In article <dapqkn$ak9$1@caraway.media.kyoto-u.ac.jp> kiguchi@rist.kindai.ac.jp writes:
>人は、手足を動かした時の感覚なしで、頭で組み立てた論理だけでは、ものを
>考えらない。力の概念は論理的には不要ですが、手足の感覚のともなう力概念
>は必要です。
(中略)
>この問題では力は運動量の流れと言う明確な意味を持っています。流れが細る
>という意味で減衰という言葉も悪くはありません。
「力は運動量の流れ」というのは、良いキーワードですね。
話題になっている問題のような事例では、直観的理解にも結びつけ易そうです。
ただ、「減衰」というと、
どこかへ消えて無くなってしまう(あるいは散逸してしまう)ような
イメージがあるので、それを避けるために、
物体A自身の加速(=運動量獲得)のために
「消費」したんだと理解すれば良いのでは、
と提案してみたわけです。

                                戸田 孝@滋賀県立琵琶湖博物館
                                 toda@lbm.go.jp