逐次雑記 2009年8月上旬

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@mizuno_mweさんのツイート

2009年8月1日(土)

1日 2日 3日 4日 5日 6日 7日 8日 9日 10日

本日の視聴対象アニメ番組

[5:03]

出発前

3:30に起床し, 残る荷物の整理収納を進め, 熱海の三の舞にならないよう陽焼け止めもしっかり塗って……

[5:04]
[22:20]

速報1日目・まっすぐ大作戦

5:00には出発するつもりでありながら, なんだかんだで結局6:00になってしまった……というのは去年も同じだったっけ? とにかく, 1年ぶりに大荷物ぶら下げて出発です。去年と違うのは, 今回は最初からリュックサックを背負うのを放棄し, リアキャリアに縛り付けている事。去年体験した通り, 1日ならともかく何日もかかる行程で背負いっぱなしは厳しいです。

今回の行程に於いて, メインイベントは3日目からになる予定です。なので後半戦で観光する余裕を作り出すため, 特に初日である今日は, 極力観光を排除し距離を稼ぐ事に集中しました。観光, それは駅を始めとするランドマーク巡りのことです。駅を訪ねず旧道を辿らず, 現道をひたすらまっすぐGo!

勿論, 駅が経路の本当に目の前にある場合は訪ねますし, バイパスが遠回り過ぎる場合は敢えて旧道を選ぶ事もあります。そんなこんなで行った駅は, 武蔵浦和, 小山, 宇都宮3駅(南宇都宮・東部宇都宮・宇都宮), 氏家, 片岡, 矢板, 野崎, 西那須野, 那須塩原, 黒磯。……結構行ってるって? まあ矢板から先は狙って全部行ったんですけど, 他は地図と見比べれば結構飛んでると解りますよ。

事前に予測していた今日の宿泊地は, 矢板, 黒磯, 白河の3箇所。で, 矢板の市街地より1時間ほど手前の矢板トラックステーション(ここも宿泊予定地の1つ)で, そこまでのペースから黒磯になるだろうと見込みまして, 事前調査していた黒磯の温泉宿に予約を入れました。また去年の長岡みたいに, 何か祭りでもあって満室だったら困るなあ……と恐れていたんですが, 空室あり。しかも自転車を屋根あるところに置けると確認しましたので, 万事心配無く向かう事ができます。

20:00くらいになると連絡していて, 到着は19:35になりました。黒磯市街(青看で「那須塩原市街」と書かれていて笑いました。西那須野や塩原は「那須塩原市街」と看做されないんかい)に着いてみたら花火大会があるようで, 結構人が多かったんですけど……地元の人が多かったのかな。

旅の詳細は, 旅行記「羽州街道を逝く」を御覧下さい。

[22:41, 11/2 21:56(旅行記リンク)]

本日の日常日課

2009年8月2日(日)

1日 2日 3日 4日 5日 6日 7日 8日 9日 10日

本日の視聴対象アニメ番組

[21:33]

速報2日目・郡山一太

5:00起床(モーニングコールの音は心臓に悪い……)。天気予報の悪さに戦戦恐恐としつつ準備を進め, 昨日と同じ6:00……としたかったのですが, なんだかんだで6:24発。後輪泥避けを留めているビスが1本無くなっているのに, バッグを取り付けようとして気付きました。昨日, 途中から微かに音がしていたのはこれか……。幸いにして今回はサイド枠を使っていませんから, サイド枠用のビスを転用して済ませます。

昨日は暗くて上手く写せなかった黒磯駅や周辺を再撮影して, その結果として旧国道を行きます。と言っても弓落交差点で黒磯バイパスが合流して来ますけどね。那須郡那須町を延々と走って行きます……どこまで行っても栃木は自転車通行を意識した道路整備をしているなあ。自転車通行帯があるか, 歩道に『歩行者自転車』と何度も表示するか(それはどうかと)。

奥州街道(陸羽街道)と呼ばれる道は, 私の知る限り3本あります。現在のR4, 藩政期の街道だった現R294, そして中世・中古の道だった現PR76。私はそれぞれ『新奥州街道』『旧奥州街道』『奥州古道』なんて言ったりしていますが, そんな言葉は無いので, 念のため。で, それぞれに白河峠がある訳ですけど, 手持ちの地図ではどの道にも峠に名前が書かれていませんね。地形は完全に峠ですが(と言ってもR4はかなり緩い)。

福島県に入ると, 当然駅巡りになります。天気が良ければ七ヶ宿まで行くつもりでしたが駄目っぽいので, 手前で終わる代わりに趣味へ走ろうと(おい)。新白河駅, 白河駅, 矢吹駅, 鏡石駅, 須賀川駅, 安積永盛駅, 郡山駅, 本宮駅, 杉田駅, 二本松駅, 安達駅, 松川駅, 南福島駅, 福島駅, 東福島駅, 福島学院前駅(阿武隈急行), 伊達駅, それと道の駅安達。福島4駅全部巡りました(^^;;; って4駅で合ってるかな。実はかなり迷走してます。郡山と東福島では貨物駅も確認, 更に郡山では車両試験場もあって, 交流電化区間にも拘らず京浜東北線209系が居ました。

郡山市街では……地方都市でもたまに見掛ける, アニメ絵看板を出した風俗店を発見。しかも出したの最近なのか, 汚れや傷が無いし南面なのに色褪せても居ません。なんか最近こういうのが楽しみになってきました(中身にはまったく興味ありませんが)。

福島市街では1つ目的地がありました。舟場町交差点, 国道13号の起点です。この道, 終点が秋田市の臨海十字路なものでいくらでも通った事があるのですが, 起点はまったくの未経験でしたから。……しかし, 新潟市の国道7号起点みたいな標柱は見当たりませんでした……少し先に『-0.5km』という距離標識はありましたけどね。ん, マイナス? そういえば距離計算に関しては, 舟場町交差点ではなく本町交差点だかその辺りを基準にしているんだっけ。そっちに0.0kmポストでも無いかなあ……見当たらない……(汗)

最終的には伊達市で終了。明日の天気は……朝さえどうにかなれば大丈夫, かなあ。というかここは完全な屋根のある場所が無いので, 夜中に降られたら自転車が(あるいは, 中まで持ち込む余裕が無くて自転車の脇に放置したテント・銀マットが)危ないデシ。

旅の詳細は, 旅行記「羽州街道を逝く」を御覧下さい。

[22:06, 11/2 22:00(旅行記リンク, 誤字修正)]
[22:18]

パケットと言うとF2(という分類の仕方が既に古い)しか思い付かない

今回, 出発直前の8月1日早朝に, WAKWAKのAIR-EDGE接続サービスを申し込んでいました。これでPHSから, PIAFSではなく4xパケット通信までできるようになります。と言っても重量課金なのでとっても恐ろしい事になりそうなんですが。

昨日の宿泊地は館内LANがありましたので何も考える必要なかったんですけど, 今日はそんなもんありませんので, 電源はバッテリですし, 回線はいよいよPHS。sudo ppp〜のdial ***〜おおっ繋がった。

[22:22]

本日の日常日課

2009年8月3日(月)

1日 2日 3日 4日 5日 6日 7日 8日 9日 10日

本日の視聴対象アニメ番組

[22:20]

速報3日目・山よりもなおこわきもの

やっぱり夜の間に多少雨降ったみたいですが, 微妙な屋根効果で自転車の被害はほぼ零。但し銀マットは濡れましたし, テントは少し湿りました。それとヘルメットに何か茶色の液体が少し……?

天気は今日も良くないですね。近くの山々, みんなかなり低いところから雲に覆われています。今日, これから越える山も……だよなあ, と恐れながら出発しました。実際, 今日は半袖+陽焼け防止のアームカバーなんですけど, 陽焼け防止ではなく冷気防止として役立ってしまいました。昨日以上に『普通に長袖』の気温だったと思います(道路上の気温表示板では最低19度)。

伊達市の次, 伊達郡桑折町にあるものは, まず旧伊達郡役所。三島通庸による建造物です(^^)。……というのはおいといて, 本題は, 羽州街道の起点。桑折の国道4号旧道(奥州街道)で桑折駅入口を1つ過ぎた所に, 羽州街道追分があるのです。今回の旅の目的は「羽州街道を極力辿る」ですので, 勿論ここから始めるのですっ。早速, 鉄道(東北本線)に阻まれて, かつての街道をそのまま辿る事はできなかったりしますが, そこはまあ『極力』の範囲ですから。この先も『一度も車道化されていない』『バイパスが通ってから私有地になった』『昭和以降の開発でそもそも道が消滅している』なんて場所は必然的に避けるつもりですし。

