In article <bdetrt$r7nt0$1@ID-37799.news.dfncis.de> shuji__matsuda@hotmail.com writes:
>:そういう意味で、英語の“homepage”が、
>:“home”という言葉の意味を無視した文脈で使われるとは、
>:俄には信じ難いものがあります。
>用例は、google でmy personal homepageというのを引けば良いでしょう。
上位にヒットしたいくつかを見てみましたが、
「“home”という言葉の意味を無視した文脈」は見当たりませんね。

いずれも、
In article <bddhk4$gv7$1@bluegill.lbm.go.jp> I write:
>(A) 本来の用法(ブラウザ起動時の表示ページ)
>(B) 「入口ページ」という意味を残しているという点で「本来の用法」
>    に類すると考えて良いもの
>(C) 「入口」に群を代表する性格があることからその代表する群全体に
>    語義が拡張されてしまったもの
>(D) 「入口」という語義はおろか、そこから派生した「群」という語義
>    まで無視してしまったもの、およびそれに別種の限定を施したもの
の(B)の用法です。

せめて(C)、なるべくなら(D)の用法でなければ
「“home”という言葉の意味を無視した文脈」とは言えないでしょう。
そして、日本語の俗語としての「ホームページ」は、
専ら(D)の意味ですよね。

                                戸田 孝@滋賀県立琵琶湖博物館
                                 toda@lbm.go.jp