"Taku" <tuc@softhome.net> wrote in message news:050806143934.M0101127@myhost.softhome.net...
> 
> mac-inさんの<42f235e5.786%mac-in@mx8.ttcn.ne.jp>に関する投稿です。
> 
>>こういう「方針」があったんですね。(って、あるのは当然か)
>>いかにも艦隊決戦志向で書かれていそうです。
>>
>>でも最後の改定が昭和11年6月ですから、
>>開戦直後の変化が反映されずに、艦隊決戦志向の記述のままに
>>なっているのは当然でしょう。
>>
>>改定されずに「方針」として定められたままだったんだから、
>>艦隊決戦志向が方針だったんだ、というなら、その通りではあります。
>>
>>このときの最後の改定で、ようやく航空戦力が本格的な主戦力の
>>一つとして記述されたようですね。
> 海軍の育成は数十年の歳月がかかると思われ,艦隊決戦を基本に
> 増強された海軍でいきなり航空兵力を中心に戦えと言われても
> 戦術研究,装備が間に合わなかったのではないでしょうか。
> 
> 帝国海軍は,艦隊決戦(日本海海戦での成功体験に根ざした)思考から
> 離れることができず,航空母艦の用兵は潜水艦と同じように
> 進撃してくる敵機動部隊を漸減すると言うものです。

大きな趣旨は理解できるのですが、ここでの最後の部分は理解できません。
Woods War氏も同じような事を仰っておりました。しかし、「敵機動部隊を漸
減」して何をするつもりだったのでしょうか。海軍は飽くまでもアメリカのみを
想定していたと言う事かしら。太平洋戦争とはそういうものだったのでしょう
か?それなら判らないことも無いのですが、これじゃぁ、最初から負け戦を想
定していた事になる。

     もし、これが本当ならば、調子のよいところで講和

というのが必須であったはず。しかしそれはしてはいない。日本がアメリカに
宣戦布告をして、アメリカをどうしたかったのかがいよいよ分からなくなりまし
たね。どなたか、その点を教えていただけないものでしょうか?

世界を敵に回すということは、目的の定まらない戦争となるという例証かな?
当時の戦争指導者たちの苦悩が目に浮かぶようです。武士の魂とはこうい
うものだったのですね。プライドと勇気。それ以外なし。

逆に、それは、平和になった日本の今こそ必要なときでも有るように思いま
すね。

--
太宰 真@URAWA