たざきと申します.ネタにマジレスかもしれないけど

"Muraki" さんは Mon, 4 Aug 2003 02:11:54 +0900 頃に
Message-ID: <3f2d42bb_5@news.premium-news.net> で書きました:

Muraki> こうしてみると日本の大学への公的研究費は欧米を上回っているようだが、
Muraki> なぜ、日本のノーベル賞はかくも英、独、仏に比べて低調なのでしょうね。

http://news.bbc.co.uk/1/hi/education/1759870.stm 
に面白い分析が載っています.

世界15カ国の講師(Lecturer って英国では助教授っぽいんだけど)の購買力を
比較したそうです.各国の物価水準なんかを考慮して決めたそうなんで,
単純な給料比較じゃぁないそうです.
# (英国の)教職員組合の調査ってのも考慮すべきかな?
# どういう基準で 15カ国を選んだのかも分からない
Canada £72,700
Italy £72,400
USA £56,100
Finland £47,100
Australia £39,900
France £34,500
Norway £31,200
Spain £24,900
Germany £24,800
U.K. £21,800
Greece £20,800
Mexico £18,400
Turkey £18,200
Japan £16,500
Czech Republic £11,500

とりあえず,日本の講師は給料的には恵まれていなさそう.
恵まれていないってコトがノーベル賞受賞者数の原因なのか
結果なのか無関係なのかは分からないけどね.

少なくとも,給料を大幅に上げなければ「世界的な大学や研究機関」の
中心となる人を雇えないであろうコトは想像できますね.
-- 
たざき