さて, 羽州街道です。勿論かつての宿場を継承した集落が一通り揃っていますよ。伊達郡国見町の小坂宿が第1の宿場。そして宮城県との県境に……いきなり峠が立ちはだかっています。その名も「小坂峠」。特に古道は, お産の苦しみにも匹敵する難所ということで『産坂』なんて呼ばれていたりします。その後, 幕末に一旦は造られた車道があり, 戦後に作られた県道があります。私は勿論県道を通りますよ。……荷物が重いせいもあるでしょうが, 和田峠(陣馬街道, 東京都八王子市-神奈川県相模原市)に匹敵するほどの苦難の道でした……。県境過ぎてからの下りは比較的緩やかでしたけど。萬蔵稲荷神社を観光。

宮城県白石市には上戸沢宿, 下戸沢宿の2宿があります。刈田郡七ヶ宿町には, 渡瀬宿・関宿・滑津宿・峠田宿・湯原宿の5宿があります(そもそも『七ヶ宿』の由来は, 白石市内の2宿を含む7宿の事だったり)。が, 七ヶ宿ダム建設に伴い渡瀬宿は水没しているのでした……昭和末から平成にかけての事なので, 水没した渡瀬・原・追見の3集落の様子がカラー写真で残っているんですね。でも一番印象に残ったのは, ダム直上にあった石碑。良くある水没集落の紹介ではなく, ただひたすら『水没した建物施設などを書き並べている』もの。地元の無念さが伝わって来るようでした。なお, 上戸沢宿に達した頃から天気はすっかり晴れまして, アームカバーも本来の目的で働き始めました。

ダムに至る前, ダム直下(つまりかつては羽州街道の経路だった所)にある「小原の材木岩」を観光しました。崖に露出した岩が材木のように縦筋を並べているためその名があります。藩政期に地震で崩落して羽州街道が通れなくなった事もある場所です。……今も正に崖が崩れてダム作業路が通行止になってた(^^;;;

湯原宿を過ぎると, 二井宿峠(高畠・米沢方面)への道との追分を経て, 小坂峠とは異なりほぼまっすぐ登って行く峠道になります。地図読みでは, 途中の間宿である干蒲宿まで高低差70m, 干蒲から金山峠まで50m。……小坂峠よりは遥かに楽な道ですね。干蒲までなんか, フロントギアをインナーにしませんでしたもん。峠の直前にある『鏡清水』は, 七ヶ宿ダムの水源である白石川の源流だそうです。あの巨大な湖が, こんなちっぽけな湧き水から……いやこれは, 普通見れば感動しますって。

小坂峠が厳しいのが福島方だったように, 金山峠は山形方の傾斜が厳しくなっています。屈曲も多く道幅も非常に狭く, 自転車でなくとも危険ですね。こちらの最初の宿場は, 間宿である金山宿なのですが, それは車道化されていない旧街道を通らなければ行けないので(あるいは下から登る)無視。本宿である楢下宿に達します。ここの旧街道及び宿場は国指定文化財ですよ。……またまた, 三島通庸による石造りアーチ橋が(^^)

ほぼ平坦になった街道をひた走り, 福島以来となるR13(但しバイパス)と交差して, 上山宿に至ります。祭りの準備でかなり沸き立っていました……市の公共放送(多分)で何度も何度もアナウンスするほどに。花笠祭りなんですね……山形だけに。上山でもやるんだ。で, ここからは奥羽本線の駅巡りとなります。北上ノ山駅(古)もとい茂吉記念館前駅がなかなか見付けられず, 早速迷走してしまいましたが……って, 肝腎の上ノ山駅(だから古)もといかみのやま温泉駅に行ってない! 慌てて戻って行き直し! 今日は午前中の観光が過ぎてペース遅すぎてますから, どうせ距離を稼げないなら寄るべきところを逃さない方を優先するのですよっ。

上山からもまだR13には入りません(北上ノ山駅へ行く時, ちょっと旧国道を通りましたけど)。旧街道は「花立坂」という急坂を登って, 現在新興住宅街となっている台地の脇を通るのです。……勾配だけなら小坂峠よりキツいですよここ! 立派に峠じゃないですか(黒沢神明社の看板で「花立峠」と表記されているのを確認)。名のある峠を15箇所越える, という今年の目標, 実はこの行程で一気に7つ稼ぐつもりだったんですが, これで1つ余分に増えましたよ。

花立峠は良いとして, 問題はその後。山形ニュータウン建造中のため地形が改変され, 地図がまったく役に立たなくなっていました。黒沢神明社を経由して山形市内黒沢宿に至る筈だったんですが, もう一体どこを通っているのやらさっぱり。妙な名前のでかい小学校前を通って, 山形市街地を見下ろせる場所に来て, 神社っぽい建物が見えたので目測でそこへ向かったら, ようやく黒沢神明社だったという苦労をしました。しかもどうやら, 神明社自体, 開発の過程で移転しているらしい……!? まあ旧羽州街道沿いである事は確認できたので, そこから市街地へと降りて行きましたが。どうやら早い段階で現在の旧国道に付け替えられたらしく, 一応舗装はされているんですけど, そのボロボロっぷりや道幅の異様な狭さから, もし現役だったら立派に『酷道』の御墨付きとなりそうな道でした。いや, 実際国道だった筈ですがね, 明治国道39号『東京ヨリ山形県ニ至ル路線』。 → 国道指定前に既に新道が造られていたようです。

そんなこんなでかなり時間を浪費してしまったため, 今日は最上地方まで, 可能なら雄勝まで行こうと目論んでいたものの, そんなの到底無理という結果になりました。山形市で終わりですね。山形2駅(山形駅, 北山形駅)は辿るとして(^^;;;, 市内で宿泊できる場所を探しましょう……ん, R13山形バイパスの北山形駅相当の場所に健康ランドがある。2日連続ですが便利ですのでここ行きましょう。

すっかり日もくれた時間, 凄く交通量の多い(でも路肩はしっかりしている, むしろ歩道は照明が弱くて危険)バイパスを通って……あれ? この付近の筈なんだけど……うろうろ……あ, あった, 『山形健康ランド ラッキー』。……倒産!? ちょっと待てーい!! ここまで来てどーしろと言うんだ!

さて, 考えどころですよ……山形市内も祭りで沸きかえっていたので, 市中心部のホテルは駄目でしょう(去年の小千谷で思い知ってる)。尋ねて回るのは時間も無駄です。ならば近隣の別の場所。……羽前千歳駅付近に温泉宿らしきマークが……行ってみましょう。 → 例によって, ツーリングマップルの小縮尺地図では, 幹線道路沿いでない施設は探せませんでした(泣)。

こうなったら……終着が山形市内になるかどうかと迷っていた頃に選択肢の1つとして考えていた, 道の駅天童温泉へ行きましょう! 山形からは7kmほどあるんですけど, 背に腹は替えられません。事前調査していませんが(七ヶ宿には道路情報端末が無かった), まがりなりにも『温泉』の名を持つ場所ですから, 風呂くらいは使える筈……後は半野宿ですね。

20:45, 道の駅天童温泉, 着。ここは巨大なショッピングモールが目玉施設で(本屋やレコート店やその他文化系店舗が多い), 物産店などはかなり早い時間に閉店します。ということで到着時点で何もありません。温泉施設は……足湯のみ, しかも21:00終了! 施設案内を探している間に終わってしまいましたよ! 唯一24時間なのは, ちっちゃい道路情報センターだけ(トイレとかもあるけど……数えないよね)。だーっ, もうこれ以上迷走してられません, 実に7年ぶりの風呂無し野宿ですよ。明日, 午前中でも適当な場所で風呂見付けなければ。確か村山かどこかの道の駅にコインシャワーあった筈……。

旅の詳細は, 旅行記「羽州街道を逝く」を御覧下さい。

[23:46, 8/10 17:04(誤字修正), 11/2 22:09(旅行記リンク, 誤記訂正)]

本日の日常日課

2009年8月4日(火)

1日 2日 3日 4日 5日 6日 7日 8日 9日 10日

本日の視聴対象アニメ番組

[18:40]

速報4日目・道を外れて旧道旅行

都市部・バイパス沿線の道の駅ですから……深夜には地元の若い連中が相当やって来ます。静かにしてけれX-P エンジンかけっぱなしの大型トラックは意外に来ませんでした。

夜にやることもありませんし, あまり長く寝る体勢しているとむしろ身体が痛くなりますから, 4:00に起床。片付けや陽焼け止め塗り直しなどを済ませ, 5:30に出発です。着替えは, 今日日中にやる可能性があるため, 予備があった肌着だけ取り換えて。あ, 5:00には足湯が張られ始めた :-) 時間が勿体無い, 使いません。

で, 昨日は最後にまとめて飛ばしてしまった駅巡りを, 再開します。村山郡内の奥羽本線はほぼ旧街道に近接して一直線に走っているので, 駅も事如く旧街道のすぐ側にあるのです。つまり, 最初に天童駅へ行くと, そのまま旧街道を走り始める事ができる訳で。……しまった, いきなり乱川駅を飛ばしてしまった(汗)。神町, 蟹沢(さくらんぼ東根), 東根, 楯岡(村山)。

その途中, 神町のコンビニで朝食を取ろうとしたら, 「昭和42年に久里浜からここまで8日で歩いた」と称する地元のおじーちゃんに話しかけられました。……8日!? 凄くペース速いんじゃ!? いやあ, 頭が下がります。

道の駅でちゃんとした食事をしよう, と思っていたんですけど, 道の駅村山は朝早すぎて営業しているとは思えなかったので寄りもせず通過。道の駅尾花沢は……あ, 尾花沢新庄道路が有料化されたら, ここスマートIC化するつもりですね? 閑話休題, 9:27に到着, 営業開始は睨んだ通りだ9:00。しかーし, 軽食コーナーだけは10:30から。あうあう。……ま, コンビニお握りでも充分か。

さて, いよいよ今回の行程のメインイベントが始まります。つまり連続峠越えです。昨日越えた小坂峠・金山峠は, 国道13号に対しては旧道と言えますが, 実際には既に『別の道』であるため, 快適な交通は提供しないもののまともな車道です。しかーし今日通る峠は, ほとんどが近接する場所に新道・新隧道が造られたため, 直接的な旧道(ものによっては廃道)です。さあ, まともに通れるのか!?

