In article <d03kn2$6a8$1@caraway.media.kyoto-u.ac.jp> yu0@beige.ocn.ne.jp writes:
>> 問題は、イタズラを封ずるために
>> 強い手段(=副作用のある手段)を採ることの是非です。
>> 今の場合「副作用」とは
>> 「キャンセル方法を知らせないことに伴う利便性の放棄」です。
>ですからその“利便性”は享受できる人の内、どれだけの人が
>便利だと感じる(ている)機能なのでしょうか?
>ともあれ fj 上なら現在圧倒的に便利な機能と言う事になっている
>と判断できるので、強い副作用になりえますから、
結局、最終的にはそのあたりの「量的評価」の問題に帰着するわけですよね。
今のところ、ここでは、そこまで精密な議論ができるだけの
データを持ち合せている人は居そうにありませんし、
“「量的評価」の問題に帰着する”ということが共通理解にできれば、
この場の議論は終りになると思います。

>> 「キャンセル方法くらい用意しておけよ」と実際に思う人は、
>> メーカーとの直接のチャネルを持ち合せないことが多い
>> ということもあるかもしれません。
>> メーカーには管理者の意向しか直接には伝わりませんからね。
(中略)
>全体として家電等と違ってメーカーに意思が伝わりにくいという側面が
>ある事は認めます。
>しかし管理者に陳情してもメーカーに伝わらないのは管理者の怠慢か、
>管理者が不要と判断したからでしょう。怠慢は問題外ですが、不要が
>必要に変わるほどの要望がなければ管理者だって動きません。
ここでまた、別の問題があるように思います。
「管理者」と「利用者」の間の距離は、設置場所によって様々ですよね。
マンションのエレベーターなどは、距離が非常に近いうちに入ると思いますし、
そういうところでは、利用者の要望がメーカーに伝わり易い条件にあると思います。
しかし、雑居ビルなどになってくると、
利用者と管理者の間に何段階も入ることは珍しくないでしょうし、
「利用者」にも様々な立場の人が入り乱れている状態ですから、
ちょっと収拾のつかない状態になっているような気がします。

                                戸田 孝@滋賀県立琵琶湖博物館
                                 toda@lbm.go.jp