Isao Nakagawa <isaacrc@big.or.jp> wrote in message news:<2fhYc.623$jJ4.397@news-virt.s-kddi1.home.ne.jp>...
> in article <800c7853.0408282138.3119b38c@posting.google.com>, M_SHIRAISHI wrote
> >Q-1') [5番目の色は常にA区だけに塗ることにしてよい]
> 
> この「常に」は「(Pを満たす) どのような配置についても」という意味しか
> なく、「どのような条件の下でも」という意味ではありません。
> 
> Q-1 は、
> 
>  「(Pを満たす) どのような配置についても、任意の一区にのみ第5色を塗る
>   ことで、全体を5色で塗りわけることが出来る」
> 
> ですから、「任意の配置」について (区の数が2以上なら)
> 
>  「A区にのみ第5色を塗る塗り分け」
>  「A区以外の一区にのみ第5色を塗る塗り分け」
> 
> の両方がかならず存在すると述べています。したがって、ある配置の全ての塗
> り分けから、特定の塗り分けを選び出すときに、選び出す条件によって後者が
> 選ばれる場合があるのは当然です。
> 
> したがって、Q-1' の「常に」を「どのような条件の下でも」と解釈するな
> ら、それは Q-1 からは導かれません。
> 
> 一方
> 
> > Q-2)[5番目の色は、A区にではなくて、B区にだけ塗らなければならない場合が在る]
> 
> この「場合がある」は、「そのような配置がある」という意味ではなく、「そ
> のような条件がある」ということです。
> 
> どのような条件であるかはあなたが示していますが、
> 
>  「ある特定の手順でB区以外の配色を決めた後、その配色を固定した上で
>   B区に塗る色を決定する」
> 
> という条件です。
> 
> 同じ配置であっても、別の手順に従えばA区にのみ第5色を塗ることが出来る 
> (上記の手順の「B区」を「A区」に置き換えるだけ) ことから、Q-2の「場
> 合」が「配置」のことではないことは明らかです。
> 
> したがって、
> 
> > Q-2') [5番目の色は常にA区だけに塗ることにしてよいわけではない]
> 
> この「常に」は Q-1' の「常に」と同じ意味ではなく、当然、Q-2'は Q-1'の
> 否定ではありません。
> 
> したがって、Q-1'とQ-2'の両方が成り立つことは矛盾ではありません。



 ヽ(^。^)ノ  よくぞ見破った。 褒めてつかわす。 ヽ(^。^)ノ

                  御名御璽 圖