旧峠その1: 猿羽根(さばね)峠。村山郡と最上郡の郡境であり, 名木沢宿と舟形宿の境であり, 現在の自治体では尾花沢市と舟形町の境です。R13は直下に猿羽根トンネルを通しており, 更に尾花沢新庄道路はもっと低い位置(というか勾配ほぼ零)を舟形トンネルで通過します。そんな立地であるため峠道は『歴史の道』扱いとなっており……未舗装なんですねっ。かつては舗装されていたらしき痕跡が僅かに残っているけど, 気休め程度でしかありません。峠の脇に猿羽根地蔵尊があるため信仰の道でもあり, 観光地としては成り立っているようです。で, 走った感想は……まあ未舗装ですから気を使う必要はありますけど, 勾配自体は緩やかですね。舟形側は舗装されていました。それより何より, 入口を1本間違えて, まるっと廃道にしか見えない場所に迷い込んだ時が一番恐ろしかったり。

旧峠その2: 上台(かみだい?うわだい)峠。新庄宿と金山宿の境, 3つの小峠が連続する道です。R13は西側に緩やかなアップダウンを造って迂回しています。こちらも未舗装……どころじゃない! 整備のつもりか砂利が敷き詰められており, タイヤがまるでグリップしない! 無理に乗ろうとしたら, 今回の行程で始めて自分を巻き込んで転倒しましたよ……怪我は無し, と。標高は低いし勾配も大したものではないため, 歩く分には問題無いんですが, ……オンロード用結合靴でこんな道を歩くとは, 自転車屋さんに怒られそう。

旧峠その3: 森合(もりあい)峠。金山宿と中田宿(間宿)の境, 金山三峰のうち2つ(薬師山・中の森)の間を抜ける道です。R13は薬師山の西を迂回しています。こちらは……地図に無い分岐に惑わされて, また最初から廃道っぽい道に迷い込んだー! 分かってしまえば簡単な道, ちゃんと案内も出ている道だったんですけど。さてこの道は, 和田峠を思い起こすような狭いぐねぐね道。勾配は和田峠ほどではなく, でもそれなり。登る途中に金山の街を見下ろした景色が素晴らしかったです。

旧峠その4: 主寝坂(しゅねざか)峠。中田宿と及位宿の境, ロクでもない伝説のあるところです(謎)。ここは……おなじみヨッキれんさんを始め, 幾人かの方々がレポートされていますので, 特に及位側に於いて旧峠道がまともに通れないというのは事前に判っていました。現道に破壊され極端に狭まった道幅に加え, 今は真夏ですから藪がお盛んだという事は想像に難くありません。空手ならともかく自転車連れ, 特に私は大荷物ですから, 絶対に通れる訳ないんです。なのでR13主寝坂隧道を通ります。数年前に主寝坂道路(新主寝坂トンネル)が開通し交通量のほとんどがそっち行っていますので, 狭小隧道も天国なのですよ。……路肩が非常に狭いのは, 交通量が極少である現状では苦になりません。路面は濡れていますが泥が溜ったり苔が生えたりしていないし。及位に向かってやや登りになっていましたが, 楽勝でしたね。

旧……じゃない峠その5: 院内(いんない)峠, あるいは雄勝(おがち)峠。及位宿と下院内宿の境=山形県と秋田県の境にある峠です。ここは歴史上4つの道があります。藩政期の道, 三島道庸の明治新道, 旧R13雄勝トンネル, 現R13雄勝トンネル。このうち藩政期の道は完全に薮に埋もれていて道型を探す事すら困難, 三島道は旧R13に再利用及位側が破壊されていて進入困難, 旧R13はトンネル部分が民間に払い下げられて私有地になっており立ち入り禁止。という訳で現道を通るしかないのでした。……交通量は主寝坂隧道とは比較になりません。路肩は少し余裕あるけど(だから途中で立ち止まれる), 走る分には少々滑べります。秋田に向かってやや下りでしたが, こーわーいー。

そんなこんなで秋田県に突入。現在, 自動車で来る時にはおなじみとなっている道の駅おがちで休憩中です。

旅の詳細は, 旅行記「羽州街道を逝く」を御覧下さい。

[19:20, 8/10 17:10(誤字修正・調整), 8/11 22:02(誤字修正), 11/2 22:15(旅行記リンク, 誤記訂正)]

本日の日常日課

2009年8月5日(水)

1日 2日 3日 4日 5日 6日 7日 8日 9日 10日

本日の視聴対象アニメ番組

[8/6 16:14]

速報5日目・おはようは雨の味

道の駅おがちには24時間解放の休憩所があり, そこにコインシャワーもあるので, 3日目に御風呂を使えなかった身にはとても助かります。ただ, 室内の湿度が結構高く, 寝心地は良くないですね……いやそもそも寝る場所ではありませんが(歓迎されていないので真似しないように)。

3:30起床, 5:25出発。折角だから小町堂・芍薬塚を外から観光し(何だこの鉄道は?), また羽州街道に殉じます。三関駅の名の由来である上関・下関・関口の三集落を辿って……上湯沢駅を探してまた右往左往したり……そして湯沢宿。かつては特急も堂々と停まっていた湯沢駅, 随分と凋落してしまいましたね……。あ, 45ACP先輩が言ってた『痛呉服』ってこれか(^^;;;

下湯沢駅も巡って, 湯沢4駅(上湯沢, 湯沢, 下湯沢, 越後湯沢(おい))巡りは完了。次は皆瀬川の渡し場であった岩崎宿です。皆瀬といえばNOAHの聖地でもありますが, 川は岩崎で雄物川に合流するのです。川を渡ると十文字追分増田十文字……あ, 旧十文字町の道路元標発見!

湯沢と同じく衰退しかかっている横手駅。北上線があるし貨物運輸では重要な場所だからまだマシではありましょうが……。ここ, 今までバイパス以外通った事無かったから, 旧道どころか市街地自体が初めてだったんですが……ナニコノサカ。市街地北部の新興住宅地っぽいところ, すンごい傾斜なんですけど。花立峠ですかここは。

横手から先大曲まで, 街道と鉄道がまるで違う場所を通ります。盆地の東端と西端という感じ。ではどうするかと言いますと……両方行きます。横手の先で道を外れて後三年駅へ行き, そこから後三年役古戦場を経由して街道に戻る。六郷の先で角間川方面の『だだまっすぐ道』を突進して飯詰駅へ行き, 同じ道を戻って街道に戻る。以上です。……またややこしいことを。

順番は前後しますが, 後三年駅へ向かう辺りから, 霧のような雨が降り出しました。それから金沢中野・金沢本町へ向かい, 金沢柵址へ行き……ナニコノサカその2。今まで通った峠を手形陸橋とすると, ここは天徳寺ですよ(解る人の少ない比喩)。しかもここに来てまたフロントギアがインナーに入らなくなったし, 地獄の登りになってしまいました。全力で疲れきって駐車場に到達。ここには「納豆発祥の地」碑があります。これが目的だったのさ(おいおい)。……雨が激しくなってきたので, 碑の裏側のスペースに避難。ここまでの降雨は想定外ですよ, 一応レインコートは持って来ていたけど。

レインコートを着込んで山を降り, 今度は現国道へ。道の駅雁の里せんなんへ行きます。思ったより時間がかかっているため, ここでお昼にするのです(かみおかにするつもりだったけど, 雨もあるし)。ここで, 以前魁の記事で読んだ田んぼアートを実際に見てきました。……仮設展望台, 低くてあまり見晴らしが良くないですよ。そして, 出発する頃には晴れてしまっていたので, あっと言う間にレインコートは再び収納。これなら我慢して濡れてても大丈夫だった気がする。

