"yam" <h_yam@h8.dion.ne.jp> wrote in message news:t3y0b.727$U8.73@news1.dion.ne.jp...
> 
> "GON" <gon@mocha.freemail.ne.jp> wrote in message
> news:bhts3k$ngh$1@news511.nifty.com...
> > > > まず、私の立場は「保障された豊かさ」の追求にはありません。
> > >
> > >  失業者をなくして、社会的に無価値になった人間を
> > >  救うために、無駄な事をしろと言ってるのでは?
> >
> > さすが、愛のないyamが言いそうなことだね。(笑)
> 
>  まだそういう気持ちの悪い事を言っているのかね?

根本は結局ここ帰するんでしょうね。君の過去の投稿に一貫して流れている
考え方は「自分さえ良ければそれで良いじゃん!」ってことです。人間愛が
まるで感じられない極めて冷淡なものです。昨今、そういった人間がどんどん
増えてきていることを私は否定しません。しかし、そういったことが実は自分たち
日本人を不幸にしているという認識に至っていないんですね。

私は若い世代ではありますが、今日の日本を作り上げた人たちの精神は
そんなに悪いものではなかったと思ってます。相互扶助の精神、日本的経営
そういった海外からも評価されていた価値観がバカの1つ覚えのごとくアメリカ
の真似こきを始めちゃっておかしくなったと思ってます。アメリカの良い面を
真似しないで悪いところばかりを真似しているのはどういうことなんでしょうね。

それは君のような人間が増えてきたからだと思ってます。自分たちの先人に
良いものがあってもそれを評価せず、アメリカの悪いものばかりを真似して
近視眼的になっていることが今日の停滞を招いていると思ってます。

> > 社会的な理由によって無価値になる人間を増やさないために
> 
>  社会の変化に適応できなくなって無価値になるのは
>  社会的な理由ではありません。適応できない個人の
>  問題です。

まず、前提として人間の労働力を完全にカバーするロボットが大量に出てきた
社会を考えていることを理解してください。それはどう考えても個人的な理由で
はありませんね。技術革新による社会的な問題です。それを単に個人が適応
できないのがわるいんじゃんじゃ済まされませんよね?もちろん、なんにでも
適応できる類の人間も確かにいますがそれは全体からすると極一部です。
多くの人間が適応できないとしてもそれはあたりまえの話です。

だから、教育やら社会制度やら何やらでそういう社会が到来しても柔軟に適応
できるようにしておくことは必要なことだし、こういったロボットのような空想話で
なくても何らかの技術革新によって労働力を保管するようなものが現れてきたら
ほどなく社会問題化することは予想できることですから、それに対して考えておく
ことは何も無駄なことではありません。


> > 手を打つことは決して無駄なことではないですね。個人的な理由に
> > よって失業を選択している人間は別として社会的な理由によって
> > やむなく失業させられた人間が尋常じゃないほど増えてしまったら
> 
>  自動車が発明された時、馬車業者を保護する為に
>  人に前を歩かせるとかいう馬鹿な規則を作って
>  ノロノロとしか進めないようにしたそうですが、
>  そういう事をして意味があるのですかね?

それはあらかじめそういった技術革新が起こったらどうするか
検討していなかったから社会問題化してしまって緊急対策として
とられたってだけの話であって、あらかじめそういう社会が到来
することがわかっていたらそういった場当たり的な対応でなく
より意味のある対応(教育であるとか)が取れたはずです。

で、君はあらかじめ考えておくということを拒絶しているわけです。
君が拒絶しようがしまいがそういうなんらかかの技術革新が
将来起こるだろうことは否定できません。そうなってから考える
よりもそうならない段階で解を考えておくことは、君の言うよな
馬車業者のばかばかしい保護を生まないためにも必要なこと
だと思いますよ。


> > 社会不安をもたらします。それらに対して何の対策も施さなかったら
> > 折角安定的に機能しているシステムも崩壊せざるをえなくなります。
> 
>  社会変化に追従できなくなったシステムは崩壊さざる
>  を得ないでしょう。あんた、なんとなく動いているPCを、
>  騙し騙し使う事になれて、一日何度もフリーズするマシン
>  のアプリケーションの整理や再インストールさえしないん
>  じゃないか?あんた?

