Yasushi Shinjoさんの<YAS.04Sep21013158@kirk.is.tsukuba.ac.jp>から

>In article <4148d243$0$975$44c9b20d@news2.asahi-net.or.jp>
>    wacky <wacky@all.at> writes:
>> 私は別に「世の中に存在しないような概念」についての話をしているのはあり
>> ません。新城氏の言う「そのような人」は新城氏自身を含めてfj上に現実に存
>> 在するわけです。そして私は「そのような人」に「何故そのように考えるので
>> すか?」と問うているわけです。その問いに答えることもなく「想像しろ」っ
>> てのはあまりにもオカシナ対応じゃあありませんか?
>
>いいえ。そういうモデルは、作ろうと思えば簡単に作れるから、オ
>カシナ対応とは思えません。たとえば、こんなモデルでもいいんです。
>
>営利非営利判定(記事)
>{
>    if( 記事が大学による求人(教官の公募)) 
>        return( 非営利 );
>    if( 記事が企業による求人 ) 
>        return( 営利 );
>    ...
>}
>
>こんなコンピュータにでもできそうなくらい簡単に作れるモデルを
>作ろうとしないのは、普通は作りたくないからです。つまり、そう
>いうモデルは確かにその人の頭の中に一旦は構築されてはいるんだ
>けど、それを認めたくないから、モデルの構築が出来なかったこと
>にしているのでしょう。

あの〜。^^;
「モデルを構築できる」と「構築されたモデルの良し悪し」の違いは分かりま
すか?私はそのように構築されたモデルに「正当性が認められない」し「正し
そうなモデルの構築が出来ません」と指摘しているわけです。

ただ単にモデルを構築しさえすればよいのであれば
営利非営利判定(記事)
{
        if( 新城氏による募金 ) 
            return( 非営利 );
        else
            return( 営利 );
}
だって良いわけです。
#こんなのまで「認めろ」と迫っているわけじゃあないでしょ。
要はモデル化能力の問題ではなくモデルの評価の問題なんです。


>人間がもっと高級にやるには、ヘーゲルの弁証法を出すのかなあ。
>wacky さん、弁証法ご存じですか。矛盾も受入れてそれからジャン
>プするような考え方です。

では、矛盾を受け入れた結果、何処へとアウフヘーベンしているのですか?そ
れを言えなきゃただ単に矛盾しているだけですよ。

そもそも「矛盾を矛盾のまま受け入れ」たのでは弁証法にならんです。
たとえば、「丸だ」「四角だ」と言い争っている人達に「君達は茶筒を見てい
るのだ」と教えることは一つの弁証法的解決といえるでしょう。丸かつ四角で
ある存在を提示することで矛盾を解消わけですね。私の求めているのも正しく
それです。


>> 物理法則と社会的ルールを混同してはいけません。
>> 「大学だとOK」というルールが「使える」かどうかは判りませんが、現代に
>> おいては弊害が大きなルールであると言えるでしょう。
>
>私は、弊害を見たことがありません。wacky さん、見たことありま
>すか? 具体的にあげて下さい。つまり、大学発で営利目的の記事
>です。

私は「fj上での求人」自体を見たことがありませんが、仮に大学と企業の求人
が同時期にあったとした時、大学を擁護して企業を排斥する根拠を具体的かつ
明確に述べることが出来ますか?
#出来なければそれが*不公平・不平等・特権・選民主義*といった名称の弊害
#であると言えるでしょう。

-- 
wacky