続いて六郷宿。ここもまた, バイパス通過ばかりで集落に行った事は無かった場所です。六郷, それは清水の里。六郷湧水群で知られています。県外にほとんど出荷されていないみたいですけど, 県内では仁手古サイダーとか有名です(でも飲んだ事無かったり)。ニテコ清水, 街道沿いにあったので, 行って来ました飲んで来ました。あと側清水も見るだけ。

六郷の先で大曲バイパスが分岐しますが, 勿論旧国道を行きます。大曲バイパスの全通は比較的最近ですので, 私自身自動車で旧国道を通った事があります。あまり憶えてはいませんが。……地図に無い分岐が増えてるよ。秋田自動車道関係かなあ? → 大曲西道路でした。大曲市街を抜け, 花館宿を通り, 玉川(玉川温泉・玉川毒水の果てるところ)を越えます。あ, 神宮寺バイパス, 玉川橋まで接続していたんだ。秋田から大曲までは昔自転車(しかも当時はママチャリ)で往復したことがありますが, また色々変わっていっているなあ。

神宮寺宿も旧道を行きたかったんですが, 途中で雄物川の堤防を跨ぐという不思議な線形になっていて, 正しい道筋を見付けられなかったので, 一旦国道に退避。館の北で本格的に宿場街が始まる辺りから入り直します。それから神宮寺駅を訪ねて, 時間の都合で旧道に戻らず国道を疾走。この先の旧道には重要な中継点無さそうなので(本来道自体が重要なんですけど), もう夕方でしたから。秋田市までまだ40km以上あるのよ。

北楢岡宿も遺物を多く保存しているようです。その最たるものが, 道の駅かみおかの目の前にある一里塚。秋田県内で唯一『両側残っている』一里塚なのです。道の駅の通称も『茶屋っこ一里塚』ですし。ここが秋田市までで最後の道の駅となります。

刈和野バイパスは遠回りすぎるので旧国道を通りますが, 旧国道もまた旧街道ではありません。しかし旧街道を通っていると道がややこしいので, 旧国道を通り, 駅だけ道を逸れて寄ることにします。その結果として刈和野宿本陣跡へは行かないことになりました……他でも寄っていないところがいくらでもありますから今更ですが。

峰吉川の集落は新道でパスし, 旧峰吉川小学校と峰吉川駅にだけ寄ります。旧峰吉川小学校(統合により昨年廃止)は, ママチャリで走った時に, 山の中で突然ばかでかい建物が現れるとして強い印象を植え付けられている場所で, 鉄道からも見えますから, ランドマークの一つとして認識しているのです。来年には「体験館」として再利用されるそうなので, また来たいところです。……さて旧街道ですが, 実は峰吉川集落内を通るというだけではなく, そこから国道とまったく違う場所を通る山道になっていきます。秋田県南部の羽州街道で唯一名前のある峠(坂道)である, 『善知鳥(うとう)坂』『二丁坂』を経て上淀川宿に達します。……未舗装路だって判っていますから, 時間の無い今そちらへは行けません。ま, いずれ大曲からやり直したって良いんだし!

上淀川宿とその次の境宿は, ほぼ一体化している……と思います。少なくとも現在では, 距離が近く隔てるものも小川1つしかないこの環境では, 生活圏同一でしょう。一応, 上淀川宿は生保内街道(R46)の追分, 境宿は鉄道駅もある大集落, という違いを持ってはいますが。ついでに, 境には, 奥田ひとしさんの実家である奥田酒造があります。それ自体は見付けられませんでしたが, 奥田酒造の銘柄を看板に掲げた酒屋は見付けました。

R13を走っていると, 上淀川・境を挟むように2つの山越えがあります。それぞれが更に2つの山越えで, 合計4つ越えです。手前の2つが善知鳥坂・二丁坂に相当する新坂で, 後の2つが……船沢集落を通る坂だから上船沢坂・下船沢坂とでも呼びましょうか。いずれにせよ, そのすべてがママチャリではとてもきつい坂となっています。ランドナーでも楽ではありませんね。でも坂をすべて越えると, 仙北郡から河辺郡へと達するのです。現在は秋田市になっています。……秋田市です。旧河辺町は秋田市って印象を持てない場所ではありますけど。

ここからは地形図を買わずに来ているので, 頭の中の地図が便りです。確かこっちが旧道で……はい, 和田駅。それからこっちが旧街道だけど, 踏切が無いからこっちの立体交差を経て……はい, 戸島宿。戸島が久保田城下直前の宿場になります。ここの街道は今のR13に対し旧々道ということになり(街道→和田トンネル→現道), 戸島を過ぎて御所野の坂を登るところは江戸時代から続く並木道だったらしいのですが, 御所野ニュータウン建設で御所野地内の街道は完全に破壊されているのでした。でも現在の道を突っきると, 四ツ小屋駅へ行けるのです。立体交差絡みでちょっと迷ったけど。

さて, 四ツ小屋の次はいよいよ秋田駅。県道を通ると仁井田でR13にぶつかりますから, そこから先は市街地となります。明田へ抜けたいと思って, 仁井田地内を北上しようと……あ, 旧仁井田村役場の案内があった! ……北行東行……あうっ, かなり早い段階で奥羽本線にぶつかってしまった。この付近の奥羽本線は踏切無い筈なんですよ。やっぱり渡れない, 戻るしか無い……あれ? 道幅といい, 国道からの距離といい, ここ……横山から奥羽本線で分断されていた, 旧羽州街道では……? ああっ, そのまままっすぐ西へ戻ったら, 目長田で北へ曲がって現道に合流した。意図せずして秋田市内南部の羽州街道を全線走破してしまった(^^;;;

もう良く解っていない道を通るのはやめましょう。牛島・楢山を通って刈穂橋の交差点まで羽州街道を辿り, そこから亀ノ町西土手町を経由して, 下新橋から東行, 羽越本線の袋小路踏切と奥羽本線の地下道を通って富士山直下に出, 後は見知った道を秋田駅東口へ。院内駅から秋田駅まで, まるっきり違う場所にある大張野駅を除き全部訪問しました。

19:10, 本拠地到着。

旅の詳細は, 旅行記「羽州街道を逝く」を御覧下さい。

[8/6 18:23, 8/10 17:19(誤字修正・船沢坂追記), 11/2 22:22(旅行記リンク, 誤記訂正)]

本日の日常日課

2009年8月6日(木)

1日 2日 3日 4日 5日 6日 7日 8日 9日 10日

本日の視聴対象アニメ番組

[8/9 17:37]

よくわかる朝の隣近所

[写真: 自室北窓より西北西方向] [写真: 自室北窓より北西方向] [写真: 自室北窓より北北西方向] [写真: 自室北窓より北方向] [写真: 自室北窓より北北東方向]

本拠地は水野の部屋より, 窓の外の隣近所。遂に隣の家や向かいの家まで区画整理が進行して更地になっちゃって……本拠地もいよいよ, みたいです。「お前の部屋の荷物どうにかしろ」って言われましたorz

[写真: 蝉の抜け殻]

サンダルに蝉の抜け殻が付いていて履けないんだって。蝉っぽいサンダル(違)。

[8/9 17:49]

本日の日常日課

前日分以前の修正箇所

2009年8月7日(金)

1日 2日 3日 4日 5日 6日 7日 8日 9日 10日

本日の視聴対象アニメ番組

[8/9 18:23]

郵便局は日本全国のランドマーク

なんか半年ほど前から, Wikipediaに秋田県内の郵便局記事がやたら増えてまして, 瑣末だとして消される様子も無いし, 折角あるなら写真を載せたいって思いがありましてね。近所(とは言えない場所もあるけど)の郵便局を巡回してみたいと思っていたんですよ。本格的にやるのは明日にして, 今日も取り敢えず買物ついでに。

[写真: 秋田屋敷田郵便局] [写真: 秋田手形郵便局]

秋田屋敷田郵便局と, 秋田手形郵便局。屋敷田局は広面(カナヨコ・鍋沼方面)へ行く時の経路上ですし, 手形局は大学のすぐ近く。そもそも本拠地は手形地内にありますし。

ところで, 屋敷田は「やしきでん」と読み, 付近のバス停も「広面屋敷田」(ひろおもてやしきでん)なのですが……うちの家族, 郵便局及び地名については必ず「やしきだ」って読んでるんです。「やしきでん」となるのはバス停だけ。公式にはどうなっているんだろ?

[写真: 手形山崎町交差点 1] [写真: 手形山崎町交差点 2]

手形局へ行く途中の, 手形山崎町交差点。うわ, 元西村石油がファミま! になってる!? うーん, 秋田空港店ができて以来, ファミま! 増えたなあ。つい数年前まで「県内に無いのにCMだけ流れる」って有名だったのに。

[写真: 旧手形新町下丁 標柱 1] [写真: 旧手形新町下丁 標柱 2]

旧手形踏切だった(いつの話だよ!)歩道橋の北側すぐ手前に, 旧手形新町下丁の標柱がありました。う, 秋田市はこういう歴史紹介的なものがほとんどないと思っていたけど, 実は案外あるのかな? まあ, せいぜい旧城下町だけで, 周辺村落には結局無いんでしょうけど。私が一番知りたいのは手形村・蛇野村・広面村・楢山村だからね!

