kounoike@mbh.nifty.com さん:
|物理素人の私から見ると,

このあたりの話は工学的なセンスが必要で、物理固有の話とは思いません。と
いうか物理学科の学生の専門科目には入っていません。数学の先生に大学の数
学の講義をさせたら、それが本当は非常によい講義であっても、とんでもない
講義になるのと同じく、物理の先生に講義をさせたら、学生はチンプンカンプ
ンになると思う。

| 剛体であるという条件から無いと考えますが,うまくは説明できません。

結局、剛体とは何かという問題です。

剛体とは現実の物体の近似的な模型です。物質は分子からできていますが、分
子間の距離は絶対に変わらないという近似です。今の場合はAB間の距離が絶対
に変わらないとするものです。したがってAを押すと, 一瞬にして B も動きま
す。現実にはあり得ないものです。現実にありえないものをあると仮定して数
学的な分析をしているのです。

この仮定のもとでは
|で,自分自身を納得させるにはと思いついたのは,配分されると思えばと。
|外から加わった力が,質量比に応じて配分される。
で OK です。


                                                        Kiguchi,