"yam" <h_yam@h8.dion.ne.jp> writes:

> "Shinji KONO" <kono@ie.u-ryukyu.ac.jp> wrote in message
> news:3988743news.pl@insigna.ie.u-ryukyu.ac.jp...
> > >  他にない設備があれば、どんな田舎のヘボ大学にでも行きますよね。
> >
> > へぼでは設備は整わないです。
> 
>  そういう意味では、彼は研究者というより政治家だった
>  わけですね。

公共の費用を使い期待以上の成果をあげた政治家って、それだけで有能でしょう。
# 赤字のみならず利用客の閑散とした地方空港、高速道路の建設を推進する政
# 治家とは比較になりません。

現在のスーパカミオカンデは約100億円の設備費ですが、ノーベル賞の対象と
なったカミオカンデは5億円の設備費です。カミオカンデで(好運にも)超新星
爆発のニュートリノ検出したのは小柴先生の定年直前で、スーパカミオカンデ
は弟子の戸塚先生の尽力によります。
5億円以上の研究費をもらっている研究グループは日本でもかなりあるでしょ
うが、ノーベル賞クラスの仕事はなかなか出来ていません。

小柴先生は物理の見通しもさることながら、業者と交渉して値切りに値切った
そうです。

http://www.um.u-tokyo.ac.jp/museum/ouroboros/07_04/kamiokande.html

== 一部引用 ==

小柴先生はざっくばらんな方なので、初めてお目にかかったときは、本当に大
学の先生なのかと思いました。お弟子さんから見れば怖い存在だったかもしれ
ないけれど、私たちの前では常に気さくで、リラックスしていました。神岡鉱
山でも、作業員や地主の息子と仲良くなって、家にふらっと行って上がり込ん
で、ご飯を食べていたときもありました。

 けれど、お金には非常にシビアでしたね。カミオカンデの工事費の見積もり
は、2.2億円でした。須田先生は「全予算が5億円で、光電子増倍管(注:陽子
崩壊のときに出すチェレンコフ光を検出するセンサー)に3億円かかるから、2
億でお願いします。でも、お金の問題ではない。一秒でも早く作ってください」
とおっしゃっていたのです。でも、小柴先生ご本人が、値切る、値切る。結局、
1.4億円になりました。もっとも、1個30万円見当だった光電子増倍管を13 万
円に値切った、という話を聞いて、「あちらも大変だったな。お互いさまだっ
たのだな」と思いました。小柴先生にかかっては、かないませんよ。

== 一部引用 ==

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Kiyohide NOMURA
Department of Physics,
Kyushu University,
812-8581 Fukuoka
JAPAN

e-mail:knomura@stat.phys.kyushu-u.ac.jp
http://maya.phys.kyushu-u.ac.jp/
TEL,FAX:+81-92-642-2566
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