佐々木将人@函館 です。

>From:solsys <solsys@bu.iij4u.or.jp>
>Date:2004/03/27 14:25:14 JST
>Message-ID:<c4335q$24im$1@nntp.tiki.ne.jp>
>
>マイクロフィルム化くらいはしてるんでしょうか?

してないと思います。
これまた裁判所に限らないけど
特に裁判所は金も人もない役所
(もっとも人について言えば
 仕事量に比して人がない役所は他にあると思うけど)
だから。

>最近なら、テキストデータそのものを/スキャナで読み
>取って圧縮かけて保存すればかなりスペースは少なくて
>済むと思うんですがね。全部保存できるスペースが
>あるかどうかは分かりませんが...でも、現在大きな
>スペースを占拠しているはずの紙での保存文書をデジ
>タルデータで残せば、当分は大丈夫じゃないかなあ。

その金と人をどこから調達するかって勝負だと思います。
……別の投稿で書いたけど
  民事1審だけで全国で45万件あるのに
  1件平均50枚としても……。

将来的に電子データでことが進むようになると
劇的に変わるかもしれませんが……。

>保存期限の法律というか、文書の保存/廃棄の手続きの法律
>ですね。ないのなら、やっぱりこれが必要だと思ってます。

この点は同意。

>役所の活動そのものとしては文書を保管することに重要性は
>ないと思います(保管しておくことのメリットは国民にある)。

この点も同意
ゆえに

>メリットを享受しない役所側に最初から「文書を残す」という
>観念を求めるのはどうかと思っています。

確かにそうですね。

だけど一方で
アメリカですらきちんと残している
それはやはり「後世に対する説明責任」という観点だと思うのですよ。
その観点が日本にないって点が頭に来ている次第。

とはいえ、その方法論として

>それ
>よりは外部から(法律等で)システム的に縛りを入れ、そこ
>から「観念を植え付けていく」方向が正しいと思っています。

というのに異議は全くなし。

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cal@nn.iij4u.or.jp  佐々木将人
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