[写真: 佐良土邸 1] [写真: 佐良土邸 2]

また手形山崎町交差点付近ですが, 小学校の先生のお宅です。既に家屋は撤去されており, 塀と庭木だけになっていたのですが……立派な松の木が粉砕される瞬間を目撃してしまった……(動画撮ってますが, ちょっとこれは)。

[8/9 18:39]
[8/9 19:53]

無明舎は秋田の道標

[写真: 秋田駅東口]

勿論今回も, 帰省恒例の献血はあります :-) という訳で秋田駅東口。アルヴェが相変わらず目立ちますけど, NHK秋田放送局も凄い所に来ましたね。

……で, アトリオン地下へ行ったんですけど, 何と血色素量不足で検査失格。服薬中と体重チェック以外で蹴られたの初めてですよ!? うーん, 自転車使ってる夏の時期は血色素量が少なく出る傾向があり, 以前にも標準範囲を下回った事があるんですけど, まさかそこまで下がるとは。うう, 秋田で400ml献血できるように調整していたのにい。

それはそれとして, 長野町周辺の写真を撮りつつ, 加賀谷書店本店にて,

以上を購入。買ったは良いけど, これを基に調査できるのが年3回しかないというのが辛いところですな。

[8/9 21:00]
[8/9 21:33]

ななみすぺしゃる

旅立ち前日の7月31日に注文し, 本拠地宛に届くようにしてあったものがあります。到着は私より1日ばかり早かったらしいです。何分にも大きいので, 今まで(冷蔵庫に余裕ができるまで)安置していたのですが……

[写真: 西又西瓜 外箱]

今こそ封印解除レリーズの時。ま, この写真だけでもう何だか判った方も居るかと思いますが,

[写真: 西又西瓜 注意書き] [写真: 西又西瓜 化粧箱天面]

開けると西又絵が飛び出すのですね。

[写真: 西又西瓜 化粧箱前面] [写真: 西又西瓜 メッセージカード] [写真: 西又西瓜 化粧箱右面] [写真: 西又西瓜 化粧箱背面] [写真: 西又西瓜 化粧箱左面] [写真: 西又西瓜 化粧箱三面] [写真: 西又西瓜 化粧箱団扇面]

箱という特性を活かした巨大な絵になっております。背面は説明漫画, 内蓋は団扇, という到れり尽くせり。

[写真: 西又西瓜 中身]

中身, つまり西瓜本体も, 巨大なんですよねえ。何しろ2Lサイズが1玉, 大食いの居ない我が家ではまず買う事の無いサイズです。『皮を外す』保存方法を教示されても, それでも入らないものは入らない。だから開封はしたけどまだ食には供さないのです。食べる人が増えるのを見計らって。

[8/9 21:57]

本日の日常日課

2009年8月8日(土)

1日 2日 3日 4日 5日 6日 7日 8日 9日 10日

本日の視聴対象アニメ番組

[8/9 22:09]

旅行6日目

さて, 今日も朝の内に自転車を出します。そんな遠くへ行く訳ではないけど, 行かなきゃならない場所。旅行の終点を作りに行きます。いや, 帰省という意味では, 本拠地に到着した時点で終わっているんですけどね。

[写真: 八幡坂]

手形から手形谷地町, 手形休下町, 新中島土手町と通って, 大回り線逆順で中島から北の丸新町へ上がります。そこから台所町へ向かうと……途中2箇所, 久保田城北の丸へ登る階段が。なるほど, 手前が水道山坂(仮称)で, 奥が八幡坂(正式名称)なんですね。水道山坂は去年降っているから良いとして, 八幡坂は初めて確認しました。何しろ北の丸はずーっと生活圏じゃなかったもので。

[写真: 千秋トンネル台所町坑口]

そして台所町へ出れば, そこは通学路だった道でして。すぐ先に千秋トンネルがあります。私と同じ歳だから17歳(おいおい), 天井が剥がれたりと最近は辛い話も聞きますが, 久保田城の真下を貫通し秋田市中心部の交通に一大変化を齎した道路です。

[写真: 秋田保戸野郵便局]

郵便局巡りシリーズ, 秋田保戸野郵便局。学校のすぐ近くにあります(当時はもう少し鷹匠橋寄り, バス通りより東にあったけど)。

[写真: 鑑の松 1] [写真: 鑑の松 2] [写真: 鑑の松 3]

去年「鷹の松」を撮影したのに, こっちを忘れていたので……旭川土手跡を伝承する者, 保戸野新橋袂の「鑑の松」。道路拡幅のため市街地の土手はほぼ削り取られてしまった旭川ですが, この2つの松が聳える土塁にのみかつての高さを伝えているというのです。ちなみに鑑の松の隣に建つ家は(げふんげふん)。

[写真: 秋田通町郵便局]

郵便局巡りシリーズ, 秋田通町郵便局。中学に入ると学校帰りに大町近辺へ来て遊ぶ事も多かったから, 通町は比較的生活圏です。ひらのや書店(郵便局のちょい西)は入り浸ってたし。

[写真: 旧大工町標柱]

旧大工町に標柱を見付けました。外町にもあるんですね……認識改めなきゃ。大工町は通町をそのまま延長した先の町で, 通町の大町通り以西と同様, 羽州街道沿いです。新大工町は……もうちょい北東?

[写真: 八橋一里塚]

大工町から羽州街道に沿って西へ行くと, 鉄砲町を過ぎた先で八橋一里塚に到ります。秋田市内では一番有名だよね, 交差点名になってるし。ただ, 塚そのものは無いし, 木も最近になって植えたものじゃなかったっけ?

この後, 面影橋まで羽州街道を進み, 橋を渡らずに南下して山王大通りに出ました。


[写真: 臨海十字路 東方より遠景] [写真: 臨海十字路 東方より近景]

山王大通りの西の果て, それは臨海十字路。東は秋田県道26号秋田停車場線(山王大通り), 北は国道7号秋田北バイパス, 西は国道7号秋田南バイパス, 南は国道13号秋田北バイパス。……つまりここが, 福島市船場町交差点から始まる国道13号の, 現在の終点なのです。「現在の」というのは, 数年前に秋田南バイパスが全通するまで, R13の終点はもっと南の茨島交差点だったから。

[写真: 臨海十字路より南方向]

終点から起点側, 福島側を眺めた図。ここを300kmちょっと行けば, あの福島市に達するのです。

[写真: 臨海十字路 南方からの行き先案内標識]

R13終点に達してからの案内標識。流石に手前に13号おにぎりが描かれたりはしていませんが, 残り3方向のすべてが別の道である事から, 今までR13を走って来た人には終点だと判るでしょう。

[写真: 臨海十字路 R13距離標柱 305.1km] [写真: 臨海十字路 最後のR13標柱]

残念ながらこちらでも『終点』を示すものは見付けられなかったのですが, 最後の距離標柱, 最後のおにぎりを見付けました。交差点の向こう側にR7のおにぎりが見えているというのが良い構図になっています。


[写真: 茶町扇ノ丁 標柱] [写真: 茶町梅ノ丁 標柱] [写真: 豊島町 標柱] [写真: 十人衆町 標柱] [写真: 四十間堀町 標柱] [写真: 新城町 標柱]

再び山王大通りを通って, 茶町通りを南下します。あら旧町名の標柱がいっぱい。茶町扇ノ丁, 茶町梅ノ丁, 豊島町, 十人衆町, 四十間堀町, 新城町……山王大通りからの南下であるため, 上肴町と茶町は確認できませんでした。でも馬口労町まで到達。大町通りと比べて, 南へ行くほど道が狭くなっていますね。

[写真: 秋田旭南郵便局] [写真: 秋田楢山郵便局]

馬口労町を刈穂橋へ向かえば, 川端にある秋田旭南郵便局。はい, またまた郵便局巡りです。更に下新橋の通りを入ると秋田楢山郵便局。この道は5日目に通った道でもあります。

[写真: 富士山]

5日目よりはちょっと効率の良い道を通り, 奥羽本線を潜って太平川沿いに出ると, 目の前にちょっとした丘陵が。これ, 富士山(ふじやま)です。明田富士。全体を上手く捉える事のできる場所が無いかと思っていたら, 5日目に丁度良い場所を通っていたので, 明るくなった今日撮りに来たのです。

[写真: 秋田明田郵便局]

最後の郵便局巡り, 秋田明田郵便局。富士山から秋田駅東口に向かって移動し, 道幅が広くなった(市道明田手形線)ところにあります。さ, 後は帰宅帰宅。

[8/9 23:32, 8/20 8:03(誤記修正)]
[8/10 8:18]

