なるみです。

(2010/11/09 17:05), Yasushi Shinjo wrote:
> 新城@筑波大学情報です。こんにちは。
> 
> In article<4cd556be$0$7453$bb4e3ad8@newscene.com>
>    "NARUMI, Hidetoshi"<berry@ff.iij4u.or.jp>  writes:
>> 「できる、できない」ではなくて、ひとまとまりの情報を送るときには
>> 一種類のメディアで送られるのではないかなぁ。文とか句とか語とかの
>> 途中でメディアを替えられると受け取るとき困ると思うのですが…。
>>
>> そういうわけで紙テープのようなものを仮定してもわるくないかなと。
> 
> 「ひとまとまり」というのは、わかりました。ミームとしてはバラ
> バラにされると意味をなさないのでしょう。ただ、
> 「ひとまとまり」と「紙テープのようなものに記録」は意味が違います。
> 
> メモリとか脳の中にポインタ入り組んだ木構造やグラフ構造があっ
> たとします。これを1つのメディアで通信して別のメモリにコピー
> します。通信中のメディアを見ると「紙テープのようなもの」には
> なっていますが、通信後のメモリや脳の中ではそうではありません。
> 通信前と同じく、ポインタ入り組んだ複雑なものになっています。

デシリアライズ(parse?)されて情報が復元・複製された
ということではないかと思うのですが。

> In article<4cd61aaf$0$44544$bb4e3ad8@newscene.com>
>    "NARUMI, Hidetoshi"<berry@ff.iij4u.or.jp>  writes:
>> なぜ困ると思うかというと、例えば文を単語にばらして複数の経路で
>> 送ると文としての情報が失われてしまうと思われるからです。
> 
> 文は木構造になりますが、それは「ひとかたまり」にはなります。
> メモリ中では、ポインタだらけで「紙テープ」とは似ていません。
> 
> In article<4cd556be$0$7453$bb4e3ad8@newscene.com>
>    "NARUMI, Hidetoshi"<berry@ff.iij4u.or.jp>  writes:
>> 未経験者は受け入れるためのお膳立てや支援がないと戸惑いますね。
>> お膳立てや支援を考えるのはマネージャーの仕事ということで
>> 新城さんもそのような立場になられたということだと思います。
> 
> 立場というか、教員というのは、そういう仕事です。学生にとって、
> 学校というのは、自分が今までできなかったことができるようにな
> るために、お金払って来ているわけです。それを教員が、「やって
> みろ」と言った時に、「やったことありません」と言われてもね。
> 
> 今日は、「やったことありません」ではなくて、「苦手」と言われ
> ました。それも良くない。学生が苦手と自分で言うのも、自分で
> limiter かけるようなので、言ってはいけません。

「やったことがありません」も「苦手」もどちらも事実ですよね。
「失敗したくない。失敗して自分の評価を下げるようなことはしたくない」
「要領がわるくもたもたして期待にそえそうにない(→評価が下がる)」
ということを言っているのだと思います。
たぶん学力試験で失敗が少なかったからその場にいらっしゃるわけで
失敗の経験が少ない分、なおのことそう思われるのかもしれません。
学力試験以外での評価に不慣れで戸惑いもあるのではないでしょうか。

近年は、「失敗が許される状況では色々やって失敗してみる」を
モットーにしています。
失敗してみることで、「どうすると/どうなると失敗するのか」が
わかってきて、失敗しないためのコツ、つぼ、勘所のようなものが
つかめるからです。つまり、手の抜きかたがわかってくる。(^_^)y

学校では失敗しても許される環境が提供されていますよね。
しかし、学力試験の成績(失敗の寡多)で評価されてきた
学生さんとしては「失敗しないこと、成功すること」に
意識が向くのではないでしょうか。
「やってみる」ことの意義を見失ってしまっているのかも。

最初は「やってみろ」で習得/修得してほしいことを具体的に
説明するというのもひとつの方法かもしれません。
私見ですが。m(_ _)m

> プログラミングなら、できることは必ずできる所が偉いというか、
> プログラミングっぽさかな。未夢の踊りも、できるのは必ずできる。

そうですね。融通はきかないけど正確かつ迅速にこなすことができる。

-- 
NARUMI, Hidetoshi