《どうするかは国民に任せれば良い》

官僚は言う。
「民間保険では保障になりません」と。

年金保険が民間企業ではインフレに弱い?
保障にはならない?

そうだ。
そのとおりだ。

民間年金ではインフレに弱く保障にはならない。

ちょっと聞く。

それがわかっていて?
保険にすべてをかける人がいるだろうか?

もちろんいる。
が、賢明な日本国民の中では少ないはず。
多くの賢い国民は、当然その優秀な頭を使うことだろう。

投資貯金にするとか?
不動産に投資するとか?
どうするかは国民に任せれば良いのだ。

『年金制度だけ』と言うのがまさに官僚的で硬直的なのだ。
『年金制度だけで老後の生活を保証しよう』というのがおかしいのだ。

まるで、安い人民服で衣料を保証しようという毛沢東の政策だ。
安い、市営アパートで住宅を保障しようというようなもんだ。

国民に任せておけば?

国民は自由な発想を展開し、「豊かな衣料、豊かな住宅の保障」を実現する。
これが自由主義経済の良いところであり、歴史が証明している。

官僚事業では逆立ちしてもできないことだ。
『民間でできることは民間で』
これが歴史の答えだ。

福祉をどうするか?
年金をどうするかは歴史に学ぶべきだ。