阿部です。

In article <bi26dc$5rq$1@bgsv5648.tk.mesh.ad.jp>,
 頼光 <raikou@mug.biglobe.ne.jp> wrote:

>  なるほど。自分については自分では分かってるつもりだからあま
> り情報的価値を実感しませんでしたが、人のを見るとだいぶ感じま
> す。
> 
>  思ったよりずっと良さそうです。
>  後述するタイトル問題はありますが、しばらく続けてみようと思
> います。

あるニュースグループに投稿するくらいだから、その分野に
関心があるのだろうというような推測は出来ます。ただ、
その人がどういうつもりで投稿しているのかというところが
より明確化します。例えば、fj.soc.lawには私が関心がある
記事が投稿されることがしばしばあり、議論に参加することも
ありますが、私の場合、背景が法律学という訳ではないのです。
もちろん、法律の話をするのだから、法律学としておさえておく
べきことがらは、おさえておけという指摘はもっともです。

>  むしろ、「専門」というタイトルではなく、アンケートでときおり
> 見るような「興味のあるジャンル」という意味のキャプションが適切
> に思います。なんか短い単語無いかな。
> 
> # 阿部氏のようにタイトル抜きというもの悪くないのですが、事情を
> # 知らないと「何それ?」になってしまう。

「関心・専門分野」あたりでしょうか。
・(なかぐろ)は、「あるいは」とか「もしくは」という意味。


> >>  というわけで、この代案を採用したとき、更に加えて所属組織を
> >> 書きたい人や書いて欲しい人って、いますかね。
> >
> >所属組織を書くということは、自分が「どこの誰」なのかを
> >より明らかにするということで、さらに段階が進んだ実名
> >というように捉えられないでしょうか?
> 
>  「どこの誰」情報は、専門分野情報とは方向性が違うでしょう。

ここでは専門分野情報を提供するメリットについての議論ではなく、
「実名原則」の議論に戻った時そう捉えられるのでは、という
つもりでした。

「実名原則」といったときに、単に本名を書けば事足りるのか、
実社会におけるその人物が特定できるくらいでなければなら
ないのか。あるいはそれぞれの人自身の選択としてはどうする
のか、という方向の議論です。

ここいらで、実名原則とは何を意味するのか(どこまでを求める
のか)や、メリット、デメリットを整理する必要があるかしら。

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阿部圭介(ABE Keisuke)
koabe@mcc.sst.ne.jp (NetNews用)
関心・専門分野:
 新聞学(ジャーナリズム、メディア、コミュニケーション)