Kohさんの<2runr8F1dtqesU1@uni-berlin.de>から
>fj において「営利目的」という概念がどのように扱われてきたかは
><ceqalr$frt$1@film.rlss.okayama-u.ac.jp> に簡潔なまとめがされてます。
>また、上記記事で引用されてる <GJmA9.951@mtak.bsj.com> や
>そこに連なる記事群を読むと
>(http://www.google.co.jp/advanced_group_search?hl=ja から参照可)
>wacky 氏の満足する答えが得られない理由や
>「お前が具体的な基準を提案せよ」と言われる理由がわかるかな。

誰もろくに考えていないし、その場の都合で決めてきたからなのでは?
#元々理念があって決めているわけではないんだよね。
#だから、原理原則を問い質すと怒り出しちゃう。

># 12年も前の議論だが、状況は今でも全くといってよいほど変わってない。

#変わらないわけがないでしょう。

>wacky <wacky@all.at> wrote:
> > 「全体的な目的が非営利であることは個々の行為が非営利であることを保証し
> > ない」ですから。
> > #この考え方に反対する人は殆どいないでしょうし、実際いませんでした。
>
>理屈としては間違ってないんでしょうけど、
>非営利団体がその団体の営利を目的とした行為を告知する記事が投稿され
>それが問題になったケースがないため
>「全体的な目的が非営利なら個々の行為も非営利 *と見做す*」
>という運用で現在までうまくいっていたというのが実状でしょう。

というより、10年以上前となるとfjの人口構成における大学・研究所関係者の
比率が現在よりも格段に高かった為にそのような考えが通っていたということ
なのではないでしょうか。
#まあ、現状以降のfjで求人記事を出すことのメリットなど無きに等しいので
#最早どうでもよいことなのでしょうが…。


>もっとも、組織の運転資金を得る程度なら
>「営利」のうちに入らない行為として扱うのが一般的と思われます。
>この観点では、
>法人構成員に法人の収入から運転資金を引いた残りを分配したり
>財産を還元したりする、
>ひらたくいうと稼げば稼いだだけ待遇に反映されるところまでいって
>初めて「営利」と扱われるわけですから、
>「全体的な目的が非営利なら個々の行為も非営利である」と考えて
>なんら問題はありますまい。

これは一般的に言って甘過ぎると言わざるを得ないでしょう。
というか、この時点で「営利団体が行えば営利と看做す」に逆行しています。
それが基本姿勢であるならば「運転資金以上に稼ぎ、構成員に利益を分配して
いることが明らかでない限り営利行為とはいえない」ということになるはずで
しょう。これは多分、「大学の行為には適用されるが企業の行為には適用され
ない」類のダブルスタンダードなんだと思います。


> > ・人材募集は基本的には営利だが大学は特別
> > ・人材募集は基本的には非営利だが企業は特別
> > のどっち?ってこと。
>
>人材募集自体は営利でも非営利でもなくて、
>「○○をするための人材」を募るかで営利性が決まるんでしょ。

だから、それは「○○さんの言っていることだから正しい」と述べるのと同程
度にオカシナ話でしょ。違います?

そもそも「営利でも非営利でもない行為」なんてのは論理的に在り得ないで
す。「営利も非営利も含まれて一概にどちらとも言えない」のであればそれは
切り分けの基準がイマイチだってことです。そして「大学は良くて企業はダ
メ」なんてのは粗雑かつ乱暴な話です。

よりマシな基準を示すことが出来るわけでもなく、この程度のことしか言えな
いのであれば、いっそのこと大学・企業に言及しない方が良いのでは?
#元々「そんな基準があるわけではない」ようですし、結局は「その事例毎に
#判断する」しかないわけですから。

-- 
wacky