KGK == Keiji KOSAKAさんの<butmkv$nq5$1@film.rlss.okayama-u.ac.jp>から
>>> 「害を加える」というからには、加える主体が必要ですね。
>>> しかも、この場合の「加える」は、普通、意志を持って行なった行為を指して
>>> 言います。
>
>> 何が普通なのか良く分かりませんが…。^_^;
>
>こういった局面での、「加える」、「与える」、「被らせる」などは、普通、
>意志を持って行なった行為でしょ?

携帯電話の例が端的に示すように否、否、否です。

>> たとえばね、
>> 坂の上に停めた車のハンドブレーキが甘くて動き出し、結果的に誰ぞの家に飛
>> び込んでしまった。なんて場合はそこに「害を加える」意思なんてものは無い
>> よね。
>
>ここまでは桶。
>
>> それでもそこには「被った害」があり「加えられた害」があり、見方を
>> 変えれば「被らせた害」があり「加えた害」があるわけ。呼び方は様々に変
>> わっても現象としては皆同じ物を指しているわけです。違いますか?
>
>「加えられた害」と言えますか?
>「及ぼされた害」なら当然ですが。
>同様に、「加えた害」じゃなくて「及ぼした害」でしょうね。

http://dictionary.goo.ne.jp/search.php?MT=%89%C1%82%A6%82%E9&kind=ej&mode=1&jn.x=32&jn.y=13
加える
(3)ある作用を他に及ぼす。あたえる。
http://dictionary.goo.ne.jp/search.php?MT=%89%C1%82%A6%82%E9&kind=ej&mode=1&jn.x=32&jn.y=13

なんで「及ぼす」と*言い換え*たって構いませんが、だから何?
#最近こういうの多いですね。言い換えただけで答えずに終わっちゃうの。


>>> 天災などを「自然が加えた害」と言えなくはないけど、それは自然を擬人化し
>>> た、比喩的な表現ですね。あまり普通の表現ではない。
>
>> そもそも「加害・被害」を人間に限るのが誤りでしょう。「加害者・被害者」
>> を考え併せれば明らかだと思います。
>
>「加える」というのは、人間もしくは動物の行為に対して言うのが普通でしょ。
>「自然が及ぼした害」ってのが、一番自然な言い回しでしょうね。

「言い回し」を議論しているんならグループが違うよなぁ。^^;
じゃあ、「自然の恵み」なんてのも*不自然でなければならない*ことになっ
ちゃうでしょ。

>>> もし、辞書通りの意味での加害なら、
>>> 
>>>> http://dictionary.goo.ne.jp/search.php?MT=%89%C1%8AQ&kind=ej&mode=1&jn.x=29&jn.y=6
>>>> 【加害】 他に害を加えること。⇔被害
>>>> http://dictionary.goo.ne.jp/search.php?MT=%89%C1%8AQ&kind=ej&mode=1&jn.x=29&jn.y=6
>>> 
>>> ということだから、前述の「加える」のニュアンスを加味すると、故意があっ
>>> たときだけに限定されそうですね。
>
>> 何故、そこから「故意があったときだけに限定」が導かれるのか意味不明。
>
>意志を持って害を及ぼしたのなら故意でしょ?

その「意思を持って害を及ぼした」という思い込みが第一の爆弾でしょ。


>>>>>> それを「向かいの席の携帯電話による加害行為」と言えるのですか?
>>> 
>>> というのは、yes で何の問題もないですね?
>>> その痛みの原因であることには間違いないんだから。
>
>> 客観的論理的に「(携帯電話は)その痛みの原因でないことは明らか」だと思い
>> ますが?
>
>痛みの原因の一つですね。
>まあ、先端恐怖症の人に針先を近づける行為が対象者の恐怖の原因の一つでは
>ないと言い張るんでしたら、話は別ですが。

ああ、なるほどね。
でも、それじゃあ「恣意的な頭痛」の*原因*すら認めることになりますね。

で、「先端恐怖症でないとは断言できない人」に先端を向ける行為は加害なん
ですか?
#加害→痛み→恐怖と用語がクルクル変わってるようだけど…。

ハッキリ言って、その反論は既に「加害とは無関係な話」になっていますね。
全然関係ない話をしていると思います。

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wacky