よく見える現代秋田

本拠地の庭にはこんな物があります。……これで地元の人にはどこだか一発でバレてしまう(^^;;;

[写真: 手形山崎タワー]

父がアマチュア無線のために建てた鉄塔です(テレビのアンテナも付けているけど)。昔の私も良く登りました……幼稚園の時分には半段登るのも精いっぱいだったけど, 小学校低学年では1階の屋根(2段相当)に跳び移れるくらいになり, 中学年では2階の屋根(4段相当)が遊び場になり, やがて裏のアパートより高い位置まで上がれるようになって, 隣近所ではそうそう見られない景色を手に入れたものです。当時, 近所でこれより高い建造物って, 秋田駅西口のフォーラス・イトーヨーカドー・ほんきん西武(ビューホテル)といった巨大ビルしか無かったんじゃないかな。最高所は秋田大学(そもそも高所にある鉱業博物館以外)より高かったと思います。

[写真: 手形山崎タワー1段目]

何分にも築30年近く経過し, その間ほとんど維持管理していないため(塗装直しすら20年以上前に1度したきり), もうボロボロ。いわゆる耐震強度なんて考えるのも意味無いほどです。区画整理にひっかかっていることもあり, 近々解体する予定になっています。なので……その前に一度登っておこうと思いまして(^^;;;

しかし昔はひょいひょい登っていた塔であっても, 今の私はじゅうな……もとい, 体力の全盛期を過ぎた身。腕力は向上したと思うけど体重も向上しており, 力のかけ方などのバランスは確実に崩れています。登る事自体15年ぶりくらいになる筈だし(← 計算合わないだろ), 感覚だって憶えていません。と言う事で, 安全帯を着けた上で, 父が先行してから登ることにしました。……安全帯, 父の知人(故人)のお下がりだそうですが, 私の体格が細すぎてゆるゆる……

[写真: 手形山崎タワー5段目からの風景 1] [写真: 手形山崎タワー5段目からの風景 2] [写真: 手形山崎タワー5段目からの風景 3] [写真: 手形山崎タワー5段目からの風景 4] [写真: 手形山崎タワー5段目からの風景 5] [写真: 手形山崎タワー5段目からの風景 6] [写真: 手形山崎タワー5段目からの風景 7] [写真: 手形山崎タワー5段目からの風景 8]

5段目(塗装が2色目に変わる場所)をぐるっと回って撮影。この時点で2階建ての屋根より高い位置にあります。東側(広面・太平・下北手, 経法大方向)は整理がまったく行われていない住宅地がずーっと続くため, 屋根よりちょっと高いくらいでは下からの圧迫感が除かれませんね。対するに南側(金照寺山方向)・西側(久保田城・秋田駅方向)・北側(秋田大学・手形山方向)は, すぐ足元が区画整理真最中であるためスカスカです。

[写真: 手形山崎タワー10段目からの風景 1] [写真: 手形山崎タワー10段目からの風景 2] [写真: 手形山崎タワー10段目からの風景 3] [写真: 手形山崎タワー10段目からの風景 4] [写真: 手形山崎タワー10段目からの風景 5] [写真: 手形山崎タワー10段目からの風景 6] [写真: 手形山崎タワー10段目からの風景 7] [写真: 手形山崎タワー10段目からの風景 8] [写真: 手形山崎タワー10段目からの風景 9] [写真: 手形山崎タワー10段目からの風景 10] [写真: 手形山崎タワー10段目からの風景 11] [写真: 手形山崎タワー10段目からの風景 12] [写真: 手形山崎タワー10段目からの風景 13] [写真: 手形山崎タワー10段目からの風景 14] [写真: 手形山崎タワー10段目からの風景 15] [写真: 手形山崎タワー10段目からの風景 16] [写真: 手形山崎タワー10段目からの風景 17]

10段目(水平方向に梁がある場所)からの風景。東側の風景がさっきより広く見えます。あ, COM見えた。角度としては経法大と城東中の丁度間になるんだ。北側も, 秋大(教育4号館と鉱山5・6号館)が低いところまで見えるようになっていますね。天気があまり良くないため鳥海山が見えないのが残念。考えてみれば, ここから鳥海山を見た事ってほとんど無いような気がします。父は見えるって言いますけど, 夏場は視程が下がりますからね……。

[写真: 手形山崎タワー10段目から真下]

真下を見ると……(^^;;;

[写真: 手形山崎タワー10段目からの風景 区画整理現場 1]

道路拡幅工事の様子。側溝工事中ですから, 道幅がどうなるのか, 良く判りますね。

[写真: 手形山崎タワー10段目からの風景 区画整理現場 2] [写真: 手形山崎タワー10段目からの風景 区画整理現場 3]

そこから手形山崎町交差点方面への道。接続されるのも間もなくでしょう。ちなみに現在の道を通っている車が見えますが, 道幅いっぱいに思えても実は一方通行じゃないんです。この道, 整理後はどうなるんだろ。

[写真: 手形山崎タワー10段目からの風景 神明山 1] [写真: 手形山崎タワー10段目からの風景 神明山 2]

神明山(久保田城)。元々は3つの山が組み合わさっていたため『三森山』『三嶽山』などと呼ばれていたらしいのですが, 実際こうして見ると……左から本丸・二の丸の山, 明徳小学校建築前後に削られましたが八幡山, そして右に北の丸の山(水道山), と並んでいるのが良く判りますね。

[写真: 手形山崎タワー10段目からの風景 秋田駅]

秋田駅。701系2編成とE3系1編成が見えます。

[写真: 手形山崎タワー10段目からの風景 太平山]

太平山。遠くの風景をはっきりと写すのって難しいなあ。今回は実際雲かかっていた訳ですけど。なお, 一番高く見えているのは中岳であり最高峰の奥岳ではないようです。


これ以上は本当に危険だということで父から止められたため, 10段までで降ります。


註: これ読んで場所がどこだか判った方も, 登りに来たりしないように。観光用の展望台じゃないんですから, 興味本位で登ろうとするとマジで転落死します。下手すると塔が崩れてそこら中に被害が出ますから!

[8/10 9:21, 9:24(注意文追記)]
[8/10 9:28]

袋入り娘

前線基地復帰も近いため, 自転車を畳んでおきましょう。

[写真: 分解前自転車] [写真: 収納後自転車]

所用時間は46分。キャリアがある分と, 袋の中での位置決めに手間取ったため, 少し時間がかかっています。

[8/10 9:31]
[8/10 9:34]

箱入ってた娘

[写真: 西又西瓜切断]

西又西瓜を食卓に出しまーす。……切り分けた後の写真もあるんだけど, 暗かったのでこっちを。

巨大さもさることながら, 味も非常に甘いですね。これだけ満足のできる西瓜はなかなか出会えないのではないかと。流石『パッケージだけで売っている訳ではない』羽後農協です。ただ, 何分にも大きすぎるので, 1玉で買う事はもう無いと思いますが。カット売りは通販だと難しいよね……。

[8/10 9:37]

本日の日常日課

2009年8月9日(日)

1日 2日 3日 4日 5日 6日 7日 8日 9日 10日

本日の視聴対象アニメ番組

[8/10 9:53]

大転身

朝, 前線基地復帰します。入れ替わりで兄一家が秋田空港に現れますが(だから西又西瓜を切ったんだったり), 私は顔を合わせる事なくお別れです。

[写真: 秋田駅中央改札口] [写真: ぽぽろーど西口側] [写真: ぽぽろーど東口側]

自転車抱えて秋田駅。例によって盆前の, しかも上りですから, 全車指定席の特急こまちと言えどがらがらです。楽勝でこまち10号12号車17A(最後尾席)を確保。

[写真: 11番線土崎方] [写真: 11番線四ツ小屋・牛島方]

あれ, 今気付いたけど, 新幹線ホームの北半面である7番線に701系が入ってますね。5番線に入っている485系は新潟行き特急いなほ。

[写真: 701系入線]

6番線に入って来た701系, 新屋発秋田行きの普通です。判りやすいくらいの通勤通学列車。

[写真: 乗車券・新幹線特急券]

今回の切符。これ1枚です。最近, 母が真似して切符の写真を撮っているらしい……(^^;;;

[写真: 秋田駅2番ホーム端]

定刻通り, 後向きに出発! ← 註: こまちは大曲駅でスイッチバックする都合上, 秋田駅を逆向きに発車します。

[写真: 大地沢信号場]

大地沢信号場(田沢湖線, 仙岩トンネル盛岡側坑口付近)の撮影成功〜。

[写真: 山葡萄?]

赤渕駅停車中。山葡萄の花? ちなみに今回の運転停車は, 羽後境・赤渕・大釜の3駅で発生しました。

[写真: 桑折駅]

何だ何だか判らないでしょうけど, 桑折駅です。3日目の場所まで戻って来た……!

