In article <c7hnb2$1h8$1@news-est.ocn.ad.jp>, Sin'ya wrote:
>  ただし、以下(2)の「人質事件の被害者」を「人質事件の被害者の家族」で
>置きかえた文(語句の並び)は、にしざわさんの文章と矛盾しないとは思います。
>
>頼光>  (1) 「自己責任論」や「自己負担論」は何故起きたのか
>頼光>  (2) 人質事件の被害者は非難されて然る
>
>  前記、(1)の要約は私の意図と違います。「起きたのか」を「多数起きたの
>か」にすれば、ほぼ私の意図どおりです。(無言電話などは、マスコミに露出
>すれば他の場合でも起きうるので、省略しても良いでしょう。)

 この部分については、合意です。そのように改めましょう。
 では改めて、以下の2つの論点が混在しているということで合意
できるでしょうか。

(1') 「自己責任論」や「自己負担論」は何故多数起きたのか
(2') 人質事件の被害者の家族は非難されて然る

 その上で、本来の疑問である「兼松氏の認識における論点」を明
示して欲しいと思います。文脈から推定すると、(1') であるという
結論が蓋然性の高いものですが、これで正しいでしょうか。

>頼光>  そして、そもそも (2) を真とする立場からすれば (1) は自明な
>頼光> のだから問としてほぼ存在し得ないので、議論が成立しません。
>
>  「(2) を真とする立場からすれば (1) は自明」だと、私は考えておりませ
>ん。その理由はすでに述べました。どこかは御推測におまかせします。

 <c7ep6k$n1g$1@news-est.ocn.ad.jp> のことですか?
 確認を求めます。

 ともあれ、ここでの (1),(2) が訂正前の (1),(2) であるという前
提で、自明ではないと考えているのなら、理由がどうあれそれは誤り
であるか、私の記述に対する誤解があります。
 「自己責任論」や「自己負担論」は、ここでは「非難されて然る」
ことの理由なのです。従って、(2) が真であれば (1) は自動的に表
明されてきます。

# (1) に「多数」が入って (1') になると、話は別ですが。

> #   ところで、あなたと議論する気はあまりありません。まったくお相手する
> # つもりはない、とまでは言いませんが。
> #   「ということにしたいのですね。」のような表現をよく用いることに代表
> # されるあなたのスタイルを私は嫌悪しています。しかも、あなたの意見に何
> # か得る物を感じたことがありません。
> #   よって、あなたと対話(議論)しても、単に不愉快になるだけで、時間の無
> # 駄だと私は思っています。
> #   Mr. Right氏やスパマーなどを別とすれば、前述ほどの嫌悪感を持つのは、
> # あなたひとりだけです。今のところは。

 何を思うのも何を感じるのも、もちろん自由です。

 もっとも、この種の感想文をこの場に投げることで何を達成したいの
かは、理解不能ですが。

>#   「議論が成立しません。」と思われるなら、まあ良いんじゃないでしょう
># か。私の記事にfollowが付かなければ、そこで議論(対話)が終了するだけの
># ことです。

 「成立しません」というのは、思う思わないのレベルの話ではありま
せん。論点が論者間で一致していなければ、行われているフォローの応
酬は対話ではあっても議論ではないという、単なる事実の指摘です。
 兼松氏は議論と対話を区別していないようですが、両者は包含関係に
ある別物です(無論対話の方が広い)。

 この事実を踏まえれば、「まあ良い」にとうてい合意はできません。

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頼光 mailto:raikou.j@jcom.home.ne.jp