それは1つの解ですね。つまり、システムに修正を加えて改革するのでなしに
今まであるシステムをすべて崩壊させて新しいシステムを導入しようって話です。

それはそれで1つの考え方なんで否定はしません。

でも、私は歴史は過去との連続であると思っているんで、そういった革命的な
変革は好みません。(単に好みの問題かもしれませんが)

それに社会制度がWindowsのようなOSとのパラレルなアナロジーが成り立つのか
疑問はあります。


> > それにそういったことをあらかじめ考えておくことは、暴動や虐殺
> > のような不幸を呼ばないためにも必要なことであってそこらへんの
> > 知恵は日本人にはあると思います。
> >
> > それを防ぐことを考えるか否かは結局は人に対する普遍な愛が
> > あるかないかによってくるんでしょうね。君のように、何もせずに
> > 放っておけば良いみたいな奴らばかりになったら不幸な人は
> > もっと増えるでしょう。
> 
>  「普遍的な愛」とかキレイゴトを言っていますが、要は暴動や
>  虐殺に巻き込まれるのはイヤという、自己愛でしかないわけだ。

やっぱ、心のない人間にはいくら言っても通じないみたいだね。

暴動や虐殺に自分が巻き込まれなくても不幸な人間が大勢いたら
君は何も感じないのか?

自分さえ良ければそれでいいわけ?  呆れるね。

それは君が自分がよければそれでよいという人間だから
そう感じるんだろね。誰が自分が巻き込まれなければといった
利己的なことで話すんだよ。それなら自分だけそういう社会から
奪取すれば済む話ですね。そんな話じゃないだろ。

君には心はないのか?


> > それに対して、そういう奴は勝手に死ねばですか?君は?
> 
>  鶴田さんが言うように、檻のない動物園状態でも許せますが?
>  まあ、そういう人間になったら死んだも同じかもね。

君が死んだほうが良いかも。


> > # まあ、ロボットが安ければ多くの人間がロボットを所有して
> > # 中産階級としての生産者になるのかもしれませんが・・・
> 
>  万人がロボットを所有して、ロボットに働かせて富を
>  貪るような事をしだしたら、それこそ地球が破綻します。

で、何が言いたいわけ?そういうことは起こらないってことを言いたいの?
だったら私が言うような持てる者と持たざる者の極端な富の格差は確実に
起こるってことを支持していることになるじゃん。

> > >  それこそ腐った社会主義的な発想です。
> >
> > 違います。素朴な自由主義市場経済が極めて不安定なシステムであったことを
> > 戦前にすでに証明されています。だから現在のシステムはそれを修正したもの
> > になっているわけですよね?
> 
>  あの〜戦前の自由市場経済のどこが不安定なシステム
>  だったのですか?

財閥その他による独占がまかり通ってたわけでしょ。自由主義市場経済とかいって
結局は独占価格によって一部の大金持ちと多くの貧しい国民という不活性な状態
が戦争が終わるまで続いたわけですよね。それが解消したのは戦後の農地解放
や財閥解体のようないわゆるガラガラポンがあったからです。それがなかったら
今日のような日本の繁栄はなかったでしょう。

> > おやじから聞きましたがその当時は今の比じゃないほど失業者は多かった
> > と聞いてます。社会的な不満というのはそういった貧困や失業などに
> > 裏打ちされて起こるものだと思います。それが収まってきたのは
> > 高度経済成長にともなってのことです。
> 
>  高度経済成長によって、富めるものが多く現われて、
>  それを目指して頑張る中間層によって安定して、かつ
>  成長する社会が形成されていたわけですね。
>  自由主義経済では、富の偏在が社会を維持させている
>  わけです。

だからそれは否定してないって何度も言ってるだろうがよ。
いわゆる「独占」といった”極端な”富の偏在が起こったら
自由競争が奪われ消費者が不利益を被るってことを
言ってるだけです。それが人間の労働力に代わるロボットが
大量に出現してきたら顕著になるだろうって危惧しているんです。

これまた君のような問題意識のない人間にいくら説いても無駄な
話なんでしょうけど、私が問題提起している肝の部分は将来起こる
であろう技術革新に伴う労働問題に集約されます。それをあらかじめ
考えておくことは意義のあることだと思ってます。