[写真: 武蔵浦和駅]

見る人が見れば一発でしょうけど, 武蔵浦和駅です :-) 1日目の(略)

[写真: 尾久車両センター]

尾久車両センターに24系25型2編成(と211系)が停まっていました。これは……北斗星とあけぼの?

[写真: 車両番号E326-1]

間もなく東京駅……あ, そうだ。降りる前に車両番号を確認しておかないと。えーと, E326-1。……1!? てことは, もしかしてこれは!?

[写真: 編成番号R1]

東京駅到着。荷物をホームに放り出して, 速攻で先頭車へ向かいます。……R1編成, やっぱり!

[写真: E322-1]

という訳で, E3系量産先行車だったのでした。ヘッドライトが運転席より上にあるのが判りやすい違いです(量産車は下)。いやー, 乗るどころか見るのも初めてでした。

[写真: 三鷹駅北口脇]

東京から中央本線休日快速(E233系0番台)で三鷹。150円清算して下車します。……あれ? 三鷹駅北口のこの場所, 開放されたんだ。出発前はまだ塞がれてたのに。

[写真: 開梱前自転車]

さて, それでは輪行解除を。……軍手が無いよ。しまった, 洗濯した後, 全部郵送荷物に入れてしまったorz ま, まあ, 素手でもなんとかなるでしょ……

[写真: 構築後自転車]

所用時間は31分。キャリアはどうせ使わないので外したままです。サドルも, 荷物の都合上取り付けましたが, 手入れの必要があるので帰宅後すぐに外します。自走で帰宅っと。

[8/10 10:35]
[21:00]

大崩壊

帰省中の雑記を書いていた19:57, 関東近辺で地震発生。武蔵野市の震度は3でした……はい, フィギュア軍団が崩壊しました。

[写真: 崩壊フィギュア軍団]

今回特に被害が激しかったのが『SHUFFLE!』の『馬鹿でかい箱』シリーズ。リシアンサスが持っているおたまの柄の部分にひびが入るという, フィギュアそのものに被害が発生してしまったのです。他にも亜沙先輩の軸が折れたり……こちらは残った部分でまだ支持できたから軽傷と言えるんですけど。あと, 『天ぽChu!』フィギュアにも留め具折れが発生しました。

[写真: 修正フィギュア軍団]

ただ, 一番の問題は, 本棚の裏に落ちていた仲里ひかり@ラムネが, 一旦は復帰させた後で他の部分を修正している最中にまた裏に落ち, そのまま行方不明になってしまった事(泣)。いや本棚の下の隙間にあるだろうとは思うんですけど, これはもう本棚そのものを動かさないと取れない(確認もできない)のです。多分, 他にも同じ場所にいくつか入ってしまっている筈……

それにしても, 相変わらず「ぽぽたん」の人達は安定しているなあ。

[21:10, 21:12(ぽぽたん追記)]

本日の日常日課

前日分以前の修正箇所

2009年8月10日(月)

1日 2日 3日 4日 5日 6日 7日 8日 9日 10日

本日の視聴対象アニメ番組

[12:04]

影響

不在の間のReferrerを見たら, CCSFを参考にマリみて舞台探訪をされた方と, 藤森さんのC.C.さくら妄想を参照している年齢制限付き画像掲示板, 及びそれを見て翻訳希望とか言っている英文BBSを見付けました。読まれていると判るのは嬉しいものです……が, Fani通掲載作とかの感想は相変わらず見付からないのですね……

[12:07]
[15:53]

秋への扉

本県「今年は梅雨明け宣言なし」 仙台管区気象台(秋田魁新報より)……あらら。無視できないレベルの雨に見舞われたのは5日目の昼前(金沢中野〜金沢本町)だけだったのは幸いでしたかね。

[15:55]
[15:59]

妙技

竿燈まつり点描・平成二十一年度(二〇世紀ひみつ基地より)……今年も観に行かなかったので。しかしこちらの写真はいつも美しくて羨ましいなあ。

[16:01]
[18:34]

ハヤテのごとく!! Hayate the combat butler 2nd season 第18話「ホワイトデーの懲りない人々」(7月31日放映分)

評価……☆☆☆☆(前回比: -1)

OP4: むしろ前回のEDって感じがしてしまいますね……それともマヤとかセミレギュラー化するの? 千桜はいよいよ本領を発揮するよーですな。

「あ, 飲んじゃった」さらっと飲むなー!!(^^;;;;;;; 気にした風も無いしー。そんな暢気な歩はともかく, 歩へのホワイトデーお返しを考えるハヤテ。女の子がどんな物を欲しがるか, ナギに相談すると「そうだな……ドリル」「は?」結局のところ, 好意のある子なのであれば, ハヤテから誠意を込めた物を贈られれば, 何でも良いと思うんですけどね。ナギだって, だよ。

ヒナギクから美希への御礼……えーと, バレンタインデーとホワイトデーって, どちらがどちらにプレゼントを贈るものなんでしたっけ?(^^;;; いやマジで判らなくなりました。自分が渡す側になっている事にふと思い到ったヒナギク, お菓子店の前で足を止めて「好きな男の子からこんなの貰ったらそりゃ嬉しいでしょうね……」その場でハヤテから相談されてしまう。ヒナギク, 実はハヤテの不運を一身に受けてしまっているんじゃ。自分が憧れていたクッキーを推薦してしまうし。そもそもヒナギクはハヤテにプレゼントなんてしていないんですが, 「それとも, あの時チョコを上げたりしてれば, 私も……な, なんてね!」西瓜をすぺしゃるに育ててプレゼントしたりとか(違)

『この電話は現在ブッ壊れております何故ブッ壊れたかは第15話を御覧下さいメッセージも残せませんそのまま切るかキレて下さい』電話局がンな音声を流したらブッ飛びますが, 留守電メッセージとして使う人は出そうだなあ(^^;;;

プレゼントを買ったは良いものの渡すシチュエーションが想像できないハヤテと, そんなハヤテを見付けてしまった歩。「こんな時はまず予行演習だ……」危ない, プレゼントを渡し損なうと奴隷にされてしまう@ぽてまよ! 「「よ, よし, とにかく行くぞ自分!」」「これを受け取って下さーい!」「はい?」『何故マリアさんがこんな所に居るんですか!?』ということで, ハヤテはマリアさんの奴隷になるのでした(違)。ヤバイ マチガエマシタ イエナイ……という播磨拳児な状況よりはまだマシだったかと思うけど, でも『間違いましたーとは言えませんでしたー』なハヤテなのでしたとさ。

そして歩ともお互いばったり。「今日の6時にこの公園に来て下さいちょっと渡したい物があるからー!」「解りましたー!」『取り敢えずお互い叫んでみたー』お互いに精神状態異常だって気付きなさい(^^;;; 「これじゃヒナギクさんにも会わせる顔が……」とか思っているとヒナギクが現れる。「この様子だとちゃんとプレゼント渡せたみたいね」「うえっ……」「……ハヤテ君。何かしら今の『うえっ』って言うのは?」自分が我を抑えて惨めな思いをしてまで導いたというのにそれを台無しにされてるんだもんねえ。上手くいかなきゃ承知しないわよ, とか言ったのに破綻されたようなもんです。

「給料はほぼ全て借金の返済に充ててもらってますし, 確かに少しはお金を戴いてはいますけど, その……最近ちょっと, 色々使ってしまって……」「色々? ……ってまさか!?」『そーう, 仔猫用のミルクもヒナギクへの手作りクッキーの材料も, すべてハヤテの自腹なのであるう。それ以外にもこんな物(マリアさんへの兎, ナギへの髪飾り)も買っていたりい』そもそも自由になる予算が極めて少ないハヤテだけど, あまり節約しているような様子は無いんだよね。返済計画自体がきっちり立っているから, 残りの自由予算には気を付けていないのかなあ。

「そのいい加減な性格を少しは直すために, 失敗は身体で何とかしなさい」「か, 身体で?」「……やめてくれる, そういうお約束」ハヤテの場合, 別の方向で需要ありそうですけどねー(やめれ)。連れて行かれたのは喫茶どんぐり, マスター加賀北斗の下でクッキー作り。材料費は……ヒナギク持ちなのかな。次の休みでのアルバイト代だとか。ま, ハヤテならすぐ自分で返すと思いますが。「上手い寿司が食える喫茶店てのは此処かあ!?」「こっちはカツ丼, 大至急だ!」「ラーメン! ら, ラーメンを早く!」小池さん(^^;;; 今回はハヤテ, 目的を果たす前に返せてしまったよーです。

「それにしても, 人間っていうのはつくづく強欲だね。自分で要らないと言っておきながら, 結局欲しくなっちゃうなんて」「感情を処理できん人類はゴリだと教えた筈だがな!」何だこの爺さん。また聞き取れなかったし……

