てつたろです。

いつも遅くて済みません。

"MARUYAMA Masayuki" <toy@ops.dti.ne.jp> wrote in message
news:c88ji3$e42$1@newsl.dti.ne.jp...
> tetsutaro wrote:
> > なぜ、「一人称として主人公があり、主人公の
> > 独白があり、プレイヤーの選択が主人公の行動
> > を決定する」ことが「PC視点」とつながるので
> > しょう?
> (中略)
>
>   プレイヤーが存在しない小説やドラマと比較したり、操作性や
> 実装面の問題を無視して、他のジャンルのゲームと比較しても、
> AVGにおける第三者視点と話の整合が取れるわけではありません。

条件が異なるもの同士の比較が無意味だとは
思いません。
プレイヤーの存在、操作性や実装面の問題が
どう影響するか論じられれば、それはそれで
意味があると思います。

私が小説とノベル的AVG/NVGを比較するのは
小説の主人公と読者の同一化と同じ状態が
ノベル的AVG/NVGのPCとプレイヤーの間にも
発生していると思うからです。
小説を読んでいるとき、「この場面で自分
だったらこう行動するだろうなぁ」と想像を
巡らせるのに対し、ノベル的AVG/NVGの場合
極めて限定的ですが、その選択をプレイヤー
が行えます。
逆に言えば、選択肢が出ない箇所でテキスト
を読んでいる間は、プレイヤーは「読者」と
変わらない。

対話的にゲームを進めていくRPG的なAVGなら
プレイヤーは読者たる間がほとんどありません
が、ノベル的AVG/NVGの場合はプレイ時間の
大半は読者です。
そこで、私はノベル的AVG/NVGと小説は比較
しうると考えるのです。

> > 私はその理由を歴史的に見て「TRPGの影響」と
> > 考えていますが、さて。
>
>   「TRPGの影響」や「慣れ」だけでも十分な理由だと思います
> ね。また、AVGにおいてなぜ、そうした慣習が発生し固着した
> のか、その理由も考えないと、あまり意味があるようには思え
> ません。

その理由の考察もしてきた積もりでした。
(読みづらかったなら済みません)

過去はどうあれ、現状主人公視点に固執すべき
理由がないなら、(私は「ない」と思っている)
第三者視点で主人公が登場するゲームがどんどん
増えてもいいじゃないか。
というのが要望(または願望)。

それにPC視点の縛りがあると表現力そのもの
にも縛りがかかってしまうと思います。

> > 私は「PC視点じゃない」とは言ってませんよ。
>
> $ 前述の通り、1つの場面ではPCは常に1方向
> $ しか見えない。(首を回せない)
> $ これはPCの視点というより、演劇の背景(書き
> $ 割り)とか挿し絵と考えた方がしっくりくる。
>
> は PC視点を否定してるようにしか読めませんでした。あと
>
> >  「PC視点」だけどよく見ると変な処がある。
> >  (ほとんどの人は「慣らされていて」気にもしない)
> >  色々変な処があるのに、「PC視点」ってAVGに
> >  とってそんなに大切な要素なの?
>
>   PC視点を否定しないで、そういう変なところを解消する方法
> ってあるんでしょうか? 解の候補の一つはAGESですが、それ
> 以外になにかあります?

少なくとも「PC視点ではない」という否定では
ありません。
私の主張は
「AVGのPC視点には矛盾がある」から、
「PC視点に固執すること」を否定しています。
(何にだって探せば問題点はありますけれど、
「AVGはPC視点であるべきだから主人公の顔
など出すべきではない」という主張に対する
反論として、「PC視点であるべきとする根拠
は薄い」と言っているのです)

>   また、そういう変なところを解消するために第三者視点を持ち
> 込んだところで、全てのシーンを1枚絵で表すなどしない限り、
> 実装面の問題から、どうやったって変なところは出ると思います

そうですね。
その辺はプレイヤーが「融通性」をもって
カバーするのでしょう。

> が、てつたろさんは具体的に、どういう表現で、AVGの各シーン
> を表現して欲しいと思ってらっしゃるんでしょう?

「主張の整理」で書いた通り、
「ノベル的AVG/NVGの(個性のある)主人公には
(個性のある)顔と声が欲しい」
ということです。

ただし、チュンソフトのように全ての登場人物
が等しく顔も声もなしであれば、それでも構い
ません。

同じく、声に関しては「最初から全員声なし」
ならOKです。
プレイ中声あり(女性)と声なし(主人公および
男性)が頻繁に切り替わると違和感を感じて
しまう。
(他の方はそんな感覚を味わったことがない
のでしょうか?)

>   もし通常パート(=イベント絵でないシーン)における PC視点が
> 「大切な要素」だと考えている人がいるとすれば、それはプレイ
> ヤーよりむしろ製作者の方じゃないかなぁという気もしますが。
> #  多分気のせい。

「絶対絶命都市」の攻略本に寄せた製作者の
コメントに、「最近は主人公を無個性にすると
ユーザの評判が悪い」という内容の文があった
のを思い出しました。
(思い出しながら書いているので、コメントと
まったく同じ文ではありませんが)

> > 「内容はつまんないですけどね」と言われる
> > と2980円でも惜しくなります。^_^;
(中略)
>   内容がつまんないのは、「ヨシダという生き物」氏のライター
> としての限界に依ります。彼に「ラブコメ学園物」は絶対無理。
> それをあらかじめ覚悟しておけば、それなりに楽しめます。

昨年末に買った「妹でいこう!」がようやく
終了しました。
(最初のSAVEが2月だから1ヶ月以上未着手で
クリアまで約4ヶ月掛かった訳だ)

「秋桜の空に」をやっと手に入れたのにXPで
動かず、98SEのPCを出してきてプレイ中。
(買ってから約4ヶ月でまだ一人もクリアできず)

なのに「ヴェドゴニア」を買ってしまい、
さて、どうしたものかと思案中。
(未着手のままそろそろ1ヶ月)

こんな私に新しいソフトに手を出す資格が
あるのでしょうか…

せめて月100h残業(嘘です、少なくとも
自己申告上は ^_^;;)のプロジェクトが
片付いたら考えます。

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