OOTANI TAKASHIさんの<u6518uswi.fsf@anet.ne.jp>から
>In article <41b848ed$0$973$44c9b20d@news2.asahi-net.or.jp>
>    wacky <wacky@all.at> writes:
>> OOTANI TAKASHIさんの<ueki3bhdq.fsf@anet.ne.jp>から
>>>In article <41ad1216$1$974$44c9b20d@news2.asahi-net.or.jp>
>>>    wacky <wacky@all.at> writes:
>>>> 1.時代に応じて結論が変わるのは当然である
>>>> 2.同時代の結論が揺れるのはよろしくない。可能な限り最小限にとどめるべ
>>>>   きである。
>>>> ということです。
>>>
>>>2.は何度も読みましたが、だから何なんでしょう?そう言うだけで終りですか?
>>>
>>>私は、
>>>(1) 揺れは大きいほうがいいか小さいほうがいいか、矛盾はあったほうがいいか
>>>    無いほうがいいかという二択なら、小さいほうがいいし無いほうがいい。
>>>(2) 議論で物事を決める以上、時期や参加者の違いによって結論の揺れは
>>>    生じるし、揺れが大きくなった極端な場合は矛盾ともなる。
>>>(3) 議論重視で行く以上(2)を改善する施策は無い。少なくとも私は改善案を
>>>    提示できない。
>>
>> 議論重視で行くと何故「(2)を改善する施策は無い」のでしょうか?そこのと
>> ころが疑問ですし根拠レスに感じられます。
>
>揺れが少ないというのは似た過去の例と同じ結論になるということだと思います。

はい。

>つまり、前例を重視するということですね。上で議論重視というのは、相対的に
>前例軽視という意味です。

同じ基準で同じ事案を判断すれば結果的に同じ結論が導かれます。前例のある
なしは関係ないでしょう。
議論重視、というかキチンと議論を尽くせば同じ結果になると思います。

>> 参加者が同一の「fjさん基準」に基づいて議論していると仮定するならば、少
>> なくとも「揺れが大きくなった極端な場合は矛盾ともなる」ようなことにはな
>> らないのではないかと思います。
>
>同一の「fjさん基準」に基づいていても、参加者は同一ではないので、基づき方も
>違います。同一の法律に基づいても、別の裁判官が別の判決を下すように、矛盾も
>出るでしょう。fjに最高裁は無いですし。

それでも「fjさん基準」に基づかない場合よりは揺れは小さくなるでしょう。
それでも間違いはなくならないでしょうが、よりベターであることに間違いは
ないでしょう。


>>>(4) ゆえに私は現状で存在する程度の揺れや矛盾は受け入れる。文句を言わない。
>>>    (改善策が無い以上別の言い方をすると、現状が可能な最小限状態である)
>>
>> その主張に対しては
>> ・常に揺れを小さくする努力をした上で述べている
>> ・何の配慮もせずただなし崩しに現状を肯定している
>> のどちらに該当するかによって大きく評価が変わるでしょう。
>> 少なくとも「揺れが大きくなった極端な場合は矛盾ともなる」ような場合まで
>> も受け入れることは不適当であると思います。
>
>「常に揺れを小さくする努力」とは具体的にどういうことでしょう?

「fjさん基準」を理解する努力でしょう。

>前例重視?それ以外にありますか?

前例は関係ありません。結果的に前例に倣う事になったとしても、それは前例
を重視したからではなく、函数とインプットが同一だったからでしょう。


>> #じゃあ、たとえば「喫煙マナーを守りましょう」と言うことは「解決策なし
>> #に文句だけ言う」ことなんでしょうか?これは「揺れが小さくなるように気
>> #を付けましょう」と述べるのと何の違いもないと思いますが…
>
>「喫煙マナーを守りましょう」と言うだけでは解決策ではないと思います。

確かにそれだけで解決できるとは限りませんね。でも、「喫煙マナーを守りま
しょう」と言うことを「文句を言っている」と評するのは幾ら何でもオカシナ
話ですよ。


>> 「あなたは揺れを小さくする努力をした上で言っているんですか?」と問いか
>> けることは多少なりとも効果を生じるものと思います。
>
>それを具体的に言うと、個別の議論に際して、「今回のケースに似たxxxという
>ケースがあったがそのときはこういう結論になったので、今回もそれに習おう」と
>呼びかけることでしょうか?

いいえ。
単なる結果としての前例に留まるのではなく、「前回は何故そのような判断が
下されたのか。そして今回の案件と何処が同じで何処が違うか」といった内容
にまで踏み込んだ上で議論するべきだと思います。
#前例は間違っているかもしれないし、状況が変わっているかもしれない。

-- 
wacky