In article <koabe-473149.22050722082003@news01.sakura.ne.jp>, ABE Keisuke wrote:
>> # 阿部氏のようにタイトル抜きというもの悪くないのですが、事情を
>> # 知らないと「何それ?」になってしまう。
>
>「関心・専門分野」あたりでしょうか。
>・(なかぐろ)は、「あるいは」とか「もしくは」という意味。

 ちょっと腕を組んで考え込みました。

 ・OR 条件のタイトルでは、個々の項目がどちらのつもりなのか
  不明ではないか?
 ・しかし、この情報の主旨を考えると、そもそも区別する必要が
  あるか無いかは自明ではないのではないか?
  ・区別する必要があるとしたら、それは何のためか。
  ・区別する必要が無いとしたら、それは何のためか。
 ・そもそも、これは「投稿者のバックグラウンド」を購読者に
  示すものである。しかし、その精度については特にコンセン
  サスも無い。
 ・バックグラウンド情報の提供は、もともとは所属組織の表記
  によってなされていた。精度がこれと同程度であればコンセ
  ンサスがあるのと同等と見なせるのではないか。

 頭に浮かぶことを、繰り返しも含め、ぱらぱら書いてみましたが、
これはなかなかに決め手が無いですね。

 でも、「専門」よりはベターだと思うので、そちらに合わせてみ
ます。

>ここいらで、実名原則とは何を意味するのか(どこまでを求める
>のか)や、メリット、デメリットを整理する必要があるかしら。

 fj の風潮として、所属組織と本人の発言はリンクしないと捉え
る傾向があります。世の中ではそうは取らない人がけっこういる
中で、明示的にそう言われているのですから、確固たる慣習であ
ると捉えるべきでしょう。
 そう考えると、ここで言う「実名」という概念の中に所属組織
というものが入ってくる理由が思いつきません。ですから、「実
名」というのは姓と名と、あれば洗礼名とかまでだと思います。

 なお、@付きで所属組織を付けて名乗る習慣があったのは事実
ですが、これは <20030821204912cal@nn.iij4u.or.jp> で佐々木
氏が述べていたように「所属ネットワーク」と捉えるべきと思い
ます。

# この傍証としては、かつて wacky という馬鹿が@の後にネット
# ワークでもなんでもない記述をした際に「使い方を分かってい
# ない」と一方的に非難されていた事例があります。

## ちなみに、私は気付かんかった。

 ただ、ちょっと謎なのは、なんで所属ネットワークを名乗る習
慣が出来たのかという点ですけれどね。同姓の区別のためかな。

 メリットは、無責任にならないように自己を律するための仕組
みとなる点。

 デメリットには、馬鹿がストーキングしてきたり NetNews 以
外のルートでアタックしてきたりするリスクがある点。

 他に、今まで言われていた話ってありましたっけ。

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頼光 mailto:raikou@mug.biglobe.ne.jp
関心・専門分野:
 宗教学、歴史学、社会学、情報工学