社会的な許容レベルの話の筈が、何時の間にか個人的重要性に摩り替わってい
るような…。

KGK == Keiji KOSAKAさんの<blmch0$nvb$1@film.rlss.okayama-u.ac.jp>から
>>> 「好み」と「利便」では、必要性が段違いに違います。
>
>> 「(個人的)好み」と「(個人的)利便」における「段違いの必要性」って何ですか?
>
>個人的な必要性が全然違うでしょ?

第一に、具体的にどのように違うのかを説明されたし。「全然違うでしょ」と
言うだけでは話にならない。

第二に、その「個人的な必要性」が今の議論に何のかかわりがあるのでしょう
か?そのようなものが有効となるのは「社会的に問題とならない行為」に限ら
れるのではないかと思いますよ。


>> 値段が高いほど重要だってんなら生活必需品より宝飾類のほうが重要だってこ
>> とになっちゃうよね。
>
>そういうものは、生活必需品や実用品が充分に手に入ったのちに考えるような
>ものですね。

車は生活必需品ではないよなあ。^^;
便利だから「実用品」だってんならヘリコプターだって「実用品」だし。
正直言って、車は上記引用部で言う「そういうもの」の内に入ってると思いま
すよ。100万掛けても安物扱いで、生活に不可欠でも直接利益を生み出すわけ
でもないんだから。


>> 要するに、「他人に迷惑を掛けてでも車で行く」以外にも「実用的な時間内に
>> 会社に行く」方法は複数あるわけです。本人が負うべきコストの負担はより高
>> くなるけどね。
>
>そのコストの変化と迷惑の度合を比べて決めるんでしょ? ふつー。
>で、自動車の場合は、そのコストの変化が半端じゃないことはよくあるし、そ
>ういうことが知られてるから高い許容度を持ってんだよね。

だからといって、「コストの変化が半端じゃない」に該当しない人までが「ど
〜せ区別つかないんだから」と迷惑を掛けて言い訳ではありませんよね。
#ここら辺、自分の排ガスの言い訳に救急車を持ってくるような思考に近い。


>>> それが(Y3によって)迷惑につながらないのであれば、「迷惑の観点からはは許
>>> 容されている」と見てよいでしょう。
>
>> 煙草の煙と自動車の排ガスの両者ともにね。
>
>煙草の場合はY3が大きいので、迷惑につながりやすい。

「Y3. 被害への認識度」なら明らかに排ガスの方が大きいですよ。
#「迷惑」でなく「被害」でしょ。


>>> 自動車は、その重要性の高さが被迷惑者を納得させ、煙草は、その重要性の低
>>> さが被迷惑者を納得させないってことです。
>
>> 「個人的な欲求」に重要性なんかありませんよ。
>
>個人的に重要なこともあれば、個人的に重要でないこともあります。

はいはい。^^;
「個人的な欲求」に*社会的な*重要性なんかありませんよ。


>> 被迷惑者を納得させ得るのは「社会福祉に資すると思われるような自動車の利
>> 用」といったところに限られるでしょう。
>
>自分にとってすげー重要なことをしょーもない理由で禁止されるとすげー困る
>から、他人にとってすげー重要なことによる迷惑はある程度がまんするよね?
>ふつう。

#そ〜ゆ〜のは、「自分はある程度我慢してでも他者を尊重する」を実践して
#いる人が言って初めて重みを持つです。^^;

単なる「臭いが嫌い」とか、根拠なく「癌になりそうな気がして怖い」と感じ
ることがあなたにとっては「すげー重要なこと」だったとしても、他人が*我
慢しなければならない*わけではないです。
社会的に「すげー重要」と認められることが必要。


-- 
wacky