野村です。

kono@ie.u-ryukyu.ac.jp (Shinji KONO) writes:

> 河野真治 @ 琉球大学情報工学です。
> 
> In article <5f65kqgeqr.fsf@maya.phys.kyushu-u.ac.jp>, Kiyohide Nomura <knomura@maya.phys.kyushu-u.ac.jp> writes
> > 「猿がタイプライターを打って、偶然シェークスピアの作品を仕上げる確率」
> > めいたものになりませんか?
> 
> ううーん... でも、実は今の理論物理もそんなものなのかも...
> 
> 砂川先生の理論電磁気学のカッコ良さってすごいんだけど... なん
> か違うかも... ってそういう感じ? 

河野さんの「感じ」を具体的に述べて欲しいですけど、

私なりに解釈すると
「
研究途上では、ad hoc な仮説や研究結果の積み上げに頼ることも多い。
しかし、1,2世代程度経つとバラバラな ad hoc な仮説や研究結果を整理して
体系化しようとする動きが現れる。
その時点では、ある分野の研究としては煮詰まっているのだが、体系化するこ
とで見通しが良くなり、次の飛躍への準備なり、他の研究分野への応用が容易
になる。
」
ということでしょうか?

-- 
===============================================
Kiyohide NOMURA
Department of Physics,
Kyushu University,
812-8581 Fukuoka
JAPAN

e-mail:knomura@stat.phys.kyushu-u.ac.jp
http://maya.phys.kyushu-u.ac.jp/
TEL,FAX:+81-92-642-2566
================================================