柏崎@北海道です。

At Sun, 30 Nov 2003 18:36:01 +0900,
Kiwi wrote:

> 先駆的にはミロシュ・フォアマンの「アマデウス」に始まり、「シャイ
> ン」「海の上のピアニスト」などを経て「戦場のピアニスト」に至る経
> 過の中で、演奏の「吹き替え」どころか演奏しているシーンがデタラメ
> でも一向に関知しなかったような昔のピアニスト映画(ex.「ピアニスト
> を撃て」「ラスト・コンサート」等々)と違って、

僕は「アマデウス」や「シャイン」も結構出鱈目だと思うんですが…。

> 間に合わせではない本物の演奏家の演奏を、役者も本当に演奏している
> かのように見せるようトレーニングを積んで撮影に臨む、という撮影ポ
> リシーのようなもののことを言っています。

ショパンのノクターンは比較的弾きやすい曲目だし、みっちりトレー
ニングしたら、その程度になる事は容易いでしょう。実際、僕もこの
映画を観賞後、楽譜を購入して練習し始めましたが、週に一度の練習
で、二週間後には弾けるようになりました。密度を高めれば一週目で
弾けたと思う。

そういうリアリティなら、僕は「無伴奏シャコンヌ」に勝る物はない
と思っています。演奏はギドン・クレーメルですが、演ずるはリシャ
ール・ベリ。

> この文脈だと「ピアノレッスン」は「演奏がデタラメでも関知しな
> かった昔のピアニスト映画」に分類されると思います。

そういう風に読めます ? 

-- 
柏崎 礼生 (Hiroki Kashiwazaki)@HUIIC
Ph.D candidate in the Division of Electronics & Information
Engineering, Hokkaido University
mailto:reo@cc.hokudai.ac.jp
Tel:+81-11-706-2998