In article <3989649news.pl@insigna.ie.u-ryukyu.ac.jp>, 
kono@ie.u-ryukyu.ac.jp (Shinji KONO) wrote:
:その通り。もともとBSEは、それほど危険性が高い病気ってわけで
:はありません。

CJDは、死亡率100%で、痴呆になりますからね。(厚生省は痴呆は差別語だとか
また下らん税金無駄遣いをしようとしてます。河野さんなんか文句言ったら?)
食中毒と訳が違うんです。HIVもあれだけ騒ぎになったのは、死亡率が高いと
か、治療法が厳しいとか、そういう理由があります。

:特に危険部位の除去が徹底すれば、もはや直接の危
:険性はないんです。

科学的に言えば、『まだ分からん』というのが正しい。
危険部位は、プリオンの分布で言っているのだと思いますが、その
分布が危険度と一致するかを確証するのは至難のわざです。人体実験
はできんですからね。

:間違った対策でAIDSや肝炎にかかった人は多い。特に肝炎。
:人間に対して全数検査するなら、まだしも...

というのは、日赤がどうスクリーニングしているのか、知らんということを
露呈しています。もともと、HIV, HBV, HCVは献血サンプルの全数検査です。
陽性なら破棄されます。実際に人に使用されるのはその後です。

:> :もともと、BSEの危険性は過大に宣伝されていると思う。利用され
:> :ているだけでしょう。
:> そういう面もありますが、Biotech産業には嬉しい話です。
:
:薬剤会社に何がうれしいのか? そう、
:
:    全頭検査
:
:がうれしい。なんで、それが日本で素直に通ったのか、良く分かる
:お話だよね。

薬剤会社というのは、製薬会社のこと?それなら違う。あれで儲かるのは、

異常牛プリオンの抗体(ELISA用)を売っているところ。
ELISAの試薬を売っているところ。
電気泳動試薬を売っているところ。

および、

プリオンを研究すると(表向き)言って予算を獲得している研究部署

です。わりと偏った分布です。だから、プルシュナーが米国議会で全数
検査を主張するのは、あまりにも理解しやすい。