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静鉄の県総合運動場前駅です。ここも踏切に面していますが、踏切からの出入りはできず、写真にある地下道で接続しています。2面4線で踏切が少々長いからでしょうか。
写真左端を良く見ると、側道も含めて築堤上にあることが判ると思います。ここと次の古庄駅の間で東海道本線・東海道新幹線・大谷川放水路・R1を跨ぐため、高架橋に接続する登りが始まっているんです。地下道も、多分築堤を元の地面くらいまで掘り下げた、って感じなんじゃないかな。
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勿論私も、どこかで東海道本線などを跨がなければなりません。どこで跨ぐ? ……丁度良い場所がありましたよ。ということで、まずはここ、JR静岡貨物駅にやって来ました。1967年(昭和42年)に現在の東静岡駅がある場所で、「東静岡駅」として操車場から格上げされ開業した貨物駅です。1993年(平成5年)に現在地へ移転改称し、1998年(平成10年)に旧駅跡地で改めて旅客駅の「東静岡駅」が開業しました。
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(16:01) |
静岡貨物駅の真上を跨ぐ「長沼大橋」というものもあるのですが、明らかに交通量が多いので、1本北東にある「栗原跨線橋」……で良いのかな、静鉄の跨線跨道橋はこの名前みたいなんだけど……で越えましょう。駅の端に近いから、全体を眺めやすいでしょうしね。……狭い割に交通量が結構ありましたよ。
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(16:05) |
鉄道高架はR1も含めて越えてしまいますけど、道路高架は静岡貨物駅にぴったり寄り添うようになっていますので、R1は普通に平面交差です。古庄交差点を横断すると、静鉄の古庄駅に到着です。またまた踏切に面した駅ですが、駅舎は下り線に面していて、上り線ホームへは別途構内踏切で渡るようですね。
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続いて長沼駅。秋田駅ではありません(謎)。駅前を通っている道(写真右側枠外)が旧東海道であるということは、つい先程気付きました。さてここは、再開発地区である東静岡駅に最も近い駅です。もともとは乗降客数が少ない駅だったのですが(2006年度で全15駅中13位)、今後は急増することが推測されます。実際、東静岡駅と連絡する『路地』やその前後、滅茶苦茶人が多かったんですよ。
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(16:16) |
路地を抜ーけー道渡りー、僕らの駅へーやって来たー♪(謎過ぎ) JR東静岡駅です。前述の通り、同名の貨物駅が改称移転した跡地に開業した、新しい駅です。ここ、広角でも全景を収めきれないので、パノラマ撮影しようとしたんですけど、どういう訳か10回以上やって全部失敗する(「速く回して下さい」「ゆっくり回して下さい」と言われ続ける)という事態に陥ってしまったため、諦めました。うーんどうしろと言うんですか。
旧貨物ヤードを縮小してできた用地の再開発が進められており……4月12日、つい一昨日! 「MARK IS 静岡」という静岡市最大の商業施設が開業したのです(近過ぎて撮影できず)。開業後初の日曜ということで、長沼駅から東静岡駅、東静岡駅から柚木駅と、歩道が大渋滞しており警備員の方も沢山いらっしゃいました。……通過自転車である私は、変な誘導をされたためとても移動がし辛かったです。安全のためというより、単に想定外の存在扱いされただけのような……?
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(16:28) |
再びR1を渡って、柚木駅(ゆのきえき)にやって来ました。富士市にあった身延線の駅と同名ですね。MARK ISへは長沼駅よりこちらの方が近いので、歩道・横断歩道の渋滞はここまで発生していました。この駅はR1に面しています(写真右側)。
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(16:29) |
同じく柚木駅前から、来た道を振り返った図。R1(左右方向)と静岡市道2本が接続する、柚木交差点です。駅前ですから元々歩行者が多いということなんでしょうね、歩道橋が設置されています。……で! 私は左側から来て、手前側へと二段階右折したのですが、市道2本が食い違いになっているせいなんでしょうけど、自転車横断帯が道路左側と右側を接続しているという致命的な道路設計ミスがありますよ! 柚木駅前は歩道があるから(それも多分、自転車通行可の例外は適用されない)、路側帯に入るという法の抜け道もありません。まったくのダメダメ交差点でした。
※2013年6月に道交法改正案が可決されており、右側路側帯の走行も2013年度中に禁止されます。
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(16:33) |
ほっぺっかっと進んで(← 解る人が滅茶苦茶少ない擬音)、春日町駅に到着です。ここもR1に面していますが(写真左)、右側走行したくないので、裏側の路地を通って来ました。久々に、踏切が直接島式ホームの入口になっている駅ですね。
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(16:36) |
次の駅を目指す途中で、ちょっと道に迷いました(汗)。おっかしーな、まっすぐ行ける筈なんだけど、何度もぐるぐる回ってしまうなんて。ゴールが近いけどまだまだ走りたいと思っているから、家に帰りたくなくて、蝸牛に出会ってしまったんでしょうかねミミズ飲む絵さん。
谷津山の南山麓にある、音羽山清水寺という真言宗の寺院です。音ではなく、京都の寺院と同様に「きよみずでら」と読みます。本尊の千手観音は、徳川家康が寄進したもの……は流石に現存していないだろうなあ、何度も災害で崩壊したり全焼したりしているそうだから。
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(16:39) |
音羽町駅(おとわちょうえき)にやっと到着しました。静鉄音羽ビルが併設されています(本社ではありません)。さて、もう迷わないぞきっと。
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(16:42) |
痛快なりゆき旅行もいよいよ佳境! 遂に静岡市と秋田市の旧地名対決に突入だ(← 誰が憶えてるんですかこんなネタ!)。えー、日吉町駅です。日吉町という地名は現存しませんが、1970年(昭和45年)の住居表示実施まで使われていた地名だそうです。ただ、1908年(明治41年)の開業当初は「台所町駅」だったそうなので、住居表示前から区画変更・町名変更が行われたということか、駅にとっての所在地より重要な地区だったということか……。
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(16:46) |
静鉄の本社所在地にして、静岡清水線の起点、新静岡駅に到着。これにて静岡清水線の全駅訪問が完了しました。ここ、駅ビル(静鉄鷹匠ビル)は、1年半前の2011年10月に改築されたばかりです。
1908年(明治41年)の開業当初は「鷹匠町駅」(たかじょうまちえき)でした。……台所町、鷹匠町、と言えば、秋田市でも旧地名ですよ。久保田城本丸の西側山麓にある隣接した地区で、現在は周囲の町の一部とともに千秋矢留町となっています。駿府でも城下至近の隣接地区なんだ、と思うと奇縁を感じますね(他の近世城郭でも同じだったりする?)。
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静鉄全駅訪問を完了したところで、JR駅へと向かいます。その途中、ほんのちょっとだけでしたけど、駿府城の外堀脇を通りました。三の丸石垣を眺めることができます。
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(16:54) |
はい、最終目的地であった、静岡駅です。寄り道が多くてどうなることかと思ったけど、特に訪問を諦めたりすることなく(昨日は三島駅を諦めたけど)、17時前に到着できました。日没まではむしろ余裕があるくらいですよ。
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(17:00)
輪行作業の適地を探して駅前をぐるぐる回っている途中、歩道上に松平竹千代像、タクシープール内に徳川家康像を見付けました。つまり、同一人物の駿府に居た2時代の像を作ったってことですね。でも場所悪いよこれ。竹千代像は歩道の導線がデルタ線になっている場所の中央にあるから、ほとんどの人は像から離れたところを歩いてしまうと思います。家康像はタクシープールの奥(国道側)になっていて、視点が向かい辛い位置になっていると思います。配置、考え直した方が良いんじゃ。
ここまでの走行記録(本日分)……走行時間: 4.29.15、走行距離: 81.76km、平均速度: 18.2km/h、最高速度: 42.1km/h(変わらず)、総走行距離: 184.9km。
ここまでの走行記録(加算値)……走行時間: 11.41.17、走行距離: 222.27km、平均速度: 19.0km/h、最高速度: 54.5km/h(変わらず)、総走行距離: 3,037.7km。
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