頼光 <raikou@mug.biglobe.ne.jp> wrote:
>  そんな大層なものを用意しなければならないと思う時点でおか
> しいと思うべきですね。現実的な問題解決などできないという結
> 論になってしまうのですから。

「常識」「社会通念」がからむ全ての問題においてそうなので、
確かに「常識」や「社会通念」を基準にするのは
「現実的な問題解決などできないという結論に」なります。
# そもそも常識や社会通念自体unstableなものですし
# 「常識や社会通念として認識しているところのもの」は
# 主観や立場が絡むので万人共有かどうかは厳密には保証不能ですし。

もし「現実的な問題解決」をするなら
当事者同士の話し合いで合意点を見つけるとか、
然るべき立場の人に判断を委ねるとかいう方法が妥当でしょう。

>  脱却するためには、まず問題認識を整理することをお勧めしま
> す。

別記事に書きましたが、問題認識のレベルは初めから一定ですよ。

>  まあ、こういうのは極端な例ですが、普通は告発に当たって告
> 発相手と相談したりその意を汲んだりしません。告発とは、通常
> の意味ではその相手と戦う行為ですし、戦いにおいては奇襲は有
> 効かつ常套の戦術ですから、「無断」なのがそもそもデフォルト
> です。

告発するのは構わないのですが、手法に問題があるということです。

>  例えば、単にリスクを犯すまでもない、とか、リスクを犯すの
> が恐い、などと考えているの可能性も高いのです。実際、差別用
> 語辞書なるものを作って水平社が何か言うでもないのに勝手に自
> 主規制する業界なのですし、新聞や雑誌の経営という観点からし
> たら、後述する Web Page の事例と同様に安全サイドに逃げる判
> 断をしても不思議はありません。

当初から「安全サイドに逃げるのが利口だよ」ってスタンスなので、
それで構わないわけです。

>  要約などをするにはコストがかかります。要約などをする価値
> を認めない人は、要約などしないでしょう。私もそうです。それ
> とも、Koichiro 氏が公表しようとする者のコストを全て負担す
> るのでしょうか。
>  むろんそんなことは不可能ですから、「いい」などという結論
> にはなり得ません。
> 
>  もっとも、理由があるなら、良識やマナーを大切に思う人はコ
> ストを負うでしょう。私もそうです。負わない者は批判され非難
> されるでしょう。私も批判します。

コストをかけてまで要約する理由は
「私信を公開することによるトラブルが生じるというリスクを避ける為」
です。
しかし、頼光氏がリスクとコストを天秤にかけて後者を重視したことは
他の記述からよくわかったので、
今後同様の事例が生じたとしても何も言いません。
「そういう人なのね」と思うだけです。

>  そして、今の話でどうかと見ると、Koichiro 説の前提には
> 「一方的なわがままを保護すべし」という価値観が必要です。こ
> んな代物を共有する価値観の持ち主が、どれほどいると思ってい
> るのでしょう。

「相手の立場を可能な限り尊重する」という価値観です。
それが「一方的なわがまま」なのかどうかは一概には言えないですが、
tom-ud氏の事例は一方的なわがままにはあたらないと思います。

>  つまり私はそんな側面は百も承知で行動しており、そしてそん
> な側面から文句によって私の主張は何ら揺るがないことも承知し
> ています。
>  従って、この話は危険でもなんでもありません。

つまり、リスクを背負ってのことというわけですね。
それなら今後は何も言いません。