なるみです。(3年ぶりです)

サーバーから元記事が消えているので別スレッドで失礼します。m(_ _)m

最近、歌って踊れる未夢(ミーム)という名前のロボットが
話題になっているようです。
「人まねをするロボットは未だ夢」ということなのかもしれませんが…。


以前は、

>わたしたちは、「真似」という行為を通して心の情報の複製を作っているのでは
>ないでしょうか。たとえば、
>(1) 心の情報(脳の内部で起こる化学反応)を送るときは真似をさせる。
>(2) 心の情報を受け取る(脳の内部で起こる化学反応の複製を作る)ときは真似をする。
>ということです。

>「真似」が心の情報を伝達するときの媒体(meme)なのではないでしょうか。 

と考えていたのですが少し考えなおしました。
心の情報を伝達するとき「真似」が重要な役割を果たしていることは
間違いないと思うのですが「meme」=「真似」というわけではないと
思うようになりました。

現在は、「memeとは複雑な構造をもつ心の情報を可搬な形式に
シリアライズしたもの」と考えるようになりました。
これはちょうど「gene(遺伝子)が複雑な構造をもつ生体の情報を
可搬な形式にシリアライズしたもの」であることに対応します。

人はシリアライズされた心の情報、たとえば言語で表現された情報を
受け取りそれを解析することで複雑な構造をもつ心の情報を復元・複製
しているのではないかと思われます。

真似をさせる/真似をするということは、心の情報をシリアライズする/
デシリアライズすることに相当します。
「オブジェクトを可搬な形式にシリアライズして…」と同じだと思います。

オブジェクトのシリアライズ/デシリアライズというアイディア自体が
無意識のうちに心の仕組みを反映しているような気もします。


memeがgeneに対応するものとして定義されるべきものなら
「結構いけてる」のではないかと思うのですが…。
ちょっと前進、たのし。(^_^)y

前田のクラッカーかもしれないのですが。(^_^; とりあえず自画自賛)

-- 
NARUMI, Hidetoshi