Re: 子供造らない税 - Re: 税理士の妻への報酬、「経費ではない」
河野真治 @ 琉球大学情報工学です。
In article <42d2a82a.761%mac-in@mx8.ttcn.ne.jp>, mac-in <mac-in@mx8.ttcn.ne.jp> writes
> 子供を作らなかった人は、世代間扶養式である年金は受け取らない
> という制度の元でなら、賛成できます。
> 子供を育てなかった人は、自助努力で老後の生活設計を立てて
> もらうということです。
そういう風に制度から切り離すのであれば、その人が既に払った分
は返却しないとまずいんじゃないですか? 単に搾取すれば良いって
発想の人なら、気にならないのかも知れないけど。
> でも、今払っている年金は、高齢者の生活を支えるためのもので
> あって、自分が受け取るために出資しているのではありません。
それは既に破綻しているのであって、それが広く知られるようにな
って、
子供の一人二人作ったって、老後の不安は解消しない
ってことなんでしょ? 実際さ、子供一人に1000万円から2000万円程
度かかるわけだけど、親に、それだけ仕送りできる人って、そんな
にいる? 少なくとも僕はできないよ。一方で年間百万円近く厚生年
金は取られてしまうわけだ。
つまり、「子供を育てたって、元は取れない」時代なんだよ。
> だから、次世代を作らない人たちは受け取る資格は無いでしょう。
どうせ、受け取れないしね。そして、それが、子供を作らないで老
後に備えるってことになっているわけさ。子供二人分で3000万円で、
つじつまは合います。
> 自分が受け取る分については、子供を作ることにより、自分達が高齢
> になったときに払ってくれる人たちを確保する必要があります。
> 自分が受け取るための分は払っていないのだから、高齢になった将来
> に受け取れないのは当然ですよね。
それって「 鼠講は必ず破綻する」ってのを無視した意見だよね。
そして、それは、既に破綻しているわけ。まだ、年金がもらえると
か思っている30代、40代の人なんて、もはやいません。
> もちろん現行制度上は受給資格はあるのですが、
> 制度の精神上は受け取る資格はありませんよね。
そんな「仮想的な」資格になんか価値はないのさ。
じゃぁ、どうなるのかって言えば、一つは、
産んで鼠講ではなくて、移民でやれば良い
ってのか、
世代間負担から、世代内負担に、公的な税金の仕組みとして移行する
ってのしかありえないです。
そうではなくて、「人口増加率を上げて年金鼠講に戻る」とか言う
案は、絶望的に手遅れ。もし、今、この瞬間に、再生産率が2まで
回復したとしても、その効果が出るのは、20年後。その時には、既
に、年金は破綻してます。もちろん、団塊の世代が破壊するわけな
んだけど。
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Shinji KONO @ Information Engineering, University of the Ryukyus
河野真治 @ 琉球大学工学部情報工学科
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