太宰 真 wrote:
> "kaz hagiwara" <kazhagiwara@yahoo.co.jp> wrote in message 
> news:3kjbqoFu1htqU1@individual.net...
>> 新法をその法律がなかったときの事件に適用することができないように、当時の
>> 国民を現代的な感覚でとらえて責任を取らせようとしても無理です。
> 
> そのとおりですが、、、。逆に、当時の事を現代の国民に責任を取らせることも無
> 理ですね。

もちろんです。

>> 「責任」という言葉を持ち出すなら、当事者には「責任の取りよう」が事前に自
>> 覚されていなければなりません。つまり、責任を取れる人間というのは多かれ少
>> なかれ「自分が何をやっているか」を分かっているはずの人間ですが、その当時
>> の国民が、その手の責任について十分啓蒙されていたと考えるのは幻想です。
> 
> でも、これではあなたが最初に仰っている事と矛盾します。

しません。

> ここに言う「責任」は、現代の国民感覚から見た場合のものです。

「国民感覚」の話をしているわけではありません。「当時責任を取
れたのは誰か」という話です。思えば私が使った「国民」という用
語は不用意でした。戦争指導者層も国民であることに変わりはな
かったのだし。

> というよりも、全体を通して「言いたいこと」をずばり仰った方がよろしいので 
> は?

言いたかったのは、「当時の国民の内、開戦及び戦争の遂行に責任
を取れる立場にあったのは一部のエリート層に過ぎず、そのエリー
ト層にその責務を任せるか否かについては『日本人』として総称さ
れる(被統治)国民一般の責任の埒外にあった」ということです。

そして、その責任を取れる立場にいた者たちは、敗戦後、戦犯とし
て裁かれることで責任を取ったわけですし、国家自体は戦後賠償と
いう形の責任を果たしています。

つまり、それ以上の「責任」を、それ以外の当時の日本国民一般が
負わされるというのは理不尽だと言うことです。ましてその責任は
現代の日本国民が取るべき筋合いのものでもありません。

現代の国民が今後の日本に対して出来ることは、選挙によって選ば
れたわけでもない連中(例えば官僚)に国の行く末をゆだねてしま
わないように、戦前よりも大きな参政権とそれを生かすシステムを
与えられていながらみすみす戦前と同じ轍を踏まないように気をつ
けることです。今度こそは責任を取らされます。

萩原@グリフィス大学