"kaz hagiwara" <kazhagiwara@yahoo.co.jp> wrote in message
news:3n4p8eF19kg3pU1@individual.net...
> > それに反対しているのは、外資に儲けさせるのは不愉快という
> > 感情論でしかありません。
>
> まあ、そういう側面もありますが、それよりも、借金相手を親から他人に変える
> のが不安というか、リスキーというか、そういうことの心配のほうが大きいのでは
?

というか、親相手の借金は簡単に「ちゃら」にするかもしれませんが、
他人様、しかも、あいてがヤクザだったりすれば、簡単に「ちゃら」には
できないから、そのほうが安心でしょう。
国民相手なら、平価切下げというか切捨てても「インフレになっちゃった」
ですむけど、外資相手にそれをやったら、アメリカが怒鳴り込んでくるの
確定ですから、さすがに慎重になるでしょう。

> しかし、郵貯に金を預けている人間にとってのリスクは「徳政令」も「ハゲタカ
> による略奪」も内容的に大して変わらないわけですが、郵貯や簡保に関係のない

国民にとっては、徳政令=国債償還のための日銀券大量放出+平価切下げ
より、禿鷹の方がはるかに「ソフトランディング」だと思います。
ただ、GONみたいに自分の事しか考えない&外資を儲けさせるくらいなら
財政を破綻させた方が不愉快じゃないという考えの持ち主ばかりなら、
前者で徹底的に結果責任を取らせるべきだと思います。

> そのへんが杞憂と分かれば私は郵政民営化に賛成するにやぶさかではないです。

杞憂ではないですが、だからといって、郵政民営化をしなくても、
財政の破綻と、それに乗じたアメリカのツマミ食いは避けられないでしょう。