新城@筑波大学情報です。

In article <bi7gjm$2eeu@utogw.gssm.otsuka.tsukuba.ac.jp>
        kuno@gssm.otsuka.tsukuba.ac.jp writes:
>   たとえば新城案で議案Aを投票して確定した結果議案{A, B, C}が成立
> したものとします。

新城版では、1つの議案では、A, B, C しかなくて、1つの投票で
は、1つしか決まらないので、その点が違います。

>   たとえば新城案で議案Aを投票して確定した結果議案{A, B, C}が成立
> したものとします。
>   対応して私の案では{A, B, C}を議案群と宣告してそれに対してCFXし
> た結果成立すれば議案{A, B, C}が成立します。
>   その場合起こること(効果)は同じですよね。

この効果を得るなら、新城版では、次のようにします。

A: Bに依存、Cに依存
B: Cに依存、Aに依存
C: Aに依存、Bに依存

ループができればそれでもいいんですけど、まあ、1行みただけで
分かるようにぐじゃぐじゃ書いてみました。

A, B, C とかすると、なんか気分が出ませんので、具体例で言って
みましょう。

A: fj.sys.sun の削除
B: fj.os.solaris の作成
C: fj.os.sunos の作成

こういう改名を一発でやりたいという話です。たぶん、こういう話
なら、結果が同じということは言えます。これだけなら、特に問題
にはなりません。

こういう時に、久野版で問題になるのは、これに関連して、次のよ
うな案が出てきた時です。

E: fj.os.solaris.intel の作成
F: fj.os.solaris.sparc の作成

新城版だと、同時審議可能です。B に依存することにして。
CFD は、同一です。

久野版だと、CFX の単位をどうするかでもめます。

(1) {A, B, C, D, E}             # 全部まとめちゃえ
(2) {A, B, C} {D, E}            # 提案の順序で
(3) {A, B, C} {D} {E}           # 提案の順序で
(4) {A, B} {B, D, E}            # 意味的
(5) {A, B, C} {B, D, E}         # (B が 2回!)
(6) {A, B, C} {B, D} {B, E}     # (B が 3回!)
(7) {A} {B} {C} {D} {E} {D}     # 全部ばらばら
(8) ...

新城版の雰囲気に一番近いのは、(6) かなあ。久野版だと(6) の 
{A, B, C}が不成立で {B, D}が成立することもあるんですかね。完
全に同じ表現はできないんですよね。きっと。どっちが表現能力が
広いということはないんでしょうけれど。

いい組合わせを示してくださいませんか。
この組み合わせを決めるのは、管理人ですよね。

こういう組み合わせで悩むのは、久野版の時です。新城版だと悩む
ことはありません。投票して、yes の多い順にたんたんと成立させ
ていくだけです。

さて、ここで問題です。また議案が増えました。

H: fj.os.solaris.solaris9 の作成
I: fj.sys.sun.solaris9 の作成

新城版だと、簡単に扱えます。久野版ではどうなりますか。

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