Re: 変更可能な過去 (Re:健常者が使用するような設計になっていないエレベーター
"hidesan" <h@itfrontier.com> wrote in message
news:3f1eaad3.1001%h@itfrontier.com...
> しかし、駅のエレベータ設置も名目的なものとしか思えませんな、
> トイレは入り口に階段があるところをよく見かけますし、、
> スロープ作っても、急だし、、
> 決して障害者に優しい設計になっているとは言い難いですな、、
「バリアフリー」ってのは予算獲得のためには便利な
言葉ですから、目的を外れて一人歩きしている例は
少なくないですね。
# 建築業者と族議員の利益にしかなってなかったり・・
ところで。
某有名障害者が吐いた「路線バスの車椅子マークって
「障害者、乗れるもんなら、乗ってみろ」マークだ」って
のは結構有名ですが、実際、低床バスと言っても、
それだけで障害者が何の障害も無く乗れるわけでは
ありません。健常者の助けや理解が必要なんですね。
ほんのちょっとした手助けや理解で、障害者と健常者
がともに便利に利用する事ができるわけです。
ところが、そこで障害者と健常者の間に垣根を作って
しまうような意識が、障害者がバスに乗る障害になって
いるわけです。
で、その垣根の根源には(わ)のような障害者と健常者
の間に線を引いて「障害者に配慮した領域に健常者は
入るべきではない」「健常者に手助けしてもらうのは
障害者にとって苦痛だ」とかいう、捻じ曲がった対障害者
意識だと思います。
健常者のほんのちょっとした配慮や手助けで障害者の
感じる段差を低くすることが出来ます。
喫煙者のほんのちょっとした配慮や我慢で嫌煙者の
感じる迷惑を少なくすることが出来ます。
そこの配慮の部分から目を背けて、そこに垣根を
設けることでは、問題は解決しないでしょう。
> 無いよりましってくらい物なのでしょうか? >識者の方々
逆に、あることによって、障害者に対する健常者の意識が
遠くなってしまうことで、健常者のちょっとした手助けで
乗り越えられるものが、乗り越えられなくなってしまっている
現実があります。
バリアフリー設備って、むしろ障害者に対する社会の心の
段差を高くしてしまうようなところがあると思います。
その一例が(わ)に見られる「健常者はエレベーターを
使うな」「障害者が健常者に手助けしてもらうのは苦痛だ」
といった誤謬の流布あたりにも見られるものだと思います。
Fnews-brouse 1.9(20180406) -- by Mizuno, MWE <mwe@ccsf.jp>
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