なるみです。(何年ぶりだろう?)

日本史に関する掲示板での議論からちょっとしたアイディアが浮かんだのです
が、カテゴリーが「日本史」ということもあって議論を深めることができません
でした。自分ではイケてるのではと思うのですが、実際のところどうなのかさっ
ぱりわかりません。詳しい方々のご意見をいただければと思い投稿します。

「なぜ古墳をせっせと造ったのか?」、「当時の人々の死生観は?」という議論
から以下のようなアイディアが浮かんできました。
(1) 肉体は、gene(遺伝子)を介して子孫の肉体に一部として生きつづける。
(2) 心は、meme(真似)を介して子孫の心の一部として生きつづける。
 :
というところから、

個性はあるにせよ脳の構造や心の仕組み、働きは基本的に同じだと思われます。
したがって、BさんがAさんそっくりの真似ができるということはAさんの脳の
内部で起こっている化学反応とかなり近い化学反応がBさんの脳の内部でも起
こっていると考えられます。つまり、「真似ができる。」ということは脳の内部
で起こる化学反応の複製をもっているということなのだと思われます。

わたしたちは、「真似」という行為を通して心の情報の複製を作っているのでは
ないでしょうか。たとえば、
(1) 心の情報(脳の内部で起こる化学反応)を送るときは真似をさせる。
(2) 心の情報を受け取る(脳の内部で起こる化学反応の複製を作る)ときは真似
をする。
ということです。


「真似」が心の情報を伝達するときの媒体(meme)なのではないでしょうか。