"hidesan" <h@itfrontier.com> wrote in message
news:3fa1328a.821%h@itfrontier.com...
> > で、「被害」の定義は?
>
> 言葉の定義のやり取りが始まるのですか?

 本意ではありませんが、「被害」と「迷惑」を弄んで
 「煙草のは被害ではなく迷惑だからOK」に結び
 つけたがる愚か者がいるので、まずは定義と
 いう事です。

> 迷惑行為ともいいますが、犯罪にも該当しますし、
> 肖像権の侵害も成り立ちますので「被害」
         :
> > 煙草の煙は「被害」ですか?「迷惑」ですか?
> 同上。しかし、現時点で「基準値」の定義はできていないので
> 健康増進法の適用で考えることくらいしかできないのかな?

 「適用」ではなく「法の精神」に遡って判断すべき
 問題でしょう。

>  迷惑=人のしたことで不快になったり困ったりする・こと(さま)。
>  被害=損害・危害を受けること。また、受けた損害・危害。

 というか、迷惑と被害はシームレスなところが
 あると思いますね。
 その境界は時代や状況によって変わってきました。
 一昔前は一般の人について「肖像権の侵害」と言っても、
 被害と認めらる状況ではありませんでしたが、近年は
 一般の人にも認められて、今後は、うかつにその辺で
 写真を撮ると、フレームに入っちゃった人から「肖像権
 の侵害」で訴訟を起こされるかも。

> 「損害・危害」が生じた場合が被害では無いでしょうか?
> タバコの煙を浴びせたことを「危害を加えた」という判例はまだない
> でしょうね。(これから先はわかりませんが、、)

 何をもって損害と捉えるかも時代とともに変わって来て
 ますね。日照権なんてものを損害の対象として捉えられ
 るようになったのもそう古いことではありません。
 少なくとも、健康や環境に対する影響でかつ証明できる
 ものに限定して「被害」を捉えるのは、既に時代遅れだと
 思います。

> 感じ方の違いからきているのだから解け合いは無いのでしょう。

 社会的な合意に基づいた、社会規範によって
 定義されるべきでしょう。
 そういう意味では、煙草に関して近年急激に
 変わって来たように感じますね。いい方向に。