河野真治 @ 琉球大学情報工学です。

In article <eFLUa.3$U8.2@news1.dion.ne.jp>, "yam" <h_yam@h8.dion.ne.jp> writes
>  さらに、これらの人々の共通点としては「国民は馬鹿で
>  お金の有効な使い方を知らない。自分の判断で勝手に
>  使うのが、最も効率的な使い方であって、それが国民の
>  ためである。馬鹿な国民がなんと言おうが俺様は正しい」
>  なわけですね。独善的で醜悪ですね。

これらって誰だ? 公務員とか代議員には、ちゃんと自分の責務があ
り、その範囲で自分の判断でお金を使うことに問題はないです。

君は、政府とか代議員ってのが、直接、国民の指示に従って行動し
ているとか思ってんの? もちろん、他に有効な使い方を指示してく
れる人がいるなら、そうすれば良いと思う。

残念ながら、そういう便利な人はいなくて、代わりに、そのお金の
使い方を現場と関係ない決めている人達がいるってことなんだよな。
実際、僕の研究予算とか、代議士の政治資金とかの有効な使い方を、
当人以外の誰が決めるべきだっていうわけ? 

そして、問題の中身も良く知らずに「規則を破った」みたいな論法
しか使えない君達は、わけもわからない余計な規則を作る中間官僚
の味方をし、税金を無駄づかいさせているだけなんじゃないの? 

いや、人の不幸がおいしいのは良くわかるけどね。それも、「規則
を破ると他の人につつかれますよ(だから、前例のないことは何も
するな)」という中間官僚の脅しに過ぎないわけだけどさ。

僕が言いたいのは、

    前もって予算の使い途を制限するようなことよりも、どのように使
    ったか、その有効性はどうだったかという評価を行なった方が良い。

ってことです。そうすれば、虚しいことに努力しなくてすむ。

---
Shinji KONO @ Information Engineering, University of the Ryukyus, 
              PRESTO, Japan Science and Technology Corporation
河野真治 @ 琉球大学工学部情報工学科, 
           科学技術振興事業団さきがけ研究21(機能と構成)