災害時の通信インフラ(Re: The fj chronicle / fj 年代記 No.66 (2004/10/31) )
いいじまです。
別件のフォローが fj.disaster.misc に振られたので、そちらへ。
> >で、そういうときに確実なのは、電話回線、インスタントメッセンジャー類、
> >http です。音声通話や IM は相手に届いていることがすぐに分かりますし、FAX
> >の場合は電話で念押しすれば確実。http でも、TCP/IP のタイムアウトの時間内
> >にはサーバーに届いたかどうかわかります。
>
> fj.rec.tv の別記事でも書きましたが、
> 大地震発生直後は固定電話回線って役に立たないです。
...
> 固定電話回線自体が生きていても停電している状況下では
> まず使い物になりません。Fax もそうかな。
そうでした。ここのところ私は台風での交通難民ばかり相手にしていたので、
まず物理層から確保しなければいけないケースは想定外でした。
私の上記の記述は、少なくともデータリンク層(という言い方でいいのかな?
どこからどこへデータを配送するか)が無事で、アプリケーション層をどう確立
するかが問題だとか、人間が扱う段階で混乱が起きているというとか、そういう
事態を想定したものでした。
> ページャーについてはよく知らないのですが、
> あれはパソコンが使えないと (= 電気が通ってないと)
> 利用できないんじゃないかな。
ですね。停電しててもノート PC と携帯電話網(Air H゛とか)があれば何とか
なりますが、基本的には通電していて常時接続のある環境用ですね。
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飯嶋 浩光 / でるもんた・いいじま http://www.ht.sakura.ne.jp/~delmonta/
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