というふうに。
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KGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGK
KG KGK (life name: Keiji KOSAKA), Dept. of Phys., Okayama Univ. K
KG kgk@film.rlss.okayama-u.ac.jp http://film.rlss.okayama-u.ac.jp/~kgk/ K
KGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGK
Fnews-brouse 1.9(20180406) -- by Mizuno, MWE <mwe@ccsf.jp>
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