Re: 突然変異について
森山です。
On Tue, 3 Jun 2008 06:11:36 GMT
toda@lbm.go.jp wrote:
> In article <20080601222228.24302b9a.mistletoe@s9.dion.ne.jp> mistletoe@s9.dion.ne.jp writes:
> >> しかし、メカニズムなんて、進化論の本質としては、実はどうでも良いのです。
> > 本質としてはそうなのも知れませんが、やはり、メカニズムをキチンと
> >説明していない点が誤解の温床になっているようにも思います。
> うーん、それはどうでしょうか……
>
> まず、上記引用に文脈依存の表現があるので再確認しておきたいのですが、
> 上記引用の「メカニズム」は「変異のメカニズム」のことを指しています。
> 上のように切り取ると「進化のメカニズム」を指しているようにも読めますが、
> そうではありません。
>
> 何故ここにこだわるかというと、私の主張を言い換えると、
> 「変異のメカニズム」と「進化のメカニズム」は独立である
> ということになるからです。
分けているとは考えなかったので、私自身としては一緒くたとして
いました。又、主旨は、進化そのものは是としている方でも、
進化にまつわる誤解等が有るようなので、それについて記載した
つもりでした。
> 最近の分子生物学は「変異のメカニズム」について
> 少し前まで思いもよらなかったような知見を明らかにしつつあるわけで、
> この「変異のメカニズム」に関しては、
> ダーウィンの考え方は完全に否定されていると考えて良いでしょう。
>
> しかし、「進化のメカニズム」の部分については、
> ダーウィンの考え方は大筋では変更を迫られてはいないわけで、
> そこは区別して考えるべきだろうというのが1つ。
これは分かりますが、
> もう1つは、進化論否定する連中が、
> 基本的には「進化のメカニズム」を否定しようとしているように
> 私には思えるということです。
確かにそうなのですが、これは進化論とは別の問題のように思います。
どうしても進化論がその性質上、此の種の問題の象徴となってしまう
傾向はありますが、基本的には[ 想像上の存在(妄想)を実在の物と
本気で信じてしまっている ]事が問題なので、むしろ心理学というか
精神病というか、そちら方面かと思うのですが... ( 信じちゃいない
けど金儲けになるからというのも、かなり入るのでしょうが。)
--
K.Moriyama <mistletoe@s9.dion.ne.jp>
Fnews-brouse 1.9(20180406) -- by Mizuno, MWE <mwe@ccsf.jp>
GnuPG Key ID = ECC8A735
GnuPG Key fingerprint = 9BE6 B9E9 55A5 A499 CD51 946E 9BDC 7870 ECC8 A735