古寺です。

"SHIMADA,makoto" さんwrote:

> Woods war wrote:
> >
> > カ=家畜車なんて実物見たこと無いです。
> 
>          辛うじて豚積車、家畜車(馬が載っていた)は記憶の
>         片隅にあります。

母方の実家へ行くと、嶋田さんと多分世代が近い叔父のお下がり図鑑をよく
見ていました。今どきのそれに相当するものってオール写真も多いのですが、
当時のはやたら精密な絵によるものなんですよね。編成ぶっとおしの平面図
付き20系「さくら」(ナハ、売店付きナハフ付きの覚え)なんか圧巻でした。
んで、その手の図鑑のお約束で、貨物列車と言うと家畜車やら木材積んでる
のやら(これは車種的には無蓋車でしょうけど)など、積荷の多彩さの紹介が
主で(故に無蓋車は似たようなものでも紹介される積荷分出てたような)。
てっきりそういうものだと擦り込まれてしまいました。
実際のところ、相当種類は山手貨物と新金線で見てたような覚えですけど。

#家畜車...うーん、全面通気のスリットだらけで中が見えないようなのを
#生で見たっけかなぁ?
##そうそう、より記憶が新しい(けど脳ミソのレベル的にはっきりしない
##のは一緒)ところでは、茨城交通湊線の混合とか、関東鉄道→筑波鉄道
##との継送貨物の土浦での入れ換え風景なんかの方が「えっ、なにこれ?」
##的なのが並んでいたような。'80年代そこそこあたりからの消えっぷり
##が凄まじかったですね。
 
> >  貨車というと、ワ、ト、タ あたりしか覚えてないですね。
> 
>          私は他にレ(冷蔵車)とク(自動車輸送車)を覚えて
>         います。

高速冷蔵車編成の「とびうお」でしたっけ?あたりは、衰退しないものだと
思い込んでました。トラックに法定速度+アルファの速度リミッターを付
けるとセリに間に合わない云々の議論を見ていると、鉄道貨物の衰退って
自己責任だけじゃないよなぁとつくづく思います。
 
>          現在、貨物列車というとほとんどコンテナ列車なの
>         ですが、ごくたまに紙製品や原料、それの返空としてワフ
>         の列車も見かけます。タンク車も化学工場のある線では
>         見かけますが。後、シキの空車も見かけたことがあります。

産業的にいまだ無視できないウエイトを持つ専用貨物では、石油輸送も有
りますね。内陸県への輸送が主のようですが。勝手なイメージでは化学関
係のタンクというと、北陸にまだまだ有りそう。
あと、西武秩父線開通が子供の頃のインパクトの有るイベントだったのと、
南武線に青梅からの直通貨物が有った関係で石灰石輸送関係も編成揃った
専用貨物では印象が強いものでした。
最近順調だと思っていた第三セクターで、樽見鉄道がセメント輸送の減少
で屋台骨が揺らいだと思ったら、平成筑豊あたりもピンチみたいですね。
これは資源輸送系共通の状況なんでしょうか?

数年前、駅ごと車両が保存されている片上鉄道吉ヶ原駅跡に有る鉱山資料
館を見学して知ったのですが。ここの場合、どうも硫酸鉄の産出を止めざ
るを得なくなった要因として、石油を燃やすプラント(発電所など)での
環境基準が厳しくなって脱硫設備が整備され、結果的に硫酸がそういうと
こから得られるんでわざわざ掘る必要が無くなっちゃったようにとれまし
た。脱硫設備が整備から掘って運ぶ必要が無くなったというのが目ウロコ
で印象が強く、それが決定的要素だったかまでは覚えていないのですが
(ビデオではやはり鉄としては輸入絡みの話が出てたような...?)。