河野真治 @ 琉球大学情報工学です。

fj での発言は自由だよ。でも、それは、匿名の元に特定の個人を
攻撃して良い自由ではないです。そう言うような記事をキャンセル
するのは、言論の自由を守る行為です。

一方で実名で発言する人達に、名指しで fj から出ていけってのは
言論弾圧そのものだね。憲法違反がどっちかは言うまでもないです。

In article <d4p23h$1ipc$1@nntp.tiki.ne.jp>, solsys <solsys@bu.iij4u.or.jp> writes
> 検閲が禁止されるのは、行政(なり電気通信事業者等が)その強大な
> 影響力を行使する事によって、表現等の自由を奪うことを避けるのが
> 基本理念ではないでしょうか。すると、検閲もどきの権限もないような
> 団体が検閲しても憲法違反にはならないということですね。

言論の自由よりも公共の福祉が優先するのは当然です。fj では、
公平なリソース (この場合は、記事の比率か?) 利用は公共の福祉
に相当すると思う。大量の屑記事なんかが言論の自由を主張するこ
とはできない。だから、機械的な基準による3rd party cancel
は検閲ではないです。

それより前に、匿名だからって安心してあんなことやっている方が
危ないと思う。プロバイダやremailerは、結局は、司法の前には、
その利用者の情報を差し出すのだから。大手を振って歩けなくなる
ようなことするなよ。司法でなくても、少なくとも自分の良心は、
自分が何をやっているのか見ているわけだしね。

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Shinji KONO @ Information Engineering, University of the Ryukyus
河野真治 @ 琉球大学工学部情報工学科