◆世界規模の間違い(相対性原理が破綻!!)◆
 M_SHIRAISHI君、ここはひとつ真面目な議論といこう。以下は、我々の理論の総括的
骨子であるが、簡単にまとめたものだから広義に解釈されよ。

[思考および言語]
もし、自分一人だけが宇宙に存在していて、他に何も無かったとしよう。このとき
「思考」は生じないし、従って「言葉」も生じない。勿論、それ以前の問題として、
ただ一人の存在という事などありえない。すなわち、「人間以前の複数の物の存在」
の大前提があってこそ学問が始まるのである。これを【思考原理】と呼ぶ。

[絶対概念と相対概念]
絶対概念(一つ)も、相対概念(人間以前の複数の物の存在前提)があるからこそ生
じるのである。つまり【絶対概念は相対関係において定まる】のである。

[時刻と時間]
時の流れを一本の線に例えると、その線上に一定間隔に入れた刻みが「時刻(無時間
性)」である。従って、「時間(有時間性)」は二つの時刻と時刻を使って規定され
る。ちなみに「瞬間」や「瞬時は」非常に短い時間であり、時刻と同一視するのは原
理的間違いである(ゼノンの静止している矢の間違い)。
異地点間における情報伝達速度(光速度)は有限(有時間性)だから、異地点に位置
する複数の物を同時に捉えることは原理的に不可能である。従って一旦、光速度の有
限性を棚上げしておかなければ「相対関係(無時間性)」は成り立たない。これは
【時空数学原理】のうちの一つである。

[1の概念]
数学においては「1」が数の始めと「規約」されるが、「1」が始めにあったのでは
なく、「複数(1の元)」が先にあるのである。従って、原理的、論理的考察(例え
ば個数選択公理)では、「1」を原初の設定とすることは出来ないのである。これは
【時空数学原理】のうちの一つである。

[個数選択公理]
例えば、YESかNOかの選択や、色の選択、味の選択、形の選択など、日常的に
「選択」の言葉が使われる。そして「個数の選択」は数学の範疇である。このとき原
理的、論理的には、今議論を交わしている我々や観測者も含め、宇宙に存在する全て
の物を抽象化した個数の(議論の)対象にしなければならない。
「個数選択」とは「個数の特定」のことであり、「不特定個数」の概念の一切を除外
する。従って「単に選択と言えば一個」のことであり、逆に「一個」を主張したから
には「複数個存在の前提(思考原理、絶対概念と相対概念、時空数学原理)」が控え
ているのである。これを【個数選択公理】と呼ぶ。

[座標系の性質]
運動学の展開にあたっては、速度基準の選択(特定)が必要不可欠である。そしてこ
のとき、「個数選択公理」により速度基準は一つに限定される。
他方、速度を精密に記述するために数学(座標系=無時間性)を使わなければならな
いが、このとき座標系の性質により、三体関係の速度記述における堂堂回り(三竦
み)が生じて速度基準は定まらない。これは【時空数学原理】のうちの一つである。

[相対運動と絶対静止]
運動学においては、三体関係の任意の一物体を速度基準(静止条件付与)と成せる物
理的理由を述べる必要があるのである。この解決法が【絶対静止と絶対運動の相当原
理】である。

◆ここまでの議論の教訓は、何らかの議論を展開する最中、有時間性と無時間性が頭
の中で交錯していることを忘れるな、である(例えば相対論の矛盾)。
運動学では、相対関係の設定および数学という「無時間性」と、運動という「有時間
性」を一度に扱う。理論を数学(無時間性)で書き表す場合、余程の注意を払い、始
めに有時間性の条件付けをしっかり押さえておくことである。

[絶対運動と慣性配分]
「どの系でも同じ物理法則が通用する」ことを述べる為には、各系で同一実験を繰り
返し行ない、その結果が同じであるかどうかを確かめる必要がある。つまり「制御現
象」を扱うのである。このとき【慣性配分の原理】により、物体の鉛直落下という同
一現象が再現され、物理法則の不変性が説かれる。そして、慣性配分の原理は絶対運
動に拠るものである。従って、運動学においては、「現象制御系」と「傍観系」の関
係(因果律)を明確に示す記述法が必要となる。

[光の制御系]
光は慣性運動しないため、慣性配分の原理は適用できない。そして、フーコーの実験
(地球の自転検出)とM&Mの実験を合わせて考察すれば、光の同一現象の再現性に
ついては、光の媒質説とその随伴説をとらざるを得ない。なお、光の媒質を【単子】
と呼ぶ。

◆余談である。以上に述べた事柄の幾つかは、いわゆる【超原理】や【超公理】の類
のものであろう。我々(真理会派)は「現象(実験)事実」と「思考原理」を要と
し、論理・哲学基礎、物理学基礎、数学基礎を体系的に扱う。結果、既存の関係原理
(学者達の基本概念)の更なる原理的、論理的否定となる。当然その相手への論文の
提出(考査依頼)はできないし、不特定多数の学者達の反論を受けて立つという宣言
となる。
なお、我々が提出した新原理や新公理はどれも密接に関係している。従って、論理・
哲学基礎、物理学基礎、数学基礎の知識および、より以上の考察力をもって論争に挑
んでくることである。

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「真理の会」
 代表       峯 征士
 数学統括    長屋 修
 物理学統括 板橋 宏

 事務局長   柳 健宏

『相対性原理が破綻!!』URL  http://www.ggm.to/
E-mail     info2003@ggm.to
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