! "<408ba697$2$19842$44c9b20d@news2.asahi-net.or.jp>" という記事で
!     Sun, 25 Apr 2004 20:53:00 +0900 頃に wacky  さん は言ったとさ:

> KGK == Keiji KOSAKAさんの<c6dh01$fqq$1@film.rlss.okayama-u.ac.jp>から
>> それじゃあ、ある行為が別の行為の小行為であると言える条件というのは何で
>> しょう?
>> 以前は、目的のもとで統合されてることが条件だと言ってたと思うんですが、
>> そうとは限らないんですね?
>> 
>> 今までの議論では、「ある行為を構成する行為群」のことを小行為と言ってた
>> と思うんですが、そうとは限らないわけですね。
>> しかも、大行為と小行為の関係ってのは、行為と手段の関係になるとも限らな
>> いわけですね?
>> 
>> どうも、wacky氏用語の大行為と小行為ってのが、さっぱり分からなくなりま
>> した。

この辺にちゃんと答えてくれないと、wacky氏のいうところの大行為と小行為
がどんなものか理解できないので、wacky氏の主張が理解できません。
大行為とか小行為とかいうのはwacky氏の造語なので、wacky氏がちゃんと説明
しない限り、誰にも理解できないでしょう。

その説明がちゃんとできないのなら、そんな造語を使わずに、普通の言葉で説
明した方がよいでしょう。

>> 今までのwacky氏の解説通り、「小行為とは大行為の目的たる大目的を達成す
>> るために行なわれる行為」ということであれば、協力しないと小行為とは呼べ
>> ないでしょ?

> 誰かがスピード違反する為にはアクセルを踏み込むことが必要不可欠ですね。
> で、そのアクセルは自動車の一部として存在しており、大抵の場合はアクセル
> を作った人とアクセルを踏み込む人は別の人間です。そして非常に重要なこと
> には「両者が協力していると考えるべき根拠など何処にもない」のです。
> よろしいか。

この流れでこういう喩えを出すってことは、
・「アクセルを作る」という行為は、「アクセルを踏み込む」という大行為に
  対する小行為である。
という主張ですか?
そんなけったいな概念を導入して、何の役に立つんでしょう?

> つまり、3という行為は1という行為によって生じた状況に基づいて行われる
> わけで、行為の前に両者に意思疎通が必要である理由は全くありません。常識
> 的に考えれば分かるはずのことなので、変なケチをつけるのは止めていただき
> たいものです。

そういう話の中で、「1は大行為3の小行為である」というわけですね。
そうなると、大行為/小行為という言葉は、行為/手段という対応に限定されな
いものになるわけですが、いったいどういう概念なのかがさっぱりわかりませ
ん。

> #全く本質的じゃない。

もちろん、「協力が必要か?」ってのは全く本質的じゃないです。
本質的な問題ってのは、「大行為/小行為という概念は一体どういうものか」
ということ。
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KGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGK
KG  KGK (life name: Keiji KOSAKA), Dept. of Phys., Okayama Univ.        K
KG kgk@film.rlss.okayama-u.ac.jp http://film.rlss.okayama-u.ac.jp/~kgk/ K
KGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGK