高津@ドーガです。

岡山県の出身で、「こんど」/「つぎ」や「先発」/「次発」を初めて見たのは
ほぼ同時期(大学受験で東京・大阪に出た時)でしたけど、先発/次発はすぐに
わかったものの、こんど/つぎは理解できませんでした。


記事 <bh78p8$i31$1@ns.src.ricoh.co.jp> で
        Junn Ohtaさんは書きました

> うーん、これは私の感覚とは違うなあ。埼玉や東京の友
> だち(もちろん子供)はみんな私と同じ感覚で「こんど」
> を使っていたような気がします。だとするとやっぱりこ
> れは関東と関西の違い?

岡山県南部の私の育った周りでは、池田さんと同じような感じです。

ちょっと自分の感覚を分析してみましたが、

・つぎ
 確定しているシーケンスの中での順方向に一つ隣のものを指す

・こんど
 発生が確定的でないイベント(群)の中で、現在にもっとも近い未来に
あるものを指す

という感覚です。まさに、戸田さんが <bh1uks$cr7$1@bluegill.lbm.go.jp> で
書かれた

> 「こんどの電車」=いつか不明だが、そのうち来る電車
> 「つぎの電車」 =この次に来ると明確に決まった電車

という感じです。

で、遊園地の例だと、当日で何かに乗った直後は、「乗る」という行動
自体は確定しているので、「今度は何に乗ろう」「次は何に乗ろう」の
どちらも同じ意味になりますが

遊園地から帰るときの場合は、「今度また来よう」の場合、いつ来ることに
なるかは全然不確定だが、いつかまた来たい、という意志表示で、

「次また来よう」だと、「近くにまで来る機会」ぐらいまではあることが既に
確定していて、その上で、「近くに来た時にはまた遊園地に来る」という意思を
表しているかのように受け取れます。


PROJECT TEAM DoGA 高津正道                            taka2@doga.jp
                                                   TBD00456@nifty.ne.jp
                     PROJECT TEAM DoGAのホームページ → http://doga.jp/
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