異様に多くの客が訪れたため厨房から離れられなくなったハヤテの下にヒナギクとマリアさん来訪。「とにかく, ここは私達に任せて, さっさとクッキー持って行きなさい」「今回の件は, 私からのバレンタインの御礼って事にしてあげますから。ね」これは, 二人にもプレゼントしないといけませんね。あ, マリアさんには既に渡してるかな(^^;;; 「それに, ハヤテ君が居なくなれば店も元に戻ると思うわ。元々繁盛している店じゃないし」そんな不幸の発露もあったんだ(^^;;; これ, 店にとっては好運? 不運? ハヤテにとっては間違いなく不運ですけど。んー, ハヤテの不幸, 助けてくれる人が居れば跳ね返せるって事なのかな。

ところでハヤテ, クッキー作ってる時間は……あったかな, 調理の脇でギリギリ。渡しに行く時間が無かっただけで。ヒナ祭り祭りの時とは事なり, きっちり時間通りに歩のところへ到達できたハヤテ。歩から見て逆光になってるのは演出としてまずいんですが, ハヤテにそんな事考える余裕なんてある訳ないですね。そしてその夜, ハヤテからヒナギクへ。……歩と一緒の時間より, こっちの方が長く尺取られてますね……。

ED6: ああ, なんか主題歌というよりキャラソンっぽいと思ったら, そう繋がるのか。

次回: な, なんか凄い事になりそうだ!?

[18:58]
[20:48]

A/C

だーっ, もう駄目だ, 不快指数が高くて耐えられん。この夏初めてエアコン使います。エアコン無しで夏を越せたりしたら画期的だったけど, 流石にそんな事はないか……。

[20:49]
[22:20]

ハヤテのごとく!! Hayate the combat butler 2nd season 第19話「王者をねらえ」(8月7日放映分)

評価……☆☆☆☆(前回比: ±0)

『たまに生き方を反省する』たまに? ……いや, いつも反省していたりしたらそれはそれで普通じゃありませんが。12:20起床のナギ「今日こそは, いや今日からは, 少しはきちんとした生活を送り, 真面目な人間になろう!」『脱ぎ捨てられたままの寝間着……』「う……」『脱ぎ捨てられ, ぐっちゃぐちゃなままの寝間着……!』ま, 千里の道も一歩から, ということで(^^;;;

皿を守って携帯電話を粉砕してしまったハヤテ, でもマリアさんより速攻で購入の許可。経費で落ちるんですよね? 多分ハヤテの僅かばかりの小遣いでは買えないだろうし。実質業務用なんでしょうね。「あらナギ, 今日は早起きですね」「寝付きが悪かったんですか?」「それが昼過ぎに起きてきた者に言う言葉か?」ではここでひとつ「おそよう」と言ってみますか(ナギは怪獣じゃないもん!)。

買いに行くのは新宿西口の大型量販店, UDAKYO HALLビックリカメラ。金銭感覚異常のナギに「でもお嬢様だってネット通販で買物するんだから, 物の値段くらい知ってるでしょ?」「え, 通販ってどっか値段書いてあったか?」「それすら眼中にありませんでしたか!?」確かナギは株で収入維持しているんだよね? ……個別の物価は考えませんか, それでできるものなのかな。まあナギよりは日常に根ざした買物している筈のマリアさんですらああですからね……。ところでハヤテ, 電話機の購入だけでなく, 通話契約も新規にやるんですか?

「ま, 伊澄さんじゃないんだし, 僕がここに居ればお嬢様もそうそう迷子には」「あの, お連れ様が早々に見えなくなったのですが……」「え゛!?」そして自ら迷子センターに行くナギ。いやあ, 迷子センターまでは迷わずに行けるところが伊澄と違うところかもね(^^;;; とにかく, 本人が迷子扱いされてしまうナギ……背が低いとは言っても13歳だから, ナギでなくてもこの対応は屈辱では? というか, ナギでこういう対応をされてしまうということは, 13歳当時ナギより背が低かった私は(汗)……あ, いや, 迷子とは違うんだけど, 似たような対応をされた事, マジであったぞ!?

「ようこそ地獄のアヴァロンへ。ここは闇に染まりしこの世の果て」「お嬢ちゃんみたいな一輪の花が一体何しに来たんだい?」迷子センターの先住人, 不良子供ABCこと加藤兄弟(おい)。小柄なナギより更に小さいのであろう, そして年齢は相当低いであろう……とは思えない言動だけど……兄弟を相手に「良いだろう, そこまで言うなら勝負だ! 全員叩きのめしてくれる!」ハヤテのごとく! TCG(^^;;; そもそも本気で勝負を言い出す時点で駄目なんだけど, まるで容赦の無い戦い方, 実に大人げない(^^;;; デュエル執事の出番はありませんか?(^^;;; 『なお今回はオリジナルルールにてお送りしました……』パクりはオリジナルとは言わなーい(^^;;;

4月3日は咲夜の誕生日。「ウチは, なんやハヤテの心が籠った……『爆笑』があればええねん……」「はあ……あの, 乙女ちっくな表情と台詞が微妙に合ってない気がするのですが」「そうか? そうでも無いけどなあ」この時点で咲夜としてはボケてるつもりなんじゃないかなあ。咲夜に対して突っ込むべきだったんじゃ。「ウチは笑えればええねん。それ以外は何も要らへんねん。せやから期待しとるで, 愛と流血の執事コメディ主人公!」「その期待のされ方はちょっと……」ここもそだよね。そういう意味でハヤテに漫才の才能は無いんでしょう。ただ, そういう素人が頑張って笑いを取ろうとして右往左往する姿が面白いって, 咲夜は思うのかもしれないけど。「布団が, 吹っ飛ばなかった!」これは右往左往ではなく単なる外し(^^;;;

「笑いというのはやはり人間観察から生まれて来るのではないだろうか! だから面白い人を観察すれば自ずと笑いは生まれる筈!」「……あの, 何か物凄く不愉快な視線を感じるのですが」どうしてマリアさんを注目するんだ, ハヤテもナギも!(^^;;; 「マリアが面白くなりそうな要素をサンデーボックスで用意してみました!」『サ』ハリセン。他の箱の中身は何だったんでしょう? 「要するに, それで突っ込めって事なんちゃうの?」「ええっ, これでマリアさんにー!?」「「加減さえ間違えなければ!」」いや, 根本から間違っている場合, どのように加減しようと間違いは間違いな訳でして(^^;;;

「確かにマリアさんは少し天然系ではあるけれど, 基本的にヒナギクさん並かそれ以上の完璧超人, そう簡単にボケなんて……」だから根本から(^^;;; 「鼻歌だって, この通り掃除に良く合う軽快な……軽快な……うあっ!? この妙に心踊る軽快で恰好良い曲は, まさか!?」『それはトップをねらったりする伝説的な巨大ロボアニメの挿入歌だった! 一人一人では単なる「火」だが, 二人合わされば「炎」となる。炎となったマリアは無敵だあ!』「なんてリアリティのある天の声……というか, いくら名曲とは言え, 選曲古くないですかマリアさん!?」それに気付くハヤテもハヤテだ(^^;;; つーかこの話, 原作だとどうなってたんだろ?

「マリアさん! その曲, なんて曲ですか!?」「「ズコ!!」」ハヤテをボケとして見れば笑えるんじゃない, 咲夜?(^^;;; 「これは, この前ナギが夜中ずっと聞いてて, 何の曲かは知らないんですけど耳に残っちゃって。多分アニメか何かの主題歌だとは思うんですけど」「良かった, 突っ込まなくて本当に良かった! 危うく誤爆するところだったよ!」マリアさんの機嫌を損ねると後が怖いからねえ。「「「さあ, 早く次のボケを!」」」「何でしょう……また物凄く不愉快な視線が……」後が怖いんだよねえ(^^;;;

「あら, 窓が壊れてる……うしましょう」この程度のボケであれば, たとえわざとであったとしても, 強い突っ込みはバランスを欠いてしまいますよ。ほら, そんな全力で飛び込んだりしたら……突っ込もうとして転んでマリアさんの胸に顔面から突っ込んでしまうハヤテ。別の突っ込みどころができた! → ハリセンではなくグ○ーフア○ゼンで突っ込むナギ。咲夜としてはこれでも良い訳だ。

「じゃ, 本番当日も頑張ってな!」ええ解ってましたよ, 今回はあくまでも予行演習でしかないって(^^;;; ワタルに対しては伊澄をボケに起用するナギ「私, 生まれてこのかたボケた事なんて無いから……」「よし, 良いボケだ! さあワタル, 激しく突っ込むのだ!」伊澄の場合も, 力一杯突っ込むのはバランスを欠きますね。マリアさんとは違う意味で後が怖いし。

次回: いよいよですな。

[22:44]

本日の日常日課

前日分以前の修正箇所


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水野夢絵 <mwe@ccsf.jp>
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