In article <c7heni$snh$1@news-est.ocn.ad.jp>, Sin'ya wrote:
>Suzuki> 事件の初期段階において家族が「本人より政府が悪い」と言っていた
>Suzuki> んですけど。それは違うでしょう?とい批判が集まるのは当然でしょ
>Suzuki> う。
>
>  それは、当然でしょうね。
>  ただ、その家族の発言が原因で、いわゆる「自己責任論」や「自己負担論」
>が増えたのだとすれば、それは、筋が通らないと私は思いますので、以下のよ
>うに述べました。

 <c7ep6k$n1g$1@news-est.ocn.ad.jp> 以後の論点は、兼松氏の認
識においてはどういうものでしょう?
 私が <c7ep6k$n1g$1@news-est.ocn.ad.jp> 以後を追った結果で
は、少なくとも表面的には、以下の二つが混在しています。上記引
用部の兼松氏によるパラグラフは (1) ですが、NISHIZAWA氏はその
ほとんどの文章で(2) の説明をしています。

 (1) 「自己責任論」や「自己負担論」は何故起きたのか
 (2) 人質事件の被害者は非難されて然る

 そして、そもそも (2) を真とする立場からすれば (1) は自明な
のだから問としてほぼ存在し得ないので、議論が成立しません。例
えば以下のような扱いを受けるだけでしょう。

In article <409bb2e4$0$19849$44c9b20d@news2.asahi-net.or.jp>, Junya Suzuki wrote:
>批判が集まるのは当然でしょう。

 議論成立のため、兼松氏の認識における論点を明示して欲しいと
思います。

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頼光 mailto:raikou.j@jcom.home.ne.jp