佐々木将人@函館 です。

>From:Taro Yoshida
>Date:2003/06/25 13:52:57 JST
>Message-ID:<bdb9r9$1v6$1@dccns.dcc.co.jp>
>
>件数が少ないと、
>例えば日本国民の男女比がうちの男女比に当てはまらないように
>統計上の数字と乖離してきますよね。

その点は否定しませんし
数として被告人が認めている事件に比べれば
圧倒的に少ない点もそのとおりです。

……でも冷静に考えれば
  もし集団が小さいがゆえに
  比率があてにならないのであるなら
  99.9%もあてにならない程度に
  50%もあてにならない数字ではある訳です。

>>ってえか裁判所も含めてどこも持ってないです。
>>なぜなら調べてないから。
>
>そうなんですか。

そうです。
……別に統計って趣味でやっている訳じゃないから……。
  それが何らかの必要がありそうでやっているんだけど
  さすがに「道路交通法違反」の事案の中で
  「ねずみ取り」の事案を検討する実益が
  裁判所にはないし
  裁判所が他の機関に何かをお願いする関係でも実益はないでしょう……と。

>>  警察向けのなら「こんな無罪を出さないように」なんて
>>  特集がもしかしたらあるかもしれない……。
>
>ここは佐々木さんの想像ですよね。

そうです。
もしかしたらないかもしれない……。

>道路交通法違反の場合、
>極端に悪質でない限り明らかに有罪であると本人が認めた場合には
>略式裁判で済ます選択があるわけですから
>精度が上がって有罪率が上がると
>正式裁判に行く人の割合が下がる形になると思うのですが。

まずね。
私個人はああいう定性的な意見を述べたものの
「実は効いてないんじゃないか」と思っているものなんです。

ところで
「精度が上がって有罪率が上がると正式裁判に行く人の割合が下がる」
というのは「有罪率が高いしより高くなっている」ことを
被疑者の多くが知っているということが前提になりますよね?
……でもそれほど知らないような気はするな……。

>交通事故発生件数や自動車保有状況、人口を含めて
>もうすこし昔からの資料があればなにかが見えてくるかもしれないですね。

そうですね。
紙ベースの資料の頃から追わないと……。

>佐々木さん、おつきあいありがとうございました。

いえいえ、こちらこそ。

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cal@nn.iij4u.or.jp  佐々木将人
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