なるみです。

Yasushi Shinjo さんは書きました:
> 新城@筑波大学情報です。こんにちは。
> 
> In article <46d2f22c$0$98907$bb4e3ad8@newscene.com>
>    "NARUMI, Hidetoshi" <berry@ff.iij4u.or.jp> writes:
>>> 「肉体」が「コピーマシン」として解釈して、コピーマシンが壊れ
>>> ても、コピーされる情報の方は永遠と考えるのが普通かと思います。
>> 情報のほうに比重を置くという視点ですね。なるほど。
>> 「鶏よりも卵が先」というところからでしょうか。
> 
> そうですね。卵も鶏も遺伝子からすると、どちらもコピーマシンの
> 仕組みの一部なので、後先は気にしてないのでは。実際、卵とか鶏
> を使うコピーマシンの仕組み以外に、「単に分裂する」という方法
> もありますし。ウイルスだと、コピーマシンを他の生物のものに借
> りてくるし。

状況に応じて姿、形を変えていますね。卵、幼虫、さなぎ、成虫とか。
(^_^; その正体は変わっていないはずですが。)


>> ナウマン象は一万年位前に絶滅しましたが、象の祖先から見ればアフリカ象やイ
>> ンド象という子孫が生きているので、象の祖先はアフリカ象やインド象の一部と
>> して生きているという解釈もできるのではないかと…。
> 
> 像一般としてはそうですね。ただ、ナウマン象独自の遺伝子もあっ
> たのでしょうが、それは失われました。遺伝子なくなっても、骨が
> 残って、人間によって存在が確認されて姿が再現されたので、DNA 
> から別の形に変換されたという解釈もあるかな。

どんぐりの木は毎年たくさんのどんぐりを実らせますが、再びたくさんのどんぐ
りを実らせるような木になるどんぐりの実は1個とか2個とかそのくらいではな
いでしょうか。(芽を出すことなく土に返るものがほとんどでまれに芽を出して
もやがて枯れてしまう。)
毎年たくさんのどんぐりを実らせることでたくさんのバリエーションを用意して
おき予測不能な未来に備えているように思われます。

マンモスやナウマン象は芽を出したたものの枯れてしまったどんぐりのようにも
思えます。

>>> 古墳作るというミームは、絶滅したんでしょうね。
>> 古墳を作るミームは絶滅したのかもしれませんが、古墳を作るというミームは絶
>> 滅前に別のミーム(サブミーム?)を派生ていたとか、古墳を作るというミーム
>> を派生したミーム(スーパーミーム?)は別のミームも派生していた、という可
>> 能性もあるので古墳を作るミームは完全に消滅していないのかもしれません。
> 
> たとえば? レーニン廟みたななもの? 日本の古墳からは繋がっ
> てないんじゃないかな。ピラミッドからは繋がっているかもしれない。

古墳を造るには土木技術が必要なので、さまざまな土木技術に変化したのではな
いでしょうか。たとえば、堤防やダム(池)を造る技術、○○京を作る技術、大規
模プロジェクトの進捗管理技術とか。

銅鐸は弥生時代の後期頃には廃れたようですが、銅鐸を作る技術を使って鏡を
作っているそうです。また、刀を作る技術を使って鉄砲(火縄銃)を作っていま
す。(こちらは有名ですね。)

技術の系譜(生物学とは異なり根がひとつとは限りませんが)は進化の過程を示
しているといえるのかもしれません。

>> いま改めて考え直してみると、自分がgeneとかmemeをどのように捉えているのか
>> 再認識できたように思います。
>> 情報を伝達するとき、さまざまな理由から伝達したい情報をそのまま伝送するこ
>> とはまれで形式を変換したり圧縮したり、冗長化したり、あるいはパケットに分
>> 割したりパケットを入れ子状にしたりしますよね。geneとかmemeをそのような情
>> 報伝送のための形式になった情報と捉えているようです。(^_^; こけてるかも)
> 
> 意味と表現を分離した時の表現に着目したものですね。たとえば、
> 「2」、「二」、「II」と書いても同じ数としては「意味」は同じ
> ですが、「表現」は違います。

そうですね。心的言語の情報を自然言語に翻訳して送り出し、自然言語で送られ
てきた情報を受け取り心的言語に翻訳して保存する。あるいは翻訳前の自然言語
の情報のまま保存しておくこともできる。
(たぶん、心的言語にうまく翻訳できないと「何が言いたいんだか。」、「わか
んねぇ。」となり、後日保存しておいた翻訳前の情報をうまく翻訳できると「そ
うゆうことか。」となる。個人的な感覚ですが。)

> ミームもけっこういい加減な用語だからなあ。遺伝子もそうだけど。

Wikiをみてもよくわからない。生物系、社会系、情報系、それぞれ捉え方が違う
のでしょうね。

> 細かく切ればコピーは残りやすいのですが、意味が細かくなって。
> 荒くすると、全体の同一性はすぐに失われます。

「ベターな情報の粒度はどの程度か?」という問題になるのでしょか。