"K.Takasaki" <kenji.takasaki@nifty.com> wrote in message
news:bicuat$goq$1@news511.nifty.com...
> >  パワーがあるハイパフォーマンスカーは、パワーだけでなく
> >  シャシー剛性やブレーキ性能にも優れていて(一部を除く)
> >  それがベンツの社是「シャシーはエンジンよりも速く」とかに
> >  表れているわけです。
>
> これですけど、わかりやすい例としてブレーキ性能を挙げると、ブレーキの
> 性能を上げるとは普通、
> (1)ローターを大型化する
> (2)キャリパーを大型化する
> (3)冷却性能を上げる

 これは、サーキット等では有効でしょうが、街乗りでは
 あまり効果が得られないもしくは、逆効果でしょう。
# 街乗りで制動性能を上げる(厳密には、意図した
# 制動を得る)ためには、ブレーキどうこうより、
# ボデー剛性、特にサスペンション周りの剛性強化が
# 有効です。シャシーの左右とメンバーを固定する
# クロスバーや強化ブッシュで遊びやボデーの歪み
# による性動力の「逃げ」を防ぐ事で、かなりカッチリ
# 止まるようになります。

> ちんたら走っていて温度が下がっていると、ブレーキが利かない
>
> と言う事なんですな。特に制動初期にその傾向が強く表れて、フェラーリ
> なんかで良くある「ブレーキ踏んだ瞬間、利かなくってびっくりした」と
> いう感想になります。なので運転手はその特性を良く理解して、制動初期に
> 十分な踏力を与えてまず温度を上げる必要があります。
             :
> 「扱いにくさを招く過剰なブレーキ性能は、公道では不要では?」

 それは単にサーキット走行に焦点を合わせたチューニングと
 「ブレーキ性能」は必ずしも一致しないというだけの事でしょう。

> としても論をなすわけで、「yam自動車工業」の社是としては拍手を送り
> ますが、吉見さんの意見への対論としては不適切だと思います。

 そうですか?