In article <c48aqb$2fpf9c$1@ID-83482.news.uni-berlin.de> kazhagiwaranospam@yahoo.co.jp writes:
>> その解釈も、「義務を免れる」という発想の延長として
>> 私は理解していたんですが
>> (当然あちこちからリンクされるべき
>>  「義務(?)」を有するところ、それを免れている)
>「義務」というのともちょっと違いそうです。
>smoke free zone とか、bug free program とかを考えると、義務というような
>ものより、「わずらわしさ」からの解放というニュアンスが強いですね。(むろ
>ん、義務そのものもわずらわしいもののうちにはいるかもしれませんが)
なるほど、「義務」とまで限定して考えてしまったのが失敗だったんですね。

太田さんの
In article <c48atf$j82$1@ns.src.ricoh.co.jp> ohta@src.ricoh.co.jp writes:
>「〜-free」というのは何かがないこと、不要なことを
>メリットとして宣伝するための表現なので、この表現で
>「〜お断り」を意味することはないと思ってよいです。
という説明(特に「メリット」という言い方)は、明快ですね。

>しかし、動詞のあとにfreeが続くとfreeは副詞になって、
>その場合は「自由に〜する」という意味になるのがふつ
>うです。
(中略)
>「Link free.」とか「Link free to this site.」と書
>いてあったら、おそらくlinkは動詞として受け取られる
>でしょうから、見慣れない表現に面食らうかもしれませ
>んが、「リンクは自由にしてくださってかまいません」
>という意味は伝わるでしょう。freeよりfreelyのほうが
>適切かな、とは思いますが。
なるほど。
ただ、この用法を「○○フリー」という「日本語の外来表現」として
使うことは無いような気がしますね。
となると、和製英語の問題として考える場合は、
この用法のことは気にしない方が良いかもしれません。

                                戸田 孝@滋賀県立琵琶湖博物館
                                 toda@